馬の背
朝、乗馬をした後、前から行ってみたかった馬の背へと向かった。上の写真がアポイ岳の7合目の先にある「馬の背お花畑」。大きな馬の背に小人になって跨ったみたいだ。
アポイ岳ジオパーク
浦河町の隣町、様似町にアポイ岳ジオパークビジターセンターというのがあって、そこで色々なツアーをやっており、申し込もうと思った時に、非常事態宣言発令で、中止になった。5月のことだ。
いつでも行かれる距離だけに、なかなか行くきっかけがなくて、頭の隅にいつもありながら、今日が初めて。すでに13時だったので、中でこれからでも馬の背まで登って戻ってこられるかを確認して出発。(この顔を出す板がなければ、すごく素敵な建物なのに、残念。中の展示も秀逸だった。)
森林浴
これは気持ちのいい森林浴だなぁと思えたのは5合目までで、ビジターセンターでも5合目の先はかなりきついと聞いていたが、まさかこれ登るの?
ロッククライミング
これは山登りではなくロッククライミング! どこまで続くのか、先が見えないし…。
もうヘロヘロになりながらも、ここで諦めたら馬の背がどんなところか、知らずに下山することになる。もう必死の形相だったと思う。
素晴らしい景色
ようやく到着。
馬の背も素晴らしいが、左を見るとこの景色。日高山脈。
右から後ろを見るとこの景色。海が綺麗!
ちょうど真後ろがこんな感じ。
馬の背の先を40分歩けば頂上だが、もう十分。岩に腰掛けて休んでいたら、頂上から戻ってきた人が一緒にひと休み。頂上だけ林になっていて、何も見えず、景色はここからが一番、とのこと。人気スポットで、花の咲く時期には渋滞するほどだから、こんな天気の日に来られて良かったと話してくれた。私も嬉しい。
しばらく休んで、喉を潤し、馬の背を堪能して、さぁ下山開始。下りる方が怖いなぁ。
慎重に、ほぼカニ歩き。前を向いて歩いたら落ちて行きそう。
途中休憩したここの海と空の境目だろうか。なんか雲海みたいで仙人になった気分。
明日、いや明後日かな、筋肉痛は必至だろうなぁ。
帰り道
下りはやっぱり早くて、13時過ぎに登り始めて、下山したのは16時。都合3時間の登山でした。
ビジターセンターの展示がとても素敵なので、少し見て帰途に。途中、アイヌの伝説がある親子岩のところで車を停めて眺めた。ある時期に夕日が岩の間に沈む夕陽スポットだそうだ。