見出し画像

生き直す〜私は1人ではない〜心に響く言葉

生い立ち!のせいにするな!

高知東生

生き直す〜私は一人ではない〜

を読んだ。

依存性と言うものに興味が有ったから…




4歳上の私の兄は

アルコール中毒で他界している。

私が高校生の時には、もうすでに

断酒会に通っていたと思う。


断酒会に行ったり行かなかったり

するのを見て

「行った方が良いんじゃないの?」

と母に言った。

まだ私は高校生だったので

断酒会がどんな事を

するのかも知らなかったが

なんとなく行った方が良いんじゃないか

ぐらいは私でも分かった。



母はもう行っても無駄!と言い

声をかけることもなく

諦めていたように見えた。



そしてそのまま、お酒は飲み続け

状況は悪化するばかり…


最終的には「もう育てられないと」

親子の縁を切り見放した末に

最期、兄は道端で亡くなっていたらしい。


それを知ったのは随分と後になってから

母ではなく親戚から聞いた。

だから私は兄のお葬式にも行っていない。


子ども心に、なんか母の育て方って

間違ってない?と思ったのも

私が子育てを学ぶ理由となった。


そして、この本のまえがきに書いている

「なんでも生い立ちのせいにするな」

と言われそうですし、

僕自身もかつては

そう批判する1人でしたが、


せいにするのではなく、

考え方の原因をつきとめるのだ

と言われ納得しました。


この言葉、私もすごく納得する。

全て親のせいにする事は出来ない。

自分の人生は自分で切り開ける。

だけど考え方の元は

やはり親子関係だったりすると思う。


だからこそもっと子育てを

伝えて行こうと思っている。


この本に出てくる先生が20年以上前に

息子の発達障害で研究させて欲しいと

ご縁のいただけた病院で、

個人的には、やけに親近感も持った。


自分の人生は自分で切り開けるけど

幼少期の育てられ方は

自分で選ぶことはできないし

とてもとても大切だと思う。


だからこそ

親が子育てを学んで自分の事が大好き!

と思える子どもが増えるように

傷ついた親も

自分に自信が持てる様に(*˘ᗜ˘*).。.:*♡


人は生き直せる

仲間がいれば大丈夫💕



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?