新作追加！「愛の不時着」ジョンヒョク視点から見たヒョンビン作品14選

こんにちは。「愛の不時着」にはまりすぎて現在12巡目。
12回目は英語が話せるわけでもないのに無駄に英語訳で見ています（でも表現の違いがなんとなくわかって面白い）

並走して動画配信サイト(Netflix、AmazonPrimevideo、Ｕ-ＮＥＸＴ、Hulu）で見られる限りのヒョンビン作品を視聴しましたので、ジョンヒョク視点から見た作品評をご紹介します。

※ジョンヒョク指数とは…　優しさ・強さ・聡明さ・身体能力の高さを兼ね備え“不時着的ジョンヒョク”らしさを表す指数。
※サイト、レンタルなどの情報は、2020.7.21現在。
※有料記載のないものは配信サイトの定額料のみ
★の数え方　★→星１つ　✧→星0.5つ　

アルハンブラ宮殿の思い出  （2018） ★★

Netflixで配信　（オリジナル）

ジョンヒョク指数　★
ヒョンビンかっこいい指数　★★
ストーリー性　★★✧
ロマンス度　★★★
泣ける度　noting
総合　★★

神秘的なスペインの古都グラナダを舞台に繰り広げられる、ＶＲゲームミステリー。冒頭、ヒョンビン演じる主人公ジヌがとてつもなく性格が悪く、心が折れそうになるけれど、ヒョンビンのえくぼに寄り切られ、なんだかんだと見てしまいます。。

が、が、（レディー）が、が、VRゲームで戦って死んだ敵役が、延々と亡霊ゾンビとなって現れ、1話につき６回くらい（体感値）血まみれの姿で登場するので、幾度となく挫折しそうに…。ゾンビほんと勘弁してくれ。

終始流れるRPG要素。VRゲームをしていない人から見た主人公がただただ手を振り回すだけの映像も痛々しい。ヒョンビンのブンブン丸。虚しすぎる。。

なんとか完走できたのは、ヒロイン役のパク・シネが健気で可愛いのと、中盤以降ジヌ（ヒョンビン）が改心して優しくなるので、薄氷のようなジョンヒョク感が得られたから。

撮影地も素敵だしストーリーも凝ってるのだけど、色々凝りすぎてこじらせた感。ヒョンビンは存在するだけでカッコいいのに、キュン度はミニマムでした。

リピートもしないと思う。いきなり１０辛ですみません。

ネゴシエーション（2018）★★★★　

  Amazon、UNEXT、dtvなどで有料レンタルか購入(7/22時点）

ジョンヒョク指数　★★✧
ヒョンビンかっこいい指数　★★★★★
ストーリー性　★★★
ロマンス度　noting
泣ける度　★★
総合　★★★★

ヒョンビン初の悪役。凶悪犯の彼なんて見たくない！　しかも有料！　と思っていたけれど、見てみるとかなりオススメ。

ヒールとヒーローの違いこそあれど、容姿端麗頭脳明晰身体能力抜群の要素は変わらず。ジョンヒョクは役柄的に垢抜けないところがあるけれど、同作のミン・テグ（ヒョンビン）は、カッコよさがとうとうと湧き出ています。湧出量、別府温泉超え。

見て！　このゴッドファーザー感！　顔天才ーーーーー！　

不時着でのジョンヒョクの拳銃の打ち方、超絶かっこいいのですが、
本作のクライマックスシーンで、ミン・テグがぶっぱなすシーンはもう、もう、そりゃもう奥さん！　俳優の打ち方ではないんです。体幹が整っていて、ひじの角度とか多分、体の中で力の入れる場所が違うのだと思います。
韓国で”男の中の男”が入隊するという海兵隊。そこで兵役をこなしたヒョンビンならではの凄みを見せつけられました。
100回以上再生して100回以上二ヤつきました。

あ、あまりにも興奮して大切なことを書き忘れていましたが、ユン・セリ演じる交渉人・ソン・イェジンのキャラもハマっています。ユン・セリが持つ強さ誠実さを、本作のハ・チュユンも持っていて、清々しい風が吹き抜けるのです。
あ！　もう一つ忘れていましたが、ユンセリのお兄さん（次男）のパク・ヒョンスも端役で登場していました。

