先日参加した講座でケア事業(保育や介護職など)は女性の社会進出や超高齢化社会になる日本において必須な仕事なのに、重労働の割に給与が安いということが話題にあった。
これには、昔の日本の暮らしから引き継いでいるものもある。
男性は外で働き、女性は家で家のことや子どもよ世話、親の看病などをして生活する。
大河ドラマでもよくこういう情景あるよね。
でも、女性も外で働くようになると子どもの世話や寝たきりや看病が必要な親はどうなる?となる。
ココで保育士や介護士さんの力が必要になってきた。
ただ、元々は家の中でできていたことだからか?給与は低く設定されている。
そして
『自分の親の介護は無償、他人の親の介護は有償。
自分の子供の世話は無償、他人の子の世話は有償。』
ということが起きてくる。
役割分担として子どもを預けて、介護を任せて仕事をするということがすぐにできる状況であれば、経済を回す上でもいいと思う。
(海外ではそれが当たり前のような気もするな。)
でも、それができない状況の時は?
コロナ禍でクラスに1人でも陽性者が出れば学級閉鎖になり、子どもは家にいなければいけない。
そうなると親は外での仕事を休んで、家にいなければいけなくなる。
在宅でできる仕事であっても、子どもの状況見たりお昼ご飯考えたり作ったり、外で遊ばせたりする中での仕事と、子どもが保育園や学校に行ってる状況での仕事は集中の仕方や疲労度は全く違う。
ましてや、本能として子どもがいるとなかなか仕事モードにもなれない。
(それなのに、メール確認、電話出るの当たり前でしょみたいに催促されるのは、ホントにイライラするー。笑)
家で子どものお世話してる時点で仕事してるんだから、それも評価(というのか微妙だけど)してほしいし、必須なことなのだから配慮してほしい。
『家にいたら子どものお世話するのは当然』みたいな風潮は本当にやめて欲しい。
それも立派な仕事なのだし、自分の子どもだからと仕事にならないわけではない。
専業主婦というけれど、主婦の仕事がどれだけ大変か分かっているのだろうか?と経験したことない人には言いたい。
自分の子どものお世話をしても対価はもらえない。
それ以上のものをもらっている部分もあるのだけど、対価をもらっていないから仕事してないみたいに思う社会は変わって欲しい。
無償=価値がないわけではない。
世の中への怒りみたいになってしまったけれど、世のお母さんは本当にみんなよく頑張っている!!
それを社会の当たり前として認識して欲しい。