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秋の浦河町民乗馬大会
昨日、9月24日は待ちに待った町民乗馬大会だった。楽しみな半分、どきどき心配もありながら、練習を重ね、迎えた大会だ。
今回は低障害(60㎝)にエントリー。前回はクロス障害だったが、低障害だと最初の3つがクロス障害で、残りの7つは垂直障害という上の写真のようなまっすぐな障害になる。
蕁麻疹
この時期、アブはいなくなるのだが、その他もろもろの虫がいて、昼夜放牧をしている愛馬はたくさん虫にさされ、蕁麻疹のようなものが目立つようにり、かゆいのか、あまり走りたくなさそうだったのが大会の4日前だったと思う。
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いつもお世話をしてくれているMさんと相談し、大会まで昼夜放牧をやめて、夜は馬房で過ごさせよう、ということになった。(獣医さんによると、目が腫れたり、鼻が狭まって呼吸が荒くなったら、要注意。でもこれなら様子見とのこと。)
元気回復
馬房で夜を過ごした次の日は、明らかに元気になった。さらに一晩、馬房で過ごした次の日は元気が良すぎた。それが大会前日で、コース走行の練習時、出口に向かう障害で勝手にスピードを上げて走るほどに元気になった。大会に向けたコース走行は他の人がコースを回っている時に止まって待っているし、運動量としてはそんなに多くない。これでは大会当日、元気が良すぎるかもしれないと、大会前夜はまたMさんにお願いして、夜も放牧してもらった。夜も歩き回ってエネルギーを放出しておかないとね。
当日
秋晴れの気持ちの良い天気となった。朝の気温は低めでひんやりしていたが、太陽が高くなるにつれ、結構暑くなった。湿度が低めで、快適ではあるが、日差しが強い。喉がからからに乾いた。
競技
まずは110㎝の障害(17名のエントリー、ジャンプオフあり)、次に100㎝(8名のエントリー、ジャンプオフあり)、90㎝(6名のエントリー)と進んで、低障害。低障害は一般(12名がエントリー)と少年(ポニー以外の馬に乗る3名の小学生)とポニー少年団(ポニーに乗る小学生5名)とに分かれている。その後がクロス障害(何名か忘れた。プログラムがみつからない)で昼休憩、午後はジムカーナや部班があって、そのあとアトラクションという参加チームそれぞれ3名を出して、何か競技をするということだった。
新しいゼッケン
この大会のために、また新しいゼッケンを購入。似合うかな。
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基準タイム
低障害は基準タイムに一番近い人が勝つ方式。障害落下は減点。3反抗で失権というルールだった。この基準タイムはこの日の朝、コースを走行して測定して決まる。だいたい75~80秒になると予想して練習してきたのが、65秒と発表され、昨日までの回り方ではどう考えても遅すぎるので、どこをショートカットするか、指導をしてくれている方と一緒に同じ競技に愛馬に乗って参加する仲間(前回の大会のような前乗り的にオープン参加するのではなく、ここ数か月、暑い中一緒に練習してきたまさに同志!)、つまりチームラムセスで作戦会議をした。さらに競技直前のコース下見で、この作戦をおさらい。よーし、頑張るぞ!
競技
去年の秋の町民乗馬大会で失敗しているので、今回はもっとずっと入念に練習を重ねてきた。それでもまだできないことや直せなかった癖がいっぱいあって、練習しているところを動画に撮ってもらって、後で見ると、がっかりなことばかり。しかし、指導者の方に調教をしてもらっているので、愛馬はものすごく良い状態で、障害にきちんと向けさえすれば必ず飛んでくれる。障害の前で止まってしまうことがないので、ものすごく安心して飛べる。なので、とても楽しい。
ずっと大きく回ってまっすぐ障害に向かう練習をしてきたが、基準タイムに近づけるために急なターンをして障害にむかったりと、昨日までとは違う走行をしなければならない。でも愛馬ならきっと飛んでくれる。そう思ってスタートした。1→2が私的には一番難しくて、案の定、うまく回れなかったが、愛馬はふわっと上に上がって飛んでくれ、さほどタイムロスなく、そのまま駈歩。その後は大きくなりすぎず、でもなるべくまっすぐ障害に向かってひたすら走った(のは愛馬だけどね)。気持ちよかった。ずっと愛馬が鼻歌を歌いながら、障害を飛んでコースを回るスピードとリズムを目指してきたのだが、3つ目の障害以降はそんな感じで回ってこれたと思う。68秒だった。12人中3位だった!
真面目くん
愛馬は三白眼なので、どこを向いているかがとてもわかりやすい。
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練習中は結構カメラを見ていて、後から見て、またカメラを見てる~ということが多いのだが、競技中は別の馬のようにまっすぐ前を向いていた。こんな真面目に走ってくれたんだ(私には馬の顔はみえないからね)、と感動した。
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競技が終わると、馬の手入れがあるので、可愛いポニー少年団の障害競技を見る事はできなかった。残念。
午後のジムカーナにはKちゃんが出るので、スタンドで観戦した。大人の皆さんは結構、力が入って必死の形相(?)で走る中、まだ小学生の彼女は終始楽しそうな笑顔で騎乗していて、見ていて幸せな気持ちになった。子供のころからこんな風に馬に親しめるっていいなぁと思ってみていた。
屋内馬場でのアトラクション競技はジムカーナ的コースを3人でリレーして走ると言われ(誰もどんな競技か、直前までしらなかった)、渋々参加したわりには、ポニー少年団の熱いお父さんたちや若いJRAのいかにも走りそうな人々、仮装するクラブなどに交じって、気づけば必死に走っており、決勝戦に残って、チームラムセスは2位だった!
大いに楽しんだ後は、屋内馬場でのバーベキューだった。コロナ後に浦河に来た私は知らなかったが、毎年恒例だったそうで、コロナ後初めて復活したのが今年。皆でわいわい食べながら、競技の話やら乗馬の話やら馬の話(結局全部、馬の話)をしてとても楽しかった。
(楽しくて、あまり写真を撮ることがなく、写真少な目でした。。。)