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対話を使って楽しく学ぶと深く染み込んでくる。

先週末オンラインでの子育て講演会のお仕事がありました。対象は小中学校のPTA会員さん。

お題は『今を生き抜く力を育む為の自己肯定感の育て方~ペアレント・トレーニングに学ぶ子育てのコツ~』

先に、私なりの答えを言ってしまうと「今」を生き抜く為には、自己肯定感を土台にした『主体性』を育む事が大切。今回の講演会のキーワードは『主体性』と『自己肯定感』

後から聞いたところによると、当日は400人以上の方々が視聴して下さっていたそうです。感謝。


講座が終わって、個人的にも沢山の方から感想を送っていただきました。

当たり前かもしれませんが、それぞれがそれぞれに、それぞれの視点で書かれていた感想。それを読みまた学びを深めた私。


10年に一度社会の状況に合わせて改訂される学習指導要領。今回の改訂では「何を学ぶか」だけではなく「どうやって学ぶか」についても明記されています。

『主体的で対話的で深い学び』

人はただ「聞くだけ」、ただ「見るだけ」ではなく、行動(思考)を伴って学習が成立する、学びが身につくと言われています。

私はこの体験学習のサイクルを回していく学び方が大好きで、普段の保護者向け講演会、専門職向け研修会のお仕事でも、それを意識して進行しています。

勿論今回の子育て講演会でも!

コロナ禍でのオンライン開催。自宅から各自視聴されている皆さんにどうやってこの『対話』に近い状態を作れるかが重要なポイントでした。


講座が終わり。

あるママさんからは「今の現状から将来の事まで分かりやすい説明から始まり、実際にされてる方のお話につながってて、引き込まれているうちに最後に最初の投げかけの答えがあって、あっという間の時間でした。お父さんたちのリアルな様子がすごく印象的でよかったです」

あるパパさんからは「子育ての悪循環、好循環についての説明は、自分に言われているんじゃないかと思うくらいでした。講座中何度も「それそれ!」と夫婦で返事をしていました」

など、内容についての感想をいただきました。


私のことを良く知る大切な友人からは

「トラブルにもドキドキしながらよく対応してたね!分かり易かったよ!」と、私の気持ちに寄り添った労いの感想が。

PTA仲間のパパさんからは

「講演の在り方など今後に繋がる講演だったと思います。コロナが終息して顔を見合わせたPTA活動がしたいです」とご自身の経験から感想を。

お世話になっている校長先生からは

「オンラインでもこれからこども達への声かけをどうすれば良いかが理解でき、やってみよう!と勇気が出ました。こども達の肯定感を高めていきたい!!」と感想を。

素敵な笑顔の保育士の先生からは

「小中学生の保護者さんがこんなにも熱心に子育てについて考えていらっしゃることに感激しました!改めて乳幼児の支援の大切さを実感。保護者とこども達と一緒に歩んでいきたいと強く思いました」


それぞれがそれぞれの立場でこの1時間半の講演会を体験してくれて、私に言葉にのせて伝えて来て下さったあったかい感想。

それを読んではっとする。こんな沢山の気づきがそれぞれにあるなんて!

私は、自分が「これを伝えたい!!」と一方的に、やもすると傲慢に考えていたのではないか!?


1時間半という時間の中で、それぞれがどこの部分に共感し、どこの部分を納得し、どこの部分を「よしやってみよう!」思ったか。

心にどう残るのかは聴き手である相手次第。皆さん次第。

「それぞれ次第」なのを尊重することが、多様性を認め合うことであり、主体的に学ぶことを保障することだったんだ!!


私は講座終了後の感想のやり取りの対話を通して、『主体性』について体験し学ぶ事が出来たのでした。

やっぱり対話は大切だなぁ。。。と、そして対話が出来る相手がいることの幸せを実感し噛みしめる。

視聴していただいた皆さんの誰より主体的に、対話的に学び、深める事が出来た今回の講師の体験。


講演会を準備いただいた役員さんに感謝!!

講演を視聴したいただいた皆さんに感謝!!

いつかあなたと対話出来ることを楽しみに…。

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