今のところ有料レンタルではありますが、ストーリー性もなかなかで、かなりオススメです。

王宮の夜鬼（2018）　無理　

U-NEXT、AmzonPrime、などで有料レンタルか購入

ジョンヒョク指数　★　（身体能力の高さのみ近似値）
ヒョンビンかっこいい指数　★★　（かっこよかったのかもしれないが、恐ろしすぎて2倍速だったのでほぼ視野に入らず）
ストーリー性　★　（あったのかもしれないが恐ろしすぎて理解できず）
ロマンス度　あるわけnoting
泣ける度　noting
気持ち悪い度　MAX
総合　無理

鬼に噛まれた人間がまた鬼になっていく、という鬼滅の刃的な、狂犬病的な、感染パニックムービー。

こういうの好きな人は、面白いかもしれないのですが、個人的には、もう全力でやめてほしいと思った。

この映画で一番驚いたのは、あの美しいソ・ダン役のソ・ジが、噛まれて鬼になり、白目を剥いて国王に飛びかかるシーン。
国王かじられる！噛みきられる！　ヤメテーーーーー！！！

スマホの小さい画面で見ても、全身の毛が直立不動となり気絶寸前なのに、
こんな人が述べ5000人くらいうようよでてきます。タスケテ―ーーー！！

ヒョンビンとチャンドンゴンの競演も注目されていましたが、どっちもいたっけ？（いやそこまでかっ！）っていうくらい、鬼の白目しか記憶になくて。。。

白目白目白目白目白目白目白目白目白目白目。

King Gnuのヒット曲は？　

とかゆってる場合ではなく、、今のところ(2020.7.21)どのサイトも有料レンタルだと思うので、こういうの好きな方のみ、予告編を見て、ご検討されてはいかがでしょうか。

私はもう一度（間違って）タップしてしまったら、泡を吹いて痙攣すると思います。

スゥインダラーズ（2017）★

 AmazonPrime、Hulu、UNEXTなどで配信　

ジョンヒョク指数　★
ヒョンビンかっこいい指数　★★★★
ストーリー性　★★
ロマンス度　noting
泣ける度　noting
総合　★

作品名通り「詐欺師」のお話し。怜悧な立ち回りで詐欺師をだます詐欺師を演じていて、ジョンヒョクというよりヒョンビンのカッコよさは感じられる映画。

ただ、詐欺とか騙しあいの映画というと、古くは「sting」あと「 Usual Suspects（ユージュアル・サスペクツ）」とか「Oceans11」とか、名作が多いのでストーリー的には、薄っぺらく感じてしまいました。そしてこの話で、ロマンス要素Notingというのもまた楽しみ半減かと…。

またもや辛口となりますが、無料でみられるので、過度な期待をせず軽い気持ちで視聴されるなら、すれすれ吉。というところです。

コンフィデンシャル 共助（2017）★★★★★

 Hulu、dtvで配信、AmazonPrimeは有料レンタル

ジョンヒョク指数　★★★★
ヒョンビンかっこいい指数　★★★★★★
ストーリー性　★★★★★
ロマンス度　★
泣ける度　★★
総合　★★★★★

これはもう間違いなく一番にオススメ！

まぐろ界の大間、素麺界の三輪、あぁ例えがナナメ下すぎる、、、経済界でいうならGafa！　混線してもうよくわかりませんが、とにかくすげー！ということです。

Hulu、dtvに契約されてる方、無料なら今すぐみる価値アリです。私はAmazonprimeで、一度レンタルして数日後、購入してしまいました。

何がそこまでいいかというと、

１．ジョンヒョクとのシンクロ度MAX

韓国ドラマ事情に詳しい、ソウル在住ブロガーmisaさんもオススメされていましたが、ヒョンビン作品の中でジョンヒョクに最も近い設定です。

主人公のイム・チョルリョン(ヒョンビン）が、北朝鮮の人民保安部特殊捜査隊で少佐という役柄。北朝鮮のカーキ色の軍服もそのまま。
家族を殺されたという設定も然り。凶悪犯を追って南朝鮮に行くという設定も然り。頭脳明晰・冷静沈着・身体能力抜群ながら、悲しみを抱え、憂いのある佇まいにもジョンヒョク臭が漂います。

そしてそして、お父さん役で、総政治局長のチョンググファンが、北朝鮮の上官役で登場するのです。ユン・セリのお兄さん(次男）パク・ヒョンスも国家情報院役でちょこっとでてました。
これはもう紛れもなく、ジョンヒョク前夜。孵化寸前のジョンヒョクです！

