【子連れスペイン③】美食の街サンセバスチャン
天皇即位による令和の10連休を利用したスペイン・フランスへの旅の備忘録、第3弾。
(前回記事)
ついに今回の旅の目的である、スペイン・サンセバスチャンまでやってきました。今回は、2歳児を連れた美食の街でのバル巡り備忘録です。
サンセバスチャンってどんな場所?
人口18万人の小さな街なのに、ミシュラン星付きの店が集まる世界屈指の美食の街。世界のレストラントップ10に入るレストランが2軒、ミシュラン3つ星レストランが3軒、2つ星が2軒、1つ星が4軒もあるそうな。
元々目立った観光資源はありませんでしたが、海の幸・山の幸は豊富でヨーロッパの中でも食の資源の宝庫だったこの地域。その新鮮な食材を使ったピンチョス、ワインを提供している店が密集するようになったそう。まさにバル巡りの聖地!
場所はここ。フランス国境に近い場所です。バルセロナからはLCCを使いました。
サンセバスチャンの位置するエリアは、避暑地としての一面もあり、夏のビーチは観光客で賑わうそうです。
こちらの記事もとても街の雰囲気がわかりやすかったです👏↓
まずは総評から。
さて、単刀直入にサンセバスチャンの感想。
最高でした!!
街は思った以上にリゾート地という印象。5月に行ったので季節もよく、青い空と青い海、新緑もとても美しい季節。主要な歩道は広く歩きやすく、公園なんかも整備されていて街中を歩くだけでとても幸せだった〜。
バルは人気店は大変混雑していて列を作っているものの回転率が高くそこまで待たないんだなというのが意外なポイントでした。
席を自分で確保しないといけない、オーダーも自ら通す必要はあるけれど、基本立ち飲みだしあまり長く1つの店に滞在しないという印象なので飲める、つまめればオッケーというマインドになってくる。
世界中の美食家が大注目している場所ということもあり近年国内メディアにも取り上げられていることから、(令和の10連休を利用される方もおそらく多く)、思った以上に日本人もたくさんいました。
本当に綺麗で、楽園みたいな街だなあと感動。
バルセロナからの行き方
さて、上述のとおり、LCCを使いサンセバスチャン まで早朝に移動しました。サンセバスチャンの空港はこぢんまりとした小さめの空港。地方空港という感じ。
サンセバスチャンの空港から中心地までは結構距離が離れており、メトロなどは走っていないため、移動手段はタクシーかバスのみでした。
我が家だと通常こういう場合、子連れだし…とか理由を付けてタクシーを使いそうなんですが、なぜかこの時はバスを利用し、中心地まで向かいました。(理由は忘れた)
空港のバス停は目印があるし、そもそもたくさん人が並んでいるので迷いませんでした。
このバスが普通の路線バスみたいな感じで結構混むし(立ちだった)、たくさんの場所を経由して30-40分掛けて漸く中心地に辿り着きました。思ったより遠かった。
そして、ホテルに向かうためになんとまたバスを乗り換えて、漸くホテルに到着しました。
宿泊ホテルはこちら!
宿泊はlasala praza hotelというビーチ沿いのリゾートホテルを予約しました(夫が)。
booking comでも9点越えの高得点!もう当然、文句なしのサービス、立地です。主要なバルが密集するエリアから歩いてすぐの好立地でした。景色も最高。
堪能したバルたちはこちら!
ここからはバルの様子を写真で一挙公開。
昼からブラブラし始めて、休憩したり公園立ち寄ったりウィンドウショッピングしながら、夜までバル巡りし続けました。7,8軒行ったかな。勿論、移動は全て徒歩です。
バルホッピングはとにかく最高だった。ワイン好きには必須です。一人旅でもめちゃくちゃ楽しめそうだ。というか、1人で旅行だったらここに来たい。立ち飲みのテーブルで一緒になった人と会話弾むし、長居しないしガヤガヤしてるので、1人でも気兼ねなく入れる。
バスク地方で有名なのが、チャコリ。
バスク地方の地ワインですね。爽やかで軽い飲み口。冷たく冷やされてて、ビール代わりみたいに最初の一杯で飲みました。白ワインが中心だけど、冷たく冷えてて生ハムとかともすごく合いました。
でも肉にはやはり赤ワイン🍷
途中で娘2歳が昼寝に入り、12キロを抱っこしたまま立ち飲みさせていただくことに。腰が崩壊したけど、それでも私の気分は最高だった。
有名店はいくつかあるが、どこに入っても外れは無かった。
2歳を連れた街歩きの様子
サンセバスチャンの街中は公園も充実しており子連れでもたくさんあそばせることができました。
ビーチ沿いの一等地に子供用の公園があるやさしさ・人としての余裕・民度の高さを感じました私。
食べて飲んで、消化のために公園行って遊んで、また飲んでを繰り返した。
上述のとおり意外と日本人の子連れも多かったです。我が家は今回はベビーカー無し抱っこ紐も無しヒップシートのみ持参したけど、小型のベビーカー持ち運んでたり抱っこ紐で歩いてたりとそれぞれの方法で楽しんでおりました。どんな方法でも楽しめればそれぞれでオッケー。
食べ、飲み歩いた幸せな人生だった。
日本のサラリーマン飲み文化も、さくっと1、2杯立ち飲みで飲んでバーホッピングしていくと、帰りたい人は途中でも抜け易くてみんなハッピーかな…とか日本の飲み文化改善にも繋げたい学びでした。
バルがひしめく世界一の美食の街 サンセバスチャン、完。この街に魅せられて、移住するならサンセバスチャン がいいなあって今でも思っています。
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