朝やけ

あれから4ヶ月が経った。

大学病院を出て、すぐ目の前にあるセブンイレブンに　立ち寄る

店の屋根の上には　朝焼けが、、、


朝焼けを　見ること、
今　生きているは、、
当たり前ではない、、、なかった。。。

息子は　今　生きている。。。

まだ、梅雨の明けない朝の風が　少し冷たくて
体が、小さく震えた
私は　まだ　寝巻きのままだった、

真夜中の息子からの　電話を　受けて、、、

暗い夜道を　夢中になって　

主人に　苛立ちながら　車を走らせた。。。

何時間もの時間が　まるで　数分の出来事の様だった、

帰りの道は　まるで　違う世界に　いるような、、、

朝の日差しが　眩しくて

温かかった、

それから　
今日が　何日で　
明日が　何曜日なのか、、、わからなくなった。

息子は　手術を受け　無事　退院し

梅雨は　明け

夏が　訪れ

厳しい　残暑、

そして、秋が訪れ、

もう、今年は　ストーブを　出した。

この　120日の　間に　
私は　仕事を　辞め　
息子は　障害者手帳を　頂き　
主人は　変わらず　忙しく

何も　変わらないように思える　日常が　訪れたが、

ふと、よぎる　不安　恐れに　胸が押しつぶされそうになる

何を　不安に　思うのか
何を　恐れて　いるのか
それを　言葉に　する事が　出来なくて

それでも　
何かを　書き　たくて　
誰かと　繋がり　たくて　
何かを　求めて、

note と　メールの　アイコンを　消したり
名前を　変えたり
時に　詩を　投稿したり、、、

はっきり　しない　
どちらも　決められない
揺れて　戸惑い、

アカウントを　消すことも　考えたが、、、
携帯を　落とし　壊れ　データーが　消えて、、、　

消える　ことは　寂しくて　
自分で　何かを　消すことも　出来なかった。
そんな　勇気も　なかった。

それでも　noteの世界に　戻ってきた。

note の　世界は　今までとは　景色が違う。。。

久しぶりに　訪れた街のように　様変わりしている。

よく立ち寄った店に行っても　席は満杯で　なじみにしていた椅子は無い。。。

今までよりも　大きくなった店の　隅の椅子に座っても　店長の　あの笑顔は無い。。。

きっと、私が　note や　メールの　アイコンを消している間に　

もしかしたら　心配して、、、

コメント欄に　連絡をしてくれていたのかもしれない、、、

本当に、申し訳ない。。。

でも、ありがとう。。。

あなたが　元気で　そこに居てくれて、

生きていれば、そこで、生きていれば、、、

それで、ありがとう。。。

知らぬ間に　不義理をしていたなら、

ごめんね。。。

そして、ありがとう。。。

今日と　いう　今世紀　始まって以来の　1日が　始まる。

私と　いう　今世紀　始まって以来の　私が　いる。

あなたと　いう　今世紀　始まって以来の　あなたが　いる。

共に　今を　生かされている、

ありがとう、、、

ありがとう。。。

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