米国の馬の話
西洋で幸運のアイテムと言われる蹄鉄を使った小物とかで、これはいいなと思ったものになかなか出会わなかったが、これは一目惚れ。
Sunday Morning
CBSというアメリカの放送局のSunday Morningという番組を毎週楽しみに観ている。時差があるので、月曜か火曜の朝に観ている。現地では日曜の朝に放送。日曜の朝にシリアスなニュースは似合わないので、明るい穏やかな気持ちにしてくれるニュースが多く、他のニュース番組と比べて、話す速度もゆっくりめ。
太陽
番組のロゴが太陽なのだが、番組のセクションの区切りごとに、取り上げた話題に関連した太陽のマークを映し出す。今日観た競馬のセクションで使われていたのが上の写真。秀逸。
米国クラシック
ちょうど5月15日がプリークネスステークスだった。日本のクラシック3冠は皐月賞、ダービー、菊花賞だが、米国は1冠目がケンタッキーダービー(今年は5月2日に開催)、2冠目がプリークネスステークス、3冠目がベルモントステークス(6月5日開催予定)。ケンタッキーダービーの勝ち馬がレース後のドラッグテストに引っかかったこともあって、話題になっていたからか、今日見たSunday Morningで競馬の話が出てきた。
引退馬
と言っても引退馬の話で、競馬でダービーを勝った馬でもその後が安泰とはいかないのはどの国も同じのようだ。が、日曜の朝は明るいニュースがモットーだ(と私が勝手に決めつけている)から、引退馬を取り上げても、こんな感じ。私、この人、絶対好き!
マイケル・ブロウエン
元ボストン・グローブ紙で映画評論を書いていて、同僚に誘われて競馬を見てはまり(正確には酒とギャンブルにはまり)、一時は朝5:45に競馬場で馬の世話をする副業をして、家に戻り、シャワーを浴びて9:30にボストン・グローブ紙に出社する2重生活(英語では副業というか、2つの仕事をすることをMoonlightingと言う)をしていたほど。
退職後、Old Friendsと言う引退馬を日本語で言うところの繋養する牧場(スケールが違うなぁとため息)を創設し、その牧場は映像で見ての通り。
氏曰く
最後の方にこう言っている。
How many people in the United States of America wake up every morning and say, "This is great"? The horses tell you to relax, just take it easy, don't worry. Things will work out. (毎朝起きて「これはすごい、素晴らしい」って言える、そういう気持ちで目覚める人がこのアメリカ合衆国に一体何人いる? 馬はリラックスしていいんだよ、気楽にやろうよ、心配いらない、うまく行くさって教えてくれる)
我が意を得たり
同感。同感。もう1つ同感。私も毎朝そう思っている。朝だけじゃなく、ほぼ1日中、そう思っている。仕事をしながら、この仔馬たちの昼寝の姿を見て幸せをかみしめる。This is great.