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稽留流産の手術の経験

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半年の妊活後、待望の赤ちゃんを授かりました。 嬉しい気持ちでいっぱい… しかし2回目の検診で稽留(けいりゅう)流産の 疑いと診断されました。 結果的に診断は覆らず稽留流産による …
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#妊活

稽留流産①

稽留流産①

つい最近の話です。
稽留流産と診断され、掻爬(そうは)手術を
受けてきました。
その体験を綴っていきます。

稽留流産と診断されて
辛い思いをされている方に
読んでいただけたら幸いです。

まず妊娠がわかったのは生理予定日の翌日。
妊活を始めて半年が経っていました。

妊活がストレスになってきていた
時期だったので
主人に
「2人で過ごす人生もありなのかな?」
と言ってしまっていた時期でした。

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稽留流産②

稽留流産②

1回目の検診(5w2d)では
子宮内に正常に妊娠していることがわかり
まだ赤ちゃんの姿がみえなかったため
2週間後にまた予約をしました。
(胎嚢の大きさ:10.2mm)

次はきっと赤ちゃんが見えて
心拍も確認できるだろう…
そう思っていました。
心拍が確認できたら
両家に報告しようね、と主人とも話しました。

心拍確認ができると流産の確率が
グッと低くなると本で読んだからです。
(15%→5%ほ

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稽留流産③

稽留流産③

診断を受けていろいろと調べました。

流産と診断されたけど無事出産した人
手術を実際受けた人
手術を受けるまでにしたほうがいいこと

ネットでいろいろ調べることは
良いか悪いかはわかりませんが
私が調べてよかったと思ったことは

「手術を受ける直前に
 セカンドオピニオンを受ければよかった
 と後悔した」

とブログに書いている人を見かけたことです。

主治医を疑うわけではないけれど
違う専門医の

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稽留流産④

稽留流産④

「私、もう泣かないから!」

主人にそう宣言しました。

泣いて赤ちゃんが生き返るわけではない。
こうしている間にも、
私と主人との生活は続いている。
仕事もある。
毎日を無駄にしてはいけない。

それは私たち夫婦のところに
一瞬でも来てくれた赤ちゃんのためにも…。

そして
「母親になりたいなら
 強くなくてはいけない!!」
セカンドオピニオンを受けて
私は強くそう思うようになりました。

辛い

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稽留流産⑤

稽留流産⑤

手術当日。

まず主治医から
血液検査と感染症検査の結果が
伝えられました。

特に問題はなかったため
最終エコー検査へ。(8w4d)

赤ちゃんは生きている…
そんな期待はしていませんでした。
もうお別れの準備は
私の中でできていたからです。

主治医からは

・赤ちゃんは見えない
・流産確認
・すでに子宮内出血が始まっている

ここ2、3日、軽い腹痛と赤茶色のおりもの
が出ていたのはそのための

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稽留流産⑥

稽留流産⑥

手術の前処置は
人によっては痛みがないようですが
私は思わず「痛い!!」
と言ってしまう痛みでした。

主治医は説明をしながら
処置をすすめてくれました。
流れは下記のようです。

・膣の消毒をします。
 →消毒液が入っていく感じがします。
・細い管を3回いれます。 
 →恐怖心と実際の痛みを感じ痛かったです。
・脱脂綿をいれます。
 →そのあたりから 
  なぜか生理中のような痛みがきました。

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稽留流産⑦

稽留流産⑦

「それでは、準備しましょう」

2時間後に看護師さんから
声を掛けられました。

前処置が痛かった分
ここから先は全身麻酔だから
きっと大丈夫…
そう考えながら手術室へ。
もう怖くはありませんでした。

それよりも手術前日の夜から
絶飲食だったため
喉はカラカラ、お腹はペコペコでした。

手術台は膣エコー検診と同じものでした。
検診との違いは
・手足を台に固定される
・点滴をしたまま
・足袋を被せ

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稽留流産⑧

稽留流産⑧

「〇〇さん!〇〇さん!」

肩を叩きながら
誰かが私を呼んでいます。

また誰かが肩を叩きながら私を呼んでいます。

「私の名前…呼ばれる…」

なんとなく記憶があります。

頭は覚めているような
でも実際起こっている出来事を
認識できるほど覚めていなくて
身体も動かない
声もだせない…
不思議な感覚でした。

でも耳だけはハッキリ聞こえて
「麻酔の量は通常だったけどね…」
と不思議そうに先生が言

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稽留流産⑨

稽留流産⑨

手術の翌日。

会社には事情を説明し
2日間お休みをいただきました。
そして朝から産婦人科へ行き
術後の経過観察をうけました。

たくさんの妊婦さんが来院し
駐車場では家族の方が
車の中で待っていました。

私はもう妊婦じゃない…

少し寂しくもなりましたが
同時に
「またいつか授かりたい!」
そのような気持ちになりました。

妊娠発覚後すぐから
吐き悪阻でなにも食べられず辛かったこと
家事ができ

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