見出し画像

現金にして手元に戻すまでが資産形成

世の中、資産形成に関する本はたくさんあるし、動画もたくさんある。個人で勉強しようと思えばいくらでもできる。

私のように金融の専門的知識のない人間にとっては、ドルコスト平均法でS&P500やオルカンといった手堅い商品を積み立て投資していく、というのがたぶん一般解。私も投資を始めた時期がよかったものあるが、ほったらかし状態でかなり資産は増えた。

上記の個人でNISA枠等を利用した投資に加えて、企業型の確定拠出年金や会社の退職金、生命保険会社の保険型の商品、妻のiDeco、国債、その他にもいくつか投資しているものがあり、そして65歳からは年金受給も始まる。

ドル資産に偏ってはいるけど適度に分散投資して、それなりにお金は貯めたつもり。だが、さて貯めたはいいけど、これらの商品はいつ・どのように解約して現金化していけばいいのか実はさっぱりわからない。年金もいつからもらうかも決めてない。もっと言うと何歳まで働くかもちゃんと決めてない。

お金を増やすのはあるセオリーがあるけど、取り崩し方は個人の生活スタイルでおそらく最適解が全然異なるはず。

4%ルールみたいなものはあるが、それよりもまずは自分がどんなライフスタイルを送りたいかが決まらない限り、何にも前には進まない。

資産を増やすときよりも、むしろ減らすときに人の生き方が出る気がしている。

若い時から資産を増やす努力はもちろん大事だけれど、それと平行して、人生の後半をどのように過ごしたいかもぼんやりとでいいので考えるのも大事だなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?