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Maker Faire Tokyo 2023

様々なご縁でこのイベントを知り、初参加してきました。

入場した正面に「Make」

今回の目的は二つのブースを目的としていました。
一つは「技術教室グループ」、もう一つは「micro:bit champion Friends」。
他にも、食いしん坊の私がお昼ご飯を食べるのを忘れるくらいに、刺激的な展示が多くて…
以下にほんの一部だけ紹介します。
ちなみに記事の順番は訪問&撮影順です。他意はありません。ご理解いただければと思います。



技術教室グループ

全国から集った中学校技術科教員による、モノづくり発信 from Maker Faire Tokyo 2023

川俣純さん:モノづくりの将来を拓く「視点」「思考」「技術」の育成

川俣純さん:質問に丁寧に解説

facebook に技術教室グループを設立して、一校一人で孤立しがちな全国の技術科教員をつなげられています。

ハイブリッド授業でモニター(二次元)越しに変わる存在感!

さみしくないもん(β版)
コチラが児童席に「座る」のです!
「さみしくないもん」の足元

ハイブリッド授業(教室で通常授業 + オンライン参加)でも、モニター越しに対話は勿論できます。ですが、こうやって具体物として他児童の視界に入っていることも大切なことなのかと考えさせられました。
視覚による情報収集力は、人にとってとても大きなことですから。

obniz(オブナイズ)

ロボットの前後進 & パペットの前後左右への動作
パペットの足元

恥ずかしながら、参加するまで obniz のことを知りませんでした。ですが、このサイズで様々なことができるようです。以下に ChatGPT に尋ねた結果を記します↓

obnizデバイスでは、複数の接続と操作を行うことが可能であり、これにはいくつかの方法があります。以下にいくつかの例を示します。

  1. 複数のプログラム接続:

    • 1つのobnizデバイスに対して、最大5プログラムまで同時に動かすことができます。これにより、PCやスマートフォンなどの異なる端末からobnizデバイスに同時に接続することが可能です【7†(source)】。

  2. 複数のobnizデバイスの管理:

    • 複数のobnizデバイスを一つのコードで管理する方法があります。例として、1つ目のobnizで5秒間カウントを行い、2つ目のobnizで5秒後にブザーを鳴らす仕組みを作成することができます【20†(source)】。また、一つのコードで複数のobnizデバイスを同時に操作することも可能で、これにより同じタイミングで複数のデバイスを制御することができます【21†(source)】。

  3. ローカル接続とクラウド接続:

    • obniz.jsを利用して、ローカル接続とクラウド接続を同時に行うことができます。ローカル接続が存在する場合、obniz.jsがデバイスに接続を確立すると、ターゲットデバイスはローカル接続経由でのみデータを送信します。他の接続されたobniz.jsはデータを送信することはできますが、デバイスからデータを受信することはできません。データを受信するには、`local_connect: false`を全てのobniz.jsに指定する必要があります【14†(source)】。

これらの例から、obnizデバイスは非常に柔軟で多様な接続と操作が可能であり、複雑なシステムの構築と制御をサポートすることができることが分かります。また、これらの機能はobnizのAPIとライブラリを利用して実装されており、開発者はこれらのリソースを利用してカスタムの接続と操作を実現することができます。

ピタゴラスの定理理解を進めるキット(¥100-)

完成させたら写真を入れ替えます


micro:bit champion friends

イギリス国営放送BBCが開発したマイコンボードのブースです。プログラミング教育がスタートして数年が経った今では、micro:bit の名前は随分と認知されていると思っています。
初心者が取り組みやすい扱い方から、随分とマニアックで(褒め言葉で)変態的な扱い方まで、幅広く応用の効く教材だと考えています。
こちらは、普段からとことんお世話になっている方々が出店されるということで、のぞいてみました。

星野尚さん:マイクラビット(教育版 Micecraft を micro:bit で操作)

星野尚さん:micra:bit (マイクラビット)の体験会
実際の様子(←動画:保護者の許可を取っています)

Minecraft 内の make code の実行を micro:bit の A B ボタンで操作するというもの。しかも micro:bit の2個づかい。それぞれボタンの組み合わせで6通りの操作が可能です。
今回は、多くの動物を生み出した後、その動物がフィールド上に散らばってで散歩しているのを、一気に自分の座標に集合させなどでした。
子供たちは「えっ、なんで!?どうやるの?」と。星野先生は目を細めて優しく解説。こりゃぁ、子供たち、虜になるよなぁ、と温かな雰囲気に幸せな気分のお裾分け。ありがとうございました!

