幼児教育はすべての最高を目指さず最低限の最高を目指す

幼児教育において何もかもの最高点を狙おうと頑張るママさんがおられます。

それはあくまで幼児教育に対する自分の意識レベルが高いだけの話であって、あまり何もかもを全力で進めすぎるとその反動が大きく跳ね返って来てしまい、すべてが台無しになってしまうものです。


どういう事かと言いますと、漢字でパーフェクト、算数で全国1位、英語で全国1位などのようには幼児教育では狙わない方がいいという事です。



最初からいきなり大きな目標を持かかげ、慌てて前に進めてしまえば幼い子供はすべてが身につかなくなります。


とりあえずはじめての幼児教育で、何かしらの凄い結果が欲しいのであれば、まずは慌てないで1つの教科で地域1番を目指してみましょう。


この場合の地域とは、町、市程度の単位のものです。


3歳、4歳、5歳の頃はまだライバルは少なく、順位として何かしらを得ようと思えば、町単位、市単位であれば比較的簡単に取れたりもするものです。


しかしやはり県単位になると幼児教育に前向きで強烈なライバルが存在し、さらには地方単位となりますと近隣の県の3位~5位はどんどん入れ替わるほどの厳しいものです。


そして全国規模になれば、正しい幼児教育法を理解した上で、基礎となる学びの習熟に時間をかけ、そして確実に1つ1つを理解させたうえで臨まなければ全国100位ですら難しいものです。



私の幼児教育法を行なえば、私の考えでは町単位、市単位では1位以外ありえない事ですし、県単位においても1位しかありえません。


もちろんそれは全国単位でも1位しかないわけです。


私は幼少期の学びにおいて最も大切に考えているのが「カリキュラムごとの習熟度」です。


カリキュラム通りにどんどん流していく学習法では幼児は習熟度をあげる事は出来ず、理解度が深まる事もなく、いずれ近い将来のカリキュラムでつまずき混乱してしまいます。


きちんと1つ1つに時間をかけて徹底的に理解させることで、「ある気付き」の時期を過ぎた瞬間に、幼児は極めて高い理解力を示してくれるようになります。


そして、それ以上の結果と言うものは、高い理解力が見え始めた後からおのずとついてくるものです。



いま、幼児教育カリキュラムすべての最高点をめざす事ではなく、今は幼児教育カリキュラムの中のたった1つの最高を目指してください。


それがひらがなであっても、カタカナであっても、数字であっても、暗唱であっても何でもいいのです。


1つの習熟度を徹底的に高めてあげる事が、そこから先に広がる理解力の開花につながります・



・何もかもを求めない。


・すべての最高を目指さない。


・最低限の最高を目指す。



この事は、幼児教育の基本において極めて大切な事なのです。

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