2週間半、学校を休んだなはら姉さんのハッピーエンディング
3学期に入ったら 「別に 学校行かなくてもいいか~」となって ほとんどお休みをしていたなはら姉さん。
自分のタスクで 忙しい私は まあいいか、と 放置していました。
2学期後半は毎日登校していた!!!
学校嫌いななはら姉さんですが、実は 2学期の後半は 毎日 お休みをせずに ちょっとだけでも登校していました。
というのも
「毎日 (少しでも)学校に行ったら (勝手に)クリスマスプレゼントをママからもらえる!」
と 目標?宣言?予言?をしていたのです。
そして クリスマスプレゼントをもらうためだけに 毎日 学校に通っていました。
その振り返りは こちらです。
その目標がなくなったので、3学期は 「もう学校 別に~~」となったわけですね。
お休みの日の過ごし方を工夫!
お休みする日には 家事を手伝ってくれるようになり
・お菓子をつくる
・おうちのお掃除をする
・夜ごはん 一品用意する、などなど
「あした、やることメモ」なるものを作って
与えられている有限の時間を
ちょっとは有効に使おうか~と考えるようにしていました。
そうしないと ゲームをしたり TikTokをぼ~っとみたり(してるように見えて) 無駄(に見えるよう)な時間ばかりで 一日を 過ごしてほしくない、と 私が思ってしまうのです。
そういう無駄に見える時間も 無駄じゃないのかもしれません。
でも それ以外のこともしてほしい、というのが 私の希望です。
そして おうちにいるなら 家のことやって~というも 私の希望で 彼女が嫌がらずに引き受けてくれる家事を 担当してもらっていました。
そして、やることさえ 済ませてくれれば、ゲームや、ほかの楽しいこと、ぼ~~っとすることなどをしてもらっても、私も何も文句は言えません。
ゲームばっかりして過ごした後 本人も 「え~~~もう5時だねーーー」なんて日もあったりして 「何もやらない日だったな~」と思うこともあるようです。
だから こうやって 事前にやることを考えておくことは 本人の頭の整理にもなるようでした。
また 見える化をしたことで、お互いにストレスが減りました。
先生が動き出した!
でも そんな2週間半ののち、担任の先生から ついに「これでは まずいので!!!!」とご連絡が入りました。
まずいと思っているのは 先生だけだったのですが 先生も人間ですから 当然ですよね・・・
というのは 先生は 毎日 お電話をくださり なはら姉さんとお話をして 元気そうな声で話をして 「明日おいでね~」と言ってくださっていました。
そのなはらの元気そうなお話の声から 「明日は きっと来てくれる!」と 先生は期待をしてしまうのですね。
でも その夜 なはら姉さんは 「明日 学校 行かないな~」というので 次の日の朝 私は そのまま「本人が お休みをすると言っております」と伝言をします。
そこで 先生は すごくがっかりされてしまっていたのです。
(まずい、というのは 先生の精神状態だったのかもしれません・・・)
そんなふうに感じていたことを 先生が 正直にお話をしてくださったので 2週間たった金曜日の放課後に 担任の先生に会いに なはら姉さんを 学校に連れて行きました。
なはら姉さんを しっかり受け止めてくださっている担任のS先生は 次週(つまり 今週)の時間割を一緒に見て どの授業を受けるかの作戦会議をして 「来てね~」と話してくれました。
お友達が お手紙をくれる???
そして クラスのお友達が 2週間も来ていない、なはら姉さんを心配して 「お手紙書こうか・・・」と言い出してくださっているお話を 先生がしてくださったそうです。
自分は 好きなように生きているだけなのに クラスのみんなが 心配して お手紙を書いてくれる???
これには 本人にも驚きと 感激があったようでした。
そして それを聞いて 「そうやって思ってくれるお友達に会いたいな」と思えるようになっていったようでした。
学校に行っていなくても 仲良しのお友達が夕方に遊びに来てくれていて 学校とのつながりはなくなっていませんでした。
でも いつも会えるお友達以外のクラスメートにも そろそろ会いたくなっていたのですね。
人が好きな、なはら姉さんらしい感じです。
久しぶりに 登校!
先生の温かいお声がけ(説得)のおかげで、今週は「友達に会いに行く~」と3日間 給食から~みたいなスケジュールで学校を利用させてもらいました!
月曜日 いきなり 4時間目から登校し 張り切って 体育なんかも受けてみたのですが、火曜日 「頭痛い~~」と 体調を崩してしまうという事態に!!
おそらく おうちで のんびりしていたので 体力が落ちていたからだと思います。
先生は きっと「またお休みになってしまった・・・」と不安になっていたことでしょう・・・・
でも 木曜日、金曜日は 先生と作戦会議をした通り 学校に 登校していっていました。
自分で納得した形で、学校を利用するとなると 自分で何時に起きたほうがいいか、とか しっかり考えて 行動できるものですね。
木曜日は 登校直前まで寝てて 慌てて準備になってしまった!と自分で気が付いたみたいで
木曜日の夜には 「もう少し 余裕をもって準備をしたほうがいいよね~」と 自分で振り返りなんかをして 次の日の朝に向けて 考えていたようでした。
(先生には申し訳ないですが)私は 先生との作戦通りに 彼女を登校させようなど 全然動いていないので 今は 完全に彼女が決めて 行動しています。
親が 引くと 子どもが 動く、という法則なのかもしれませんね。
今週は、短い時間でも学校に行き、お友達と楽しい時間が過ごせて、おいしい給食が食べられて、先生との個別授業時間で甘えさせてもらって、心が満たされて帰ってきていたようでした。
あんなに学校が嫌いだと言っていたのに 「学校に行かなければいけない」と言われなくなり、「学校に行かなくちゃいけない」と思わなくなったら 学校に行くことが 以前よりも楽しめるようになったような感じです。
ほんと この子は 幸せな不登校児です。