子供と一緒に海外に住むことが決まったら①住居の前に、学校をリサーチ
今回、三度目の海外駐在に帯同することになりました。1度目の駐在は、何が何だかわからないまま、子供も0歳児だったため、夫と会社に言われるがままに、引っ越し準備をして引っ越しました。家も、夫の会社の総務の女性が見つけてきた、会社から徒歩15分の物件に、何の疑問も持たずに住みました。
けれど、今回は3回目。これまでの2回の経験から、どのように駐在生活に向けて準備するべきか、考えていることを書き残しておきたいと思います。
まず、一番最初に気になるのが住居です。住む場所の満足度を上げるというのは、帯同する家族にとって、その国での生活が楽しいものになるかどうかを決める重要な項目です。が、子どもを帯同する場合、特に子どもが幼稚園児、小学生の場合は、幼稚園や小学校のリサーチをはじめにした方がいい気がしています。日本では、比較的家から近い場所にある幼稚園や小学校に行くことが多いですが、海外ではバスに乗って30分や1時間の距離というのも、当たり前だったりします。どこまでの通学時間を許容範囲とするかは各家庭で異なってくると思いますが、さすがに1時間半のバス通学となると長いと思うご家庭も多いのではないでしょか?うちの場合、息子の車酔いがひどく、学校から30分のバス通学が限度だと考えています。以上から、子どもがいる家庭の帯同の場合、住居よりも先に学校を決める方がいいように思います。
では、次に、どのように学校を決めるかです。私の場合、最初に、ネットの学校情報がまとめられている日本語のサイトをチェックしています。いくつかのサイトを見ていると大体メジャーな学校がわかってきます。そこから、その学校のホームページを一つ一つ見ていきます。そうすると、その学校の雰囲気がなんとなく伝わってきます。特に、校長のあいさつは、面倒ではありますが、読んでみると、その学校が何を大切にしているかなどがなんとなくわかってきます。
そこまでした後で、現地に住んでいる子ども帯同されている方にコンタクトをとります。自分がリサーチした情報をもとに、学校のこと(可能であれば、ついでに他のことも)を尋ねます。この時に大切なことは、2名以上の人にコンタクトをとることだと思っています。人は、何かの情報を話すときに、必ずその人の主観が入るため、1人がいい学校だと言っても、たまたま、その人のお子さんには合っただけだったということも考えられるからです。複数人から情報を得ることで、より客観的な意見に近づける気がしています。
以上、駐在が決まったら、まずやることととして、学校のリサーチを上げました。私は、駐在生活が快適なものになるかどうかは、とにかく情報収集にあると思っています。できるだけ、客観的な情報を幅広くとり、自分や家族に合った選択をしていくというのが大事だと思います。