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久々の外乗と全日本障害Part II

外乗へ

東京で丸3日、終日の仕事をし、その足で羽田空港を夜、発って、新千歳空港内のホテルに宿泊し、翌朝、友人と待ち合わせて、空港から近いリーフで外乗を楽しんだ。

アクセスが良いので、人気があり、なかなか予約が取れないのだが、全日本障害Part IIに合わせて半年以上前に友人が予約してくれ、一緒に2時間の外乗に行った。前日に北海道、特に千歳や札幌は激しい雨で電車が止まったほどだったそうだが、晴れて気持ちのいい朝だった。ただ、足元がぬかるんでいて、駈歩は少なめだった。

こんなところをのんびり歩いたり、速歩や駈歩で走ったりした
途中でもぐもぐタイム。とにかく笹がおいしいようだ

ノーザンホースパークへ

すっかりリフレッシュして、ランチを挟み、ほど近いノーザンホースパーク、つまり全日本障害Part IIの会場へ向かった。この日はフレンドシップとかが行われる日だった。久しぶりにあった友人とおしゃべりしながら歩いていたら、ぬかるんだ土にすべって転んでしまい、泥だらけになってしまった。なんとも恥ずかしい。乗馬の格好のままだったので、まるで落馬したみたいになってしまった。(大会出場者で落馬した人は白の競技用キュロットもジャケットも大変なことになっていた。)

浦河へ

友人が所属する乗馬クラブの先生が出場するので、見たかったのだが、泥でとんでもない姿になってるし、実は来週末に控えた町民乗馬大会の練習が夕方あるため、私だけほとんど何も見ずに浦河に戻った(ノーザンホースパークから130㎞くらい運転しなければならない。2時間はどうしてもかかる)。

乗馬公園へ

町民乗馬大会のコースがすでにできていて、初めてのコース走行をした。正式な大会と違って、こうしてあらかじめコースを練習できるのは本当にありがたい。今回の町民乗馬大会はいつも練習している乗馬公園が会場なので、慣れているものの、愛馬も初めて見る障害にはちょっと驚いていたし、出口に向かう方向の障害では速くなっていた。

再びノーザンホースパークへ

暑いからなのか、試合開始時間が早い! 

16日は試合開始は6:45

家を4:50に出発。中障害C(障害の高さが最高で110㎝)にJRA日高育成牧場の顔見知りが出場するので、そこから観戦。友人とも会場で再会。中障害D(こちらは最高でも100㎝)には友人の乗馬クラブの先生2人が出場するので、こちらも最後まで観戦。予選でなんとか上位で決勝に進みたいと誰もが思う訳で、慎重になりすぎればタイムオーバーになってしまって順位が下がるし、果敢に攻めすぎるとリズムを崩したり、最悪バーを落として減点となり、やはり順位を下げてしまう。いつもの練習通りと思っても、会場にも慣れていないし、コースもその日初めて見る。その問題にどう対処するか、そこも見どころだ。

友人の先生は2人とも決勝進出、JRAの顔見知りの方々も多くが決勝に駒を進めた。明日からは持ち点とかはリセットされ、決勝出場者は誰もが1位を目指せる。楽しみ!

浦河へ

町民乗馬大会が近いので、再び浦河に戻って私も練習だ。全日本のライダーたちを見た興奮もそのままに、コースを走行練習するのは楽しかった。この日は友人も一緒に浦河へ。私の乗馬公園でのレッスンにも付き合ってくれた。あとはいつものお店で友人とおしゃべりしながら、海の幸をたべて大満足の1日だった。

いざ決勝へ

内国産馬という障害の高さが最高で130㎝の競技には知り合いが出場するので、その決勝から観戦。決勝は予選の順位が下のライダーから始まるリバースオーダー。しかし皆が持ち点0で始まる。規定タイム内で障害をすべてクリアすれば、その人たちでジャンプオフが行われる。ジャンプオフ開始時には基本またまた持ち点0で、だれもが1位を狙える。ジャンプオフでも皆がもし障害をクリアしていたら、タイムの早い順で順位が決まるので(この大会では2回目のジャンプオフは無し)、皆、果敢に攻めて障害を斜めに飛んだり小回りしたりして距離を縮めようとするので、はらはらドキドキだった。果敢に攻める分、思わぬところでバーを落としたり、小回りすぎて落馬したり、スピードが速すぎるとこのままでは飛べないと馬が判断して、馬が障害の前でとまってしまったり。でもそんなとき、あきらめずに「ほら行かれるよ」と馬を励まして、踏切もなしにふわっと飛越し、その後また難なくコースを回った人もいて、できないと思うのか、大丈夫と思うのかでずいぶん差が出るんだなぁと思った。諦めないって大切、と思った次第。

高さを感じさせないきれいな飛越

この日も浦河で練習があるため、中障害Cの決勝終了後、慌ただしく浦河へ戻った。中障害Dの決勝は60人以上いて(予選は100人以上)、時間的にきついので、その日帰る友人とも別れて、また130㎞を移動する。後から聞いたところ、友人の先生は2人ともジャンプオフに進んだけれど(それってすごい!)、攻めた分、上位には食い込めなかったそうだ。上位を狙うが、安全に走行してあわよくば、ではなく、攻めて攻めての結果。あっぱれ! その精神が、度胸がすごいなぁ。

さぁ、次は町民乗馬大会だ。


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