２．ヒョンビンは東洋のダビデ像！　カッコよさが極点到達！　

ワタクシ、ヒョンビンの頬骨に住みつきたいくらい、ひし形フェイスが好きなのですが、ジョンヒョクの時よりもかなり体を絞っているので、フェイスラインに悶絶しました。2017から2018にかけてのお顔とお体は、東洋のダビデ像と評してまがいもない造作。姿形は、全作の中で№１と推察いたします。

３．ほぼスタントなし！　アクションしてる時の姿が“動く世界遺産”！

不時着4話の最後、ジョンヒョクがバイクでユンセリを助ける名シーンがありましたが、アクションシーンは、コンフィデンシャルに軍配が。

ほぼスタントなしで、全作の90%以上を自身が演じたのだとか。

上体を動かさず走るカレ、紙コップ一つで相手を倒すカレ、屋上からロープで飛び降りるカレetc、etc…（ユンセリがジョンヒョク父の手下に捕獲された時の回想シーンに準えてみました）。

超激しいカーアクションも2回あるのですが、あわやジャッキーチェン超えの命がけのアクション!!　
これはもう動く世界遺産として、ユネスコに申請すべき、いやしようと思っています！（どうやって申請すんのー？？）

ロマンス要素は薄いですが、ジョンヒョクより、ややワイルドで憂いのあるヒョンビンを堪能できる超絶おすすめ作です！　

ジキルとハイドに恋した私（2015）★★✧

 U-NEXT独占配信

ジョンヒョク指数　✧
ヒョンビンかっこいい指数　★★★
ストーリー性　★★✧
ロマンス度　★★★★★
泣ける度　★✧
総合　★★✧

この作品を見るためにU-NEXTを契約しましたが、結論から言って、ヒョンビンの熱烈なファンでなければ、無理して見なくてもいい気がします。

ヒョンビンが、冷徹なソジンと心優しいロビンの2人1役を演じるのですが、ジョンヒョクマニアとしては、ぶっちぎりにかっこいいヒョンビンがみたいワケです。

しかし、ソジンは性格が悪すぎて、ロビンは髪型がカッパ過ぎて、見る気が削がれます。見ようと思ってはやめ、やめようと思っては見てを繰り返してやっとのことで全て視聴することができました。

ジャンル的には、ロマンチックコメディ枠だと思うのですが、コメディ要素も、不時着のほうが洗練されていて断然面白いです。

ヒロイン役のチャン・ハナは、オレンジがかった茶髪。髪が乾燥気味で、声がかすれていて、韓国の木下優樹菜に見えてしまいました。なんか結局どっちにも失礼でごめんなさい。

良いところは、一人二役なので、ヒョンビンが映っている時間が長いこと。不時着も、ずっとジョンヒョクだけ見ていて、他の部分は早送りしていたので（最初は話の流れがわからなかった）。それはまぁ利点です。

また、なぜかスェット着てヨガとかしてるので、あのがっちりボディラインに心を刺される瞬間は多々あります。

ヒョンビンは、演じたことがない役柄というのを優先して、出演作を決めるそうですが、同作と「キルミー・ヒールミー」とで悩み、こちらを選んだのですが、残念ながら、こちらの作品のほうが視聴率が低迷したようです。

ブロガーのMisaさんが、ヒョンビンは、作品選びがちょっと、、とゆっておられましたが、これもまさにそのうちの一つだと思います。

激辛麻婆なコメントですみません。

王の涙　イ・サンの決断（2014）★★

 U-NEXT、dtvで配信

ジョンヒョク指数　★★★
ヒョンビンかっこいい指数　★★★　(背中で★2.5）
ストーリー性　★★
ロマンス度　noting
泣ける度　✧
総合　★★

この映画を一言で言うなら「ヒョンビンの背中」。
背中に始まり背中に終わった作品ではないでしょうか。

実際、この映画のストーリーよりも背中が話題になったことで、次作の「コンフィデンシャル」では、ヒョンビン自身が、上半身を過度に露出するのをやめようと提案したそうです。

で、そもそもですが他国の時代劇って難しいと思います。時代背景の素養がないので、史実上、超有名なこと（フランス革命とか南北戦争とか）以外は、理解しづらく感情移入もできません。

