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努力の方向を見定める。

こんにちは。お疲れ様です。明石奈々です。
今週は「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」を読みました。まさに私に必要な一冊でした。
「より少なく、しかしより良く」をテーマに仕事をしたいと思ったし、大切なものはそんなに多くない。正しい努力ができるように整えたいと思いました。

頑張っているのに成果が出ない

私は今日まで頑張っていなかったわけではないと思います。でも、6期は恥ずかしながら思った成果が出せなかった。株主に約束した目標は果たせたものの、その裏側で持っていたストレッチした目標には手が届かなかった。本当に悔しい。大きな挫折です。でも、私は本当に頑張っていないわけじゃなかった。なんなら、今までで1番頑張った。でもできなかった。
だからなぜできなかったのかを考えました。

それは、頑張り方を間違えていたんだと思います。期待されるもの全てに「YES」と言って、可能性がありそうなものは全て挑戦してきた。頭が良くないから行動数でカバーしてきた成功体験があったので、いつも落ち着きなくいろんなことに挑戦して、そのうちどれかが成功するだろうと思っていた。でもこれは思考停止と一緒でした。
そしてそれは、下記に添付した、この図を見たときに全てに納得が行った。

エッセンシャル思考(奈々は一生懸命書きました。)

これは同じエネルギー量だけど、左側はいろんなことに努力をしていて努力が分散し、どの方向にも少ししか進めない。でも、右側は努力の方向が研ぎ澄まされているから、遠くまで進むことができる。リソースも、資金も、何もかもが足りないスタートアップだからこそ努力の方向は研ぎ澄ませるべきなんだと理解しました。

優先順位4個ってそれ「優先」じゃないわ。

何もかもが足りないからこそ、あれもこれもやらなきゃと週の始まりのOKRでは常に3つか4つ週目標を立ててきました。
(※OKRとは:目標と達成度を測る指標をリンクさせる目標管理手法)
そして、どれも8割のクリアで中途半端でした。それをいつからか8割クリアして、やり抜いていなくても、こんなにたくさんあるから仕方ないよねと心のどこかで思っていました。私は、目標に置く数字を読み誤っていたんだと思う。これを認めるのが死ぬほど嫌だった。だって努力は積み上げてきてるわけだから。積み上げてきたものを否定するのはとても怖い。とはいえ、自分の能力のなさを責め立てる日々をそろそろ終わりにしたいと思います。
優先順位を決めきれず、優先すべき項目が4個あるだなんていう優先順位不在の日々と私は手を切った。10割クリアできる目標を立てて完遂しないと、もはやそれは目標を立てられていないし、自分の力を見誤っている。私に必要なのはあらゆる方向への努力ではなく、仕事の整理整頓、捨てることでした。

やめたことたち

まずPCからLINEを消しました、通知も全て切った。必要な連絡はそんなに多くない。毎日のタスクから「できたらやる」も消した。それは本当はやる必要ない。罪悪感も捨てた。私じゃなくてもできる。むしろ私以外のほうがいい。
私は今、ママになってからの人生を思いっきり楽しむ女性を増やすというミッションの元に生きていて、そのために、まずはつぶれにくくなり体力がついて雇用を安定的に守れる年商1億円を必達目標にしています。あまりに小さな目標だから恥ずかしくて大きな声で言えなかった。100億円までのロードマップを作ってる中で、その1歩すらクリアできずにもがいてきてるんだもの。でもその「小さい」と心の中で思っている目標すら達成していないんだから、ダサい。笑 
達成していないんだから小さいなんて言っちゃダメだよ。笑 
周りの素晴らしい方々からすると確かにミジンコかもしれないけど幸い私の周りにはこのミジンコ目標を笑う人はいなかった。つまり気にしていたのは私だけで、私の心がミジンコだっていう話でした。反省。

できていないことを大声で言う

できていないことは大きな声で言うと、それができる仲間が集まってくる。私たちの問題点、できないこと全てを曝け出すからこそ、あ、そうやって助ければいいんだとわかってもらえる。できないことを言うのは本当はつらい笑 恥ずかしいし、情けなくなる。
でもこのつらい気持ちさえぶん投げようと思う。だって、1番辛いのは目標が達成されないことだ。それ以上につらいことはない。だから私は大声で言う。そして、自分の足りない部分を張り切って埋めていく。

いい意味で全てを疑う

私たちは初めてのことばかりをやっているから、そのプロセスが本当に必要なのか常に疑っていいと思う。その確認は、その作業は、本当に必要か?私の出した指示でさえも、もしかしたらカットできることがあるかもしれない。私は、みんなに自分の失敗はいつでも素直に謝って認める気持ちを持つことを約束しているから、どんどん指摘して欲しい。もっとより少なく、より良い選択があるはずだと思って欲しい。

目指すゴールはひとつだ

私は、ママになってからの人生を思いっきり楽しむ女性をこの日本に溢れさせようと思っている。そのためには、最高に、破滅的にオモシロイいくつものサービスが必要。プレママガイド、MamaLady Box、飲食事業、プロデュース、SNS、立ち上げては任せて、また立ち上げてやっていきたい。
私はママサービスの集合体を作る。なぜならママというのは多種多様で、それぞれの楽しみ方があるから。そしてそれを実現するにはさまざまな楽しみ方ができるサービスが必要。私は体力をつけて自由を手に入れて、面白いサービスの全てを手に入れたい。
でも一つずつに集中しようと思う。まずはプレママガイドを私がいなくても営業部と制作部が稼働できるようにする。
営業部のみんなは、28Pの広告枠を9月までに売り切って欲しい。前回はもっと早かったからできる。
制作部のみんなは、プレママの皆様を徹底的に喜ばせることを念頭に置いて制作に入って欲しい。喜ばせる=それは、情報を削ぎ落として網羅すること。ママは忙しい。だからこそ情報は厳選して欲しい。厳選した上で網羅する、これが私の見つけた現状の最適解です。



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