本物に近いおもちゃの大切さとは
おもちゃ屋さんに行くと選びきれないほどたくさんのおもちゃが並んでいます。
実は、人間に備わった機能である味覚、嗅覚、聴覚、視覚、触覚のすべてが本人のその後の人生を左右します。
ですから私がおもちゃを選ぶ時は、より本物に近いものリアルなものを選ぶようにしています。
動物のぬいぐるみも可愛いものです。
しかし、かわいいぬいぐるみと本物の動物は明らかに違います。
ぬいぐるみはかわいいのに実際は怖い動物の事が多く子供が混乱してしまうのです。
ですから二度も同じ事を教えなければならなくなりますので、おもちゃの質をより本物に似ているものに変えましょう。
動物の場合は出来るだけ本物を見に動物園に行きましょう。
何度も同じ動物園に行けば親は飽きてしまいますが、子供にとっては行くたびに新たな発見があり動物の形や特徴だけでなく行動やクセなどどんどん見識が深まります。
本当は野生の方がいいのですが、なかなかそこまでは出来ません。
代わりに動物の普段の生態が写真として載っている動物図鑑や動画を見せてあげてください。
子供は様々な質問をしてきたりもしますが、動物のありのままの姿を理解し、学んでくれます。
図鑑は多感な子供にとって本当に大切な知識の源です。
一つ一つの事が細かく書いてあり、今までに知らなかった動物の習性などを知る事が出来ます。
おもちゃでリアル感の無いものや揃えられないものは図鑑で対応しましょう。
魚などは切り身で売ってあるので本物の魚を見たことがない子供もいると言われている時代です。
本物の情報を得ることで、知識の持つ可能性を広げる事が出来ます。
他にも砂場遊びやアスレチックなど、実際に様々な体験をさせてあげれば子供はたくさんのことに興味を持ってくれるものです。
ママごとでも、葉っぱやお花、砂などを使う事で、肌触りや温度、形など、自然の一部を肌で感じることが出来ます。
もちろん、おもちゃの包丁でも野菜や魚、肉を切るほうがより作業が増えて腕に力もつきますし細かい作業を行うことで手先が器用にもなってくれます。
同時に物の名前も覚えられますし、味や、食感、匂いを理解させてあげる事も出来ます。
触れる食材をリアルなものに変えるとスーパーに行った時にどんどん知識があふれ出てくるようにもなります。
しかも、子供が幼いうちから本物を見せてあげるとかなりのスピードで理解を深めてくれるようになるのです。
家事の延長線上でお手伝いをしたりお料理を手伝ったりと、生きるための本物の知識を学ばせてあげてください。
ママごとでは上手くいくのに実際やってみると失敗ばかり。
それでも楽しい時間となってくれることでしょう。
おもちゃをリアルな物に変えると、また違う新たな興味が出てくるかもしれません。
遊びのついでの教えに図鑑や本物、リアルなおもちゃを使って、生まれながらに備わった理解する機能を呼び覚ましてあげてはいかがでしょうか?
本物に近いおもちゃはとても大切ですね。
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