イ・サン（ヒョンビン）の、万能さ、優しさ、誠実さはジョンヒョクと通じるところがあるのですが、バックに流れるストーリーに揺さぶられないのが残念です。

というところで、今回は、ゆず胡椒風味で締めくくります。

レイトオータム（2012）★★✧

 　AmazonPrimeで配信

ジョンヒョク指数　★★✧
ヒョンビンかっこいい指数　★★★★
ストーリー性　★★
ロマンス度　★★★★★
泣ける度　✧
総合　★★✧

ヒョンビンがコールガールの男性版、コールボーイ？ホスト？に扮する作品。

あまり評価もされていないし、話題にもなっていないし、ストーリーの起伏もないけれど、好き嫌いでいうなら、嫌いじゃない感じ。

ホストといっても、新宿におられるようなウエイウエイ系ではなく、話し方も振舞いもすこぶるソフト。そこはジョンヒョクっぽくて微キュン。

ヒョンビンが兵役に行く前の作品なので、兵役帰り後に纏っている凛々しさや、神々しさオーラが全くなく、体つきもつるっとしているのですが、そういう隙、というか丸腰感もチャーミングです。

無料で見られる環境ならば、一度ご覧いただき感想をお聞かせください。って、私はテレビ局のサービスセンターかっ！

シークレットガーデン（2011）★★

　Amazonprime、UNEXT、Hulu、dtvなどで配信

ジョンヒョク指数　noting
ヒョンビンかっこいい指数　★★
ストーリー性　★★★
泣ける度　★✧
ロマンス度　★★★★★
総合　★★

超有名なヒョンビンの第2次ブレイク作。面白いという声が多いし、

「トッケビ」や「太陽の末裔」「パリの恋人」などの、天才脚本家キム・ウンスクが手掛けているだけあって、ストーリーも凝っていると思うのですが、

ジョンヒョク感はゼロでした。なんか、この頃のヒョンビンって、遠藤憲一感がすごいんですよね。

あと、「キムサムスン」の時もそうなのですが、傲慢で俺様系のツンデレキャラは、ジョンヒョクとはほぼ対局にいるので、ジョンヒョクの面影を期待すると完膚なきまでに叩きのめされます。“デレ”モードの時の優しさも、ストレートすぎて、ジョンヒョクの羽毛のような包み込み感とはまるで違うんですよね、、包まれる感、大事。

あと、ジュオン（ヒョンビン）が、身にまとっているよくわからない総ラメのブランドスエットのような洋服と、母役、パクジュングムのファッションが若すぎて痛々しく感じてしまいました。あぁ、またしても、しょっぱい対応ですみません。

一般的には評価の高い作品なので、ヒョンビンのえくぼがあばたにみえてもいい！　全く違う彼も愛したい！　という方は十分楽しめると思います。

あ、最後にソン・イエジンがカメオ出演していました。不時着では愛らしいけれど手練の女優さんという感じでしたが、この頃は瑞々しさ初々しさが光っていました。

愛してる、愛してない（2011）★★★★

Amazonprime、UNEXTで配信

ジョンヒョク指数　★★★
ヒョンビンかっこいい指数　★★★★★★
ストーリー性　★★
泣ける度　★
ロマンス度　★★✧
総合　★★★★

浮気した妻（イム・スジョン）に離婚を要求され、妻が家を出る支度をする一日を描く、ベルリン映画祭出品作品。

これ多分、はっきり好き嫌いが分かれると思うのですが、私は好きでした。

アカデミー賞をとったパラサイトもそうですが、韓国映画の登場人物って、激情型が多いというか、日本人から見ると、「いや、そこまで声はらんでも！」とか、「おい！にーちゃん！　そこで女性を叩くんかいっ！」と突っ込みたくなるような、大仰な演技に驚くのですが、これは本当にうす味京都風。お出汁がい～い塩梅です。
あ、ベルリン映画祭出品だから高級フォン・ド・ヴォーでしょうか。いや、それフランスやん！

大きな展開は無く、最初から最後まで、
ずっーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
雨が降っていて、唯一の山場といえば家に入りこんできた、小さな迷い猫。
山場が天保山（大阪にある日本一標高が低い山）級です。

ストーリーにこそ何の起伏もないのですが、ヒョンビン作品の中で最も山Pに寄ってます。っていや、ジョンヒョクちゃうんかいっ！　となるのですが、個人的には「不時着」もジョンヒョクと山ｐが重なる感じが好きなのです。山Pって、キムタクのような俺様系じゃなくて基本もの静かじゃないですか。そこなんです。そこ。

