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Almost Paradise
夕暮れの風景
6月25日の町民乗馬大会にむけて、愛馬とともにレッスンをしてもらっているため、夕方に乗ることが多くなった。日が長くなって、海沿いの帰り道を運転しながら、空の色がピンクに染まり、きれいだなぁと心奪われる思いがする。
どこか小高い場所から見たいのだが、運転が下手なので、知らない道へ入って行って、新しい場所を発見するような余裕がなく、いつもきまって訪れるのはルピナスの丘だ。今はスイセンの花が咲いているが、季節が移ればルピナスの花が咲いて、とてもきれいな場所だ。
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マゴーネ
先日、イタリア語の方言で「マゴーネ」という言葉があり、「夕日を見るときの胸を締め付けられるような感覚」という意味と知って、世界中に夕日をみて、同じような思いになる人が昔からいて、それを言葉にして今も使っているって素敵だなと、なんか歴史とか世界とつながったような気がした。
マゴーネという言葉を知ったきっかけは、ヴェネチアンガラス作家のドキュメンタリーに知り合いが出演していて、知らせてくれたからだ。この映画、東京で6月9日から公開で、ぜひとも観てみたい。下の写真を見ただけでも、作品の美しさが際立っていると思うのだ。
仕事しながらの風景
仕事机の正面の放牧場には馬の親子が放牧されていて、毎日、仔馬の成長を眺めることができる。仔馬が思いっきり、母馬の回りをぐるぐると走り回る姿は、ママ~、見て、見て、こんなに走れるんだよ~と言っているようで、ほほえましい。可愛くて、つい見てしまう(←仕事にならないから危険)。
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成長するにつれ、母馬からの距離も取れるようになり、段々と仔馬同士、お互いに興味を持ち始める。以前なら、うちの子に近づくな!と他の仔馬を寄せ付けなかった母馬たちも、許容範囲が広がって行く。
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この先、仔馬たちだけで遊んだりするようになる。仔馬の成長は早い。それを日々、眺めることができて幸せだと感じている。
とまぁ、日々、きれいな眺めが見られて、馬にも毎日乗れて、これは天国みたいだなぁと思っているわけです。馬に興味がない人には、全く響かない日常だと思うが、乗馬をしている人にとっては、馬に毎日乗れる、毎日馬が見れる、そしてどこにも行かなくても(遠くまで馬を輸送しなくとも)、町内で乗馬大会が年に2回もあって、それに向けて練習したり、実際に出場することができる、しかもそれがとても安価でできる浦河は素晴らしいところだと思うんです。