訪問者
家から車で公道へ出る際、右を見た時のこの景色があまりにも美しくて、わざわざ車を降りて、写真を撮った。間もなく雪で白く覆われる日高山脈がオーガンジーのベールでも纏っているかのようだ。しばし眺め、綺麗だなぁとひとりつぶやく。
せっかく綺麗な写真ではじまったのに恐縮だが、今日は虫の話。
わらじむし
最近家の中でよく遭遇するわらじむし。北海道に来るまで、その存在を知らなかった。見た目もサイズも東京でも見かけるダンゴムシ、マルムシそっくりで、風の谷のナウシカのオームのミニミニミニ版みたいな感じ。(わらじ虫は丸まらないらしい)
群れない
単独行動で、ちょっと失礼しますよ、という感じでのそのそ歩いてたりする。どこからともなく出てくる。大抵見て見ぬふりをしているが、あまりにも気になる時は、ティッシュで捉えて外に出す。
名は体を表す
気づかないことも多いのだが、朝になるとお亡くなりなって、カサカサに乾燥し、お腹を上にした姿を見ることも多い。その姿がまさに草鞋(わらじ)のようなのでわらじむしと名付けられたのではないかと思う。
なので、ほぼ毎朝掃除機をかける。踏みたくないからだ。問題は、今いる家はログハウスで床は全てこんな感じ。
ここに1匹だけ死んだわらじむしが写っているのがわかるだろうか? 1匹だけですよ。
この木のふし、黒い点が、たまに全部わらじ虫に見えてしまい、狂ったように掃除機ををかけまくることになる。そんなにはいないのだが。。。
牧草地に囲まれているから、虫は仕方ないし、周りの馬たちのことを思うと、強い殺虫剤は使いたくない。地球は、地面は繋がっているからだ。が、セールスお断りならぬ、わらじお断り、とか張り紙を出したい。どこか訪問者風なのでね。
さてと、写真を撮って気付いちゃった虫を掃除しますか。(現在午後7時過ぎ。本日2度目)
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