で、で、で、ジョンヒョクポイントの高スコアがこれ！

きゃーーー！　ドリップコーヒー！！　またいれてくれるのーー♡♡♡

冷蔵庫に寄り添ってこんな絵になる人をいまだかつて見たことがない。
しかもこの後、パスタを作りはじめてしまうのです❤　立ち姿三ツ星★★★

で、この映画で勃発するのが、ヒョンビンの短髪vsロン毛論争です。

多分これで、生中2杯ハイボール2杯日本酒２合はいけそうなのですが（ちゃんぽんかい）

作品別にみると、
短い　　　＞＞＞＞＞＞　　　長い
コンフィデンシャル（短髪）　＞　
不時着（いがぐり）　＞
　ネゴシエーション（ツーブロック）　＞
　愛してる愛してない（ロン毛）
　です。

一般的に女性受けするのは、男性的な短髪か、無難なツーブロックらしいです。
長くなるほど、ソフト感とおされ感がアップ。華奢なヤサ男のイメージもありますが、ヒョンビンの場合は、脱ぐとがっちりなギャップ萌えがたまりません。まぁ、どんな髪方でもかっこいいのですが、個人的には僅差でロン毛に1票。

この映画、邦題　「雨と優しさとロン毛の105分」

でもいいのでは、、と思えてきました。
ダウン100%のようなジョンヒョクの優しさにＫＯされた大人の女性は、ハマる映画かと思います。

雪の女王（2006）★★★★

 U-NEXT、dtvなどで配信

ジョンヒョク指数　★★★✧
ヒョンビンかっこいい指数　★★★★
ストーリー性　★★★
泣ける度　★★★★★
ロマンス度　★★★★★
総合　★★★★

財閥令嬢で難病を抱えるヒロイン、キム・ボラ（ソン・ユリ）と、不遇の過去を持つ天才数学者のハン・テウン（ヒョンビン）の純愛を描く。

一話目、高校生のヒョンビンが度肝をぬく不細工で、昭和の冴えないプロレスラーの様相。

が、2話目から、パーマをかけて、ひげをはやして昔の渋カジ風（今は何風？）に変身。トキメキが押し寄せます。

この作品のジョンヒョク度が高いところは、

①猫背でちょっとあか抜けないところ

②ヒロインを優しく守るボディーガード感

③実は、頭脳明晰で運動神経もよいところ。　です。

難病に犯されたヒロインを「ボラー、ボラー」と呼び続けるハンテウン。

魚か？　さかなクンか？　と思いましたがコロコロと転がるような優しいキラーボイスに完全にやられます。

そして、個人的には不時着の次に号泣しました。母親との愛、友人への思い、そしてボラ～への思い。何よりもハンテウンの心が四万十川のように清らかだからです。

ストーリーはちょっとセカチューっぽく、概ね定番ではあるのですが、わかっていても泣いてしまうと思います。。。

ドラマが始まった当初、ヒロインのソンユリが酷評されていたそうなのですが、冒頭ソンユリが過剰にギャーギャーわめく（そういう役）ので、若干ウザいです。そこは早送りしてください。

！NEW！　百万長者の初恋　(2006)　★

U-NEXTで配信

ジョンヒョク指数　★
ヒョンビンかっこいい指数　★
ストーリー性　★
泣ける度　★
ロマンス度　★★★
総合　★

改めてお伝えする必要もありませんが映画です。
1月にU-NEXTに新しく追加されていたので、鼻息荒く勇んで臨みました。

内容は、
我儘で傲慢な、財閥3世の高校生カン・ジェギョン（ヒョンビン）は、祖父の遺言で、遺産相続のため田舎の高校に転校。そこで出会った純朴なクラス委員長ウナンに恋して変わっていくが、彼女は病に冒されていて…。

という「財閥御曹司・不治の病・純愛」という、2006年当時のオーソドックスな韓流ストーリー。話にあまり起伏がなく、ヒロインの病というフックはありますが、全体的にあっさり感は否めません。

ジェギョンが、ジョンヒョクに熟成されるには、体も佇まいも、まだまだ年月がかかりそう。。

やっぱり、ジョンヒョクはヒョンビンが年齢を重ねてこその、味わいと深みの賜物なのだと納得。

1に発酵。2に発酵。お酒もワインも納豆も熟成期間が重要です。

今回、この映画を見て確信したのが、1990年代後半、韓国のIMF介入後に、
金大中大統領が打ち出した「クール・コリア戦略」の底力。

「コンテンツ振興院」や「大韓貿易投資振興公社（KOTRA）」を設立し、資金を集中。海外市場の獲得支援策も強化し、20年経った今、K-POPや映画、ドラマは世界を席巻しています。

