人生の充実を求め、自分を振り返る②
具体的に自身の内部環境を見つめ、画像にあるように「強み」を掘り出してみた。
大した強みなどないが、強み同士を結び付けることにより、ビジネスが生まれるのではという着想を得た。ビッグビジネスにはなるとはとても思えないが、ニッチなニーズに応える人間味あふれるビジネスになるかもしれないと思った。
私には「声」「英語」「ビジネススクールで学んだ経験と知識」がある。「声」から派生する強みとして、「朗読」および「舞台上演をした経験」がある。そこに英語を結び付ければ「英語朗読」となる。当然ながら、経験の周りには、ともに上演をした仲間という「人脈」もついてくる。ビジネススクールでは、事業計画案をゼロから作成している。
そこから「読み手」と「聞き手」を結び付けるマッチングサイトを創り出し、運営するというビジネスの種が生まれる。人々は誰しもストーリーを求める。自分が好きな小説や物語、詩や先人の言葉があるだろう。その言葉を自分好みの声や表現力を持つ声優・俳優に読んでもらいたいという想いがあるのではないか。必ずしもプロの俳優でなくてもかまわない。そんな思いを叶えるマッチングサイトはどうだろう。
「読み手」は登録制にする。自身のキャリアとサンプルボイスを搭載できる。希望価格も本人に決めさせ、表示させればよい。「声」というスキルに特化して、スキルの売買をするマッチングサイトである。
AIで自動読み上げも可能だろうが、人間の温かみ、感情の微妙な襞(ひだ)も、まだ人間の心に訴求力の有る武器である。
この世の中にあなただけのために収録された声の作品なんて、素敵ではないか。すこし、このアイディアを深堀してみよう。私に失うものはないはずだ。