怒っても学ぶ力は伸びない
子供が問題を解けなくて怒る親がいます。
子供の学ぶ力が見えず、勉強に対する前向きな姿勢が見えなくて怒る親がいます。
これは子供と言う人を自分の思い通りに動かしたい親が、思い通りにならない苛立ちから感情を爆発させて怒るという身勝手な人間の感情に過ぎません。
ことの本質を見れば
・怒る事で問題が解けるようになる
・怒る事で勉強に前向きになってくれる
よくよく考えればそんな都合のいい事などありえないのです。
この場合の問題の本質の解決とは
・問題が解けない原因を追究し対応してあげること
・勉強に前向きになれない原因を取り除き前向きになれるようにしてあげこと
この2つです。
・問題が解けない子供を怒るのではなく、問題が解けるように導く。
・勉強に前向きになれない環境や、出来ない事へのコンプレックスを自信に変えてあげる事
このようにすべての物事に存在する原因を理解し、それに対応する姿勢を親が持てばいいのです。
問題が解けない原因は、ひとつ前の教科の習熟度が足りていない場合が大いにあります。
簡単に言いますと、足し算がようやく解けるようになったばかりの頃に、いきなり引き算を解かせるようなものであって、この場合、教えられて引き算を解けるようになるには相当の時間を要します。
「足し算でプリントの問題を引っかかりなく凄いスピードでスラスラ解けるようにならなければ引き算には進むべきではない」
習熟の徹底、これが私の基本的な考えです。
一瞬で足し算が解けるようになった頭脳は数字の本質を理解し、引き算は教えなくともいつしか勝手に解けるようになるものです。
そして、勉強に前向きになれない原因は環境だけでなく問題の意味が理解出来ない深刻なケースがあります。
もしそれが子供の置かれた環境が問題である場合は、その環境を変えてあげる必要があるのです。
・生活習慣の中で親と一緒に朝からの30分間を学びに使い日常的に勉強に取り組む時間を作る。
・習い事教室に通わせて実際にまわりの子供が学んでいる姿を見せ、子供が自分のやるべき事を自覚させ理解させる。
このように、やる事があたり前だと理解させてあげるのです。
みんなが懸命に勉強に取り組む環境に影響を受けた子供は、次第に勉強する事があたり前の事だと認識し始めてくれますので、勉強に取り組むストレスが次第になくなるものです。
「勉強をやる事があたり前で、やらないと何か気持ち悪い」
子供がこう思えるようになるには、特に幼い頃からの毎日の学びの生活習慣と環境が大切です。
あくまでプレーヤー(選手)は子供であって自分はその選手を導くコーチであると、親であるあなたが自覚することで出来ない子供に怒る事はなくなり、子供が出来ない原因を理解し、子供の問題をスムーズに解決に導く事の出来る名コーチとなれる事でしょう。
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