何が言いたいのかというと、やっぱり最近の韓流は超絶に面白い！ということなのです。

韓国最大のコンテンツメーカーがスタジオドラゴンなのですが、
19年に、Netflixがスタジオドラゴンの株を取得してから、Netflixの韓流ドラマ人気も爆進。日本のドラマの海外輸出額は全体で33.1億円(2019年）なのに対し、スタジオドラゴンはなんと１社で約432億円（同年）なのだとか。

さらに、Netflixでは原作の選択から監督や俳優のキャスティングまでAIが人気を予測、プロデューサー役をしている作品があることも有名なお話です。

数ある韓流ドラマをチョイスする時に「Netflix　×　スタジオドラゴン」が一つのメルクマールとなっているのは間違いないかと。

あ、今回うっかり、真面目な話をしてしまいました。

同作は、若い頃のサラッとつるっとしたヒョンビン様に触れたい方はどうぞ。同作のためだけにU-NEXTを契約する必要はないかと思います。またもや辛口でごめんなさい。

そしてもう一つ、先日、ヒョンビンssiの声優をしておられる方とお話しさせていただいたのですが（ナイスミドルです！かっこいいです！）。

この頃のヒョンビンssiとお会いしていたそうで、当時から好青年全開、いいヒトフルスロットルだったそうです。

ラブ♡ジョンヒョク　　ラブ♡ヒョンビン

私の名前はキムサムスン（2005）★

Amazonプライム、 U-NEXT、dtv、Huluなどで配信

ジョンヒョク指数　noting
ヒョンビンかっこいい指数　★
ストーリー性　★★
泣ける度　noting
ロマンス度　★★★★★
総合　★

超有名なヒョンビン第一次ブレイク作品。財閥系の御曹司と、パティシエの女性との恋のお話し。

すみません、すみません、すみません、最初に謝っておきますが、
私はこれは受け付けませんでした。

このドラマが韓国で大ブレイクしたのは、それまでの韓国ドラマのありがちな悲劇や純潔、か弱い女性像から離れ、よりリアルな女性（キムサムスン）を描き共感を呼んだからだそう。人気脚本家のキム・ドウ作で、当時彼女も30代独身だったそうです。

でも、主役の女性がぼりぼりお腹をかいたり、トイレの中の描写があったり、相手役のヒョン・ジノン(ヒョンビン）が乱暴だったり強引すぎたりするのが、ちょっと、、、。

さらに、ヒロインのキム・ソナ（写真左）より、元カノのチョン・リョオン(左から３番目）のほうが断然かわいいし、ダニエル・ヘリー（右）も超かっこいいので、主役を差置き、うっかり準主役に心を奪われそうになったのも塩ポイントでした。

とりあえず、
隊長！ここにジョンヒョクはいません！　というご報告をして終わります。

アイルランド（2004）★　

Amazonプライムで配信

ジョンヒョク指数　★★★
ヒョンビンかっこいい指数　★★✧
ストーリー性　★★
ロマンス度　★★★★
泣ける度　★★
総合　★

「梨泰院クラス」が、韓流半沢直樹ならば、
こちらは「アイルランド」だけど、韓流東京ラブストーリー（国名がカオス）。

冒頭、IRAのテロから始まり社会派ドラマかと思いきや、その後は、2組のカップルが、のんべんだらりと行ったり来たり（すみません）。

ただジョンヒョクっぽいところはあって、主人公グク(ヒョンビン）の職業がボディガード。というところと、奥さんジュンア（イ・ナヨン）が、別の男性に心を奪われているのに、グクがひたすら奥さんを思い続けるところ。

しかし、右側の二人、女性のヒモ役、キム・ミンジュン(男）と、AV女優役のキムミンジョン(女・名前が似すぎててややこしい）のキャラ設定がアホすぎて謎すぎて、加えて言うなら二人のセリフ訳もイケてなくて、何が言いたいのか結局わかりませんでした。

嗚呼、結局、塩辛みたいな終わりかたでごめんなさい。

ご精読ありがとうございました。また、動画配信サイトに新しいヒョンビン作品がでたらレポートを追加しようと思います。