Super Bowl Sunday
日本はもう月曜だが、米国はまだ日曜日。米国の一大イベント、アメフトのスーパーボールは日本時間の今朝の8:30に始まった。今年はロサンジェルスで開催。ネットでライブで観たが、スタジアムを埋め尽くす観客を見たのはいつぶりだろう(7万とも10万ともする報道あり。マスクをしている人はほぼいなかった)。これが当たり前だったんだよなぁ。開催中のオリンピックも観客、歓声がないのが寂しい。
アメフトはよくわからないし、特に好きなわけではないが、私がスーパーボールで楽しみにしていることがある。スーパーボールのために作るBudweiserのCM。そこに登場するのがクライスデールという種類の馬なのだ。
今年のはこれ。
いつだったか下の英語のニュースを見て、その存在を知った。
Budweiser所有の牧場で育てているクライスデール。この動画によれば、全米で175頭を世話していて、この年生まれる(予定)は43頭で、その内10頭しかCM出演の候補になれないし、一番上の写真にある馬車を引くメンバーになれるのもごく少数。条件があるのだ。馬車を引けるのはオスだけ、そして顔は愛馬と同じBlaze(大流星鼻梁白鼻白)でタテガミと尾は黒、クライスデールの特徴である足の毛の部分、これは4本とも白でなければならない。
その狭き門ぶりをCMにした年もあった。
犬が出てくることも多く、犬好き馬好きにはたまらない。
スーパーボールの時に流れるCMの枠、今年は30秒で約7億円だったとか。Budweiserはそのために何億ものお金を何年もつぎ込んで、毎年作っているCMなのだ。
毎年ストーリーがあって、その撮影のためのトレーニングがすごい。ご興味があれば、こちらも見てみてください。
クライスデールという馬の性格なのか、ハプニングがあってもパニックすることなく、待っていられるこの動画が私的には驚き。エリート馬のなせる技なのか、トレーニングのなせる技なのか。
仕事中もライブをそのまま小さな音で流していた。今年のスーパーボールは地元ロサンジェルスのラムズが勝った。このイベントがあるために、馬が全米の注目を浴びる(BudweiserのCMは1億人以上が視聴)というのがいいなぁ。過去のCMを見直したりして、私のSuper Bowl Sunday (Monday?)が終わった。