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待ってみたらやってきた、「学校 行く!」というなはら姉さんの言葉
連日、学校嫌いの、なはら姉さんとのことです。
先日も やっぱり「刑務所みたいな学校、行きたくない」となりました。
朝 ちゃんと起きて 着替えも 準備もできたのにも関わらず、出発する時間になって「行きたくない」となったわけです。
いつものことです、はい。
でも お昼すぎになり 「やっぱり 学校行く~~」と なはら姉さんが言い出し 行って来ました!
それは こんな風に時間をすごした後のことでした・・・
準備できているのに 行きたがらないなはら姉さんに「行ったらいいじゃん、せっかく準備できてるんだしー」と 私が声がけをするも 「やなんだよ~~~」と ぐずぐず・・・
今までの私は「そんなわがまま言わないの!学校は 行くものなんだよ」と押し続けてました。
でも 今は、妹弟の保育園準備を進めながら「私は 学校行ってほしいけどね」と さらっと言うだけにしておきます。
それは 私には ちびっ子たちを保育園に9時までに送っていく、というミッションもあり 忙しいのです。
なので、なはら姉さんの登校時間が過ぎたら、私は 自分のエネルギーと焦点を 保育園の登園に切り替えて 動くことにしています。
今までは「もお~~ 保育園に送っていかなくちゃいけないのに 何してるのよ~~~」という、なはら姉さんへの異常なイライラを抱えていました。
それを手放したので 登園までの時間を ちびっ子たちとも 穏やかにすごせるようになりました。
最近は なはら姉さんが 学校に行かず「一緒に 保育園行く~」というので ちびっ子たちの保育園の送迎に付き合ってもらっています。
なはら姉さんの視点で うちのちびっ子たちの保育園のお部屋の様子や 先生たちの対応の様子を見て 何を感じるかを聞いてみたりしています。
うちでちびっ子の子育てに関わっているなはら姉さんは、子供の視点と 育児者側の視点を持てます。
なので 彼女の将来のためにも、保育園をほんの少し見学するチャンスがあるのも 悪くないかなと思ったり。
そして、ちびっ子を保育園においてきた帰り道 二人でいろいろとお話ができるのです。
いつものように うちに帰ってきて 私は 夕食を作り お洗濯を済ませている間に なはら姉さんは ドリルをやったり お部屋の片づけをしたり 本を読んだりして すごしていました。
我が家は なはら姉さんの小学校の目の前に住んでおり、リビングから見える校庭がみえるのですが
5時間目になったら 校庭に なはら姉さんのクラスが 体育で出てきました。
「あ~~~ Mちゃんだ!Sちゃんも見える!先生 黄色いTシャツかっこいい」
と 何気に私が言ったら
「え?え?え?」
と 窓から顔を出して みんなを見つけて
「Mちゃ~~~~ん!Sちゃーーーーん」
と 家から 元気いっぱい大きな声で みんなを呼んでいました。
そしたら クラスのみんなが こちらを向いて
「何してんのーーー???早く来なよーーーー これから体育だよーーー」
と 呼んでくれました。
学校で 黙って座って つまらない話を聞くのはいやだけど
大好きなお友達がいて 一緒に遊ぶ約束をしたり tik tokの話とかのはしたい・・・
みんなに「おいで~」って言われて スイッチが入り
「やっぱり 行く!今から行ってもいいかな?」
と なはら姉さん。
みんなには 会いたかったんだね~
そこから さくっと準備をして 学校に行きました。
みんなに会うと 恥ずかしがっていたけれど やっぱり みんなが わ~と集まってくれて お話が始まって うれしそうでした。
押すのをやめて 引いてみたら ドアが開いた、って感じでした。
なはら姉さんの学校の利用の仕方が わがままな気もします。
やりたいことだけやって なんて 自由なんだろう・・
我慢のできない子に育っているのかもしれません。
現在の私は こういう生活がいいとは あまり思っていません。
ギャリーは もっと 「とにかく 学校行け~」と言っています。
でも とりあえず 私が 「頑張らない」という挑戦をする気分なので 少しだけ、今ちょっとだけ、なはら姉さんに こういう時間が必要なんじゃないかなと思って ゆるい感じにすることにしています。
私が ゆっくりお話をする時間を持つことができる、ゆるい生活。
それが 彼女の心のケアに必要なのかもしれないと思っているからです。
我が家では 大人側のチームに入れられている彼女の「子供の心」が 取り残されぎみなのかもしれないな、なんて思っています。
こういうスタイルの学生生活が続くのかもしれないし いつか 毎日 楽しんで学校に行く日がくるかもしれない。
それは God only knowsですね。
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