雨から一転、晴れ
その昔、東海道53次とかを歩いて旅していて、きつい坂を登った先に急に海が目の前に広がったときは感動したんだろうなぁと、毎朝、牧場へ向かって車を走らせていて、そう思う地点が2ヶ所ある。今住んでいるところは海には近いのに、海は見えないので、なおさらそう思うのかもしれない。
今日は昨日とは打って変わって、素晴らしい天気。あまりにも綺麗で、最初の地点で車を停めて写真(上)を撮ってみた。もう1ヶ所はうまく車を停めるスペースが見つからず、だいぶ坂を下ったところになってしまったが、海がもやで覆われ、その先にアポイ岳(一番高い、ちょっと尖ったところがそうだと思う)が見えて、それはそれは清々しい朝の眺めだった。
馬思い
牧場の横を通ると、愛馬がちょうど放牧されるところだった。お世話をしてくださってるMさん、私の車に気が付いたようで、放牧したばかりの愛馬を集牧して、そのまま乗馬公園の方へ連れて来てくださった。迎えに行った私とちょうど公道のところで会い、引き綱を渡してくれながら、「昨日1日、馬房にいたから、早く放牧してあげようと思ったんだよ」とおっしゃった。いつも感じていることだけど、馬思いの本当に優しい方なんです。私がもっと遅い時間にくるかもしれない、それなら早くに放牧してあげよう、と思ってくださったのだ。もう朝から感謝の気持ちでいっぱいになった。
馬の記憶力
今日の屋内馬場はしーんとしていた。が、昨日、愛馬が怖がった雨水のシミは健在だった。いつものようにウォーミングアップでその場に近づくと、明らかに気にして、何かが飛び出て来るんじゃないか、と腰が引けてる感じになりつつ、止まらず歩きはするものの、ガン見。睨みつけてる感じ。今日はわざと近づけて、大丈夫だと納得してもらおうと、角のギリギリを通った。6周くらい、睨みつけて、7周目でようやく一瞥って感じになり、あとは速歩や駈歩で通ったが、気にする様子はなかった。馬は怖かったこととかをすごくよく覚えているって言うけど、本当にそうなんだなぁ。
そこ?
後ろにたくさん美味しそうな草があると思うけど、まずはそこから食べないといけないんだね。