村上武士さん:ネオピクセルパネル & センサー宝箱

ネオピクセルパネルのドットお絵描き & ファミコン世代必見のセンサー宝箱
宝箱を開けると「ゼ◯ダの伝説」の「秘密の入り口」の効果音が!
明暗センサーとmp3の利用

個人的にはネオピクセルパネルのドットお絵描きがとても気になりました。ですが、音がお客さんに与えるインパクトの方が大きかったようです。
ブースに来た子供が宝箱を開け、効果音「秘密の入り口」(←動画)が流れると、子供が宝箱を開けると後ろに控えた初代ファミコン世代と思しきお父さんの方が反応が大きい( ̄▽ ̄)(わかりますよ、その気持ち)
村上さん曰く、初日(14日)は会場のザワザワ音が大きくて、音の聞こえが小さかったそうで、大音量に変更されたとのこと。さすがです👏

岩野敦子さん: micro:bit × 各種センサー & 光のアウトプット

UVセンサーやアルコール感知などなど
イルミネーションボード(操作ボタン・電池ボックス付き) 型番:TFW-IL1

今回、Maker Faire Tokyo 2023 にお誘いくださった恩人です。
同世代で新しいことにチャレンジしておられる姿に、ただ、ひたすらに尊敬しています。岩野さんとは Micorosoft 認定教育イノベーター & Type_T でご一緒することが多くなり、学び合いの同志のお一人です。これからも高め合っていきたいです。

Scratch Home Project:Scratchトースター

「甘味 ✖️ STEAM」の救世主✨

Scratchの横にトースター

ちょうど上の小見出しのことができないかなぁ、と考えていました。そんな時に、Scratch × トースターの画期的な発明が!Panasonicさんからです。
肢体不自由、全盲、様々な障害種の生徒も、言葉の命令で調理時間や条件をを制御できるし、なんて素晴らし取組なのか、と。

Scratch事例1
Scratch事例2

このような形で料理ができるなんて、なんて楽しのだろうとワクワクしてしまいました!
ご担当者の方も、実機の貸し出し&講習会などにも応じていただけるとのことで、取り組んでみたいと強く感じました!
皆さんもいかがですか?
以下、参考リンク↓
Scratch Home Oroject  ロボスタ

SchooMy(スクーミー)

細かなアイディアにを形に変える開発にピカイチ❣️

自分の考えたアクチュエーターの開発のために
細かな「したいこと」にフィットする開発環境

説明を聞くのに没頭しすぎて、細かな操作時の写真がない😭
説明を受けている横には、開発されたデモ用ゲームで嬉々として遊んでいる子供たちが🎮✨
また代表には、貴重な方に引き合わせて頂くなど、とにかくフットワークの軽やかな、可能性に満ちた柔らかな開発チームの塊に感じました。
SchooMy(公式)

T Fab × Works

エプロン姿がトレードマーク 名物社長「高松さん」

ひだりー💕と高松さん(手びねりプラスチック

教員の授業を通して子どもたちの未来を考えていらっしゃる高松さん💘
もう、笑顔にメロメロです🤣

AkaDako 多様化するユーザーの希望にフィットさせた教材群

とってもコンパクト!価格もお求めやすく!!

AkaDakoシリーズの「New Face」の発表もありました!
この子こそ、名は体を表す、の通りのシルエット!
メカ感を残し、愛らしさはプチup!これを使ったワークショップが楽しみです!

@ち〜む:twinHAM WHEELCHAIR

特別支援の視点から軽さに注目
本日(15日)展示は10月14日完成したVer.4だそうです
1:車椅子のハンドリムに両手で持っている所をハメます
2:駆動部です
3:将来的にはこの背面部分も上の1に組み込みたいそうです
実際の装着の様子

コチラの仕様詳細はまだ最終決定ではないので、現段階の改良中の数値を伺うことができました。
使用者の体重:100Kg
キットの重量:未計測(10/14完成のため)
稼働可能時間:未計測
上の未計測のところはまたお知らせ頂けるとの事でした。(感謝)

電動車椅子は重いタイプでは100㌔位します。

以下、ChatGPTの回答による重さの概要説明です↓
電動車椅子の重さは、そのタイプや製造メーカー、材質によって異なります。以下に、いくつかの異なる電動車椅子タイプの重さの例を示します。

  1. ハンドルタイプの電動車椅子: これは重いタイプであり、重量は約100kg程度であるとされています【15†(Move Chair)】。

  2. 電動ユニット装着タイプ: 通常の車椅子の重さが12kg前後で、バッテリーが20kg程度であるとされています【15†(Move Chair)】。

  3. 軽量装着ユニット: このタイプの電動車椅子はフレーム付で22~30kg程度の重さであり、大人1人の力で持ち上げることが可能です【16†(Yamaha)】。

  4. 特定のモデルの電動車椅子: 例えば、ヤマハのJWアクティブ PLUS+モデルはバッテリーを含まないで27.4kgです【17†(Yamaha)】。また、WHILLのModel C/CK/C2/CK2は、シートが約12.2kg、メインボディが約19.4kg、ドライブベースが約17.6kg、バッテリーが約2.7kgです【18†(WHILL)】。

これらの情報を総合すると、電動車椅子の重さは、製品やタイプによって大きく異なり、軽量タイプから重量タイプまで幅広い範囲にわたっています。

車椅子利用者が体力に自信がなくても、外の世界を楽しめたらいいなぁ、と可能性を感じた製品でした。

Sony:SPRESENSE


「SPRESENSE™ と micro-ROSではじめるSLAMとNavigation」の説明を受けました。(20分予定でしたが50分以上の熱のこもった説明会でした)

「SORA-Q」の頭脳(と言っていいのかな?)

とにかく消費電力が少なくて済む!そうです < 月面探査のため

「SORA-Q」(公式)(タカラトミーさんのