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英国馬留学 - クリスマスデモ

土曜日になると、カドリールの練習が行われている。いつも楽しみにして、練習を見学させてもらっている。8名とか10名とかで行うのだが、クリスマスに行うデモの練習なのだそうだ。上の写真はそのデモの告知をするフライヤー。ちょうど私が帰国した翌日に行われるんだなぁ。見られなくて残念。

歯ぎしりしていてもしょうがないから、YouTubeで検索してみたら、過去のクリスマスデモの動画があったので、ここで共有したい。

ここで厩舎作業をしながら、BHSのテストを受けている生徒たちによるカドリール。生徒といっても、年齢も様々で、ここでの作業やらレッスンが大学の単位になっていたり、奨学金を受けて来ていたり、仕事を辞めて一念発起して参加していたり、自分の馬のレッスンを受けつつ、厩舎作業をし、他の馬にも乗っている人がいたり。滞在期間も数か月から数年と幅があるので、日本語の「生徒」という言葉から想像するイメージではない気がするが、ここではstudentと呼ばれている。

下の動画、3:47くらいから演技が始まるので、飛ばしてみると良いと思います。

クリスマスの他に、夏にもデモを行ったと聞いた。だいたい年に2回、練習成果を見せる発表会のような感じでデモを開催。が、一番上のフライヤーを見てもわかるように、有料のイベントだ。食べ物や飲み物も含まれているとはいえ、こんなに見に来る人がいるのがすごいなぁと思う。乗っているのは主に練習馬だから、馬たちにとっても、こんなこともできるんだぜ、俺たちは、的なところもあるのかもしれない。毎日人を乗せる仕事をしている馬にも晴れ舞台があるっていいなぁと思った。いつも自分がうまく動かせない馬がこんな演技ができると知ったら、レッスンを受けている人たちのその後の練習への意気込みが変わって来るのではないかと思うし。

そして何より、校長であるパミーさんの演技が間近で見られる。現在70代だから、下の動画は60代後半のはず。ものすごく楽しそうに乗っている。現在も、毎日のようにレッスンもしているし、新しい馬に高いレベルの馬術を教えたり(つまり、調教)しながら、数頭の騎乗を行っている。そんな中でも、同じ屋内馬場でレッスンを受けている私の近くを通った時、手綱はこうやって持つのよって見せてくれたり、すごく良く見ていて、ちょっとしたアドバイスをしてくれたりする。ただただすごいなぁと感動してみている。

ロンドンで行われるThe London International Horse Showについて、聞いたことがあるが、これもすごいんだろうなぁ。一度見てみたいなぁ。


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