私がママ友ゼロのわけ
今から10年程前のお話です。
第一子を妊娠して体調はつわり等で悪かったものの、当時はベビー用品を揃えたり浮かれていました。
私は20代前半で出産していて他の方よりも少し早かったのですが、独身時代からの友人(少ないけど)からもお祝いして貰ったり、当時のSNSであるモバゲーに同時期に出産した人がいたりして、あまり孤独を感じる事もなく楽しく過ごしていました。
元々、友人は気の合う子が少しいればいいと思っているタイプなので、同じ病院に通ってるとか、同じ時期に同じ病院で出産したとかで番号を交換して仲良くしてる人とかを見かけたけど「コミュ強だなぁ」位に思ってました。
1か月検診等の子供関係のスケジュールで「なんだかつるんで検診に来てる人もいるんだな」って感じる事もありましたがこの頃は独身時代、結婚して夫婦でいた頃との生活に慣れる事、子育てにいっぱいいっぱいで何も気にしていませんでした。
子供も少しずつ大きくなり、どんなおもちゃが、どんな遊びが好きなんだろう?児童館で遊ばせたらわかるかな?って考えたのがきっかけで私達親子は児童館に通うようになりました。
これが「ママ友」というものを初めて自覚した瞬間だったと思います。
ふんわり「男の子ですか?」とか「何か月ですか?」みたいな“それ”はかなりアバウトな性格の私にとって最初から苦痛でした。
例えば一昨日まで月齢は3か月だったのに2日後には4か月になっているので…
今までの友人関係だと、間違ったら「違うじゃん、あんたの子もう4か月じゃん。」って言われたり、私から気付いて「あ、4か月だったわ。」みたいなやり取りがあったのにそれが許されないというか撤回出来ない異様な空気を感じました。
今まで似たような人が集まる場所で働き、友人も何か共通点があって仲良くしているのだから同じ時期に出産しただけで気が合う人なんて少ないのかもしれない。そう思いました。
しかし、その後ショッピングモールのキッズスペースでも、近所の公園でも、この摩訶不思議なコミュニケーションが続いたので
もうママ友はいらないな、めんどくさい!!って思いママ友を作らないと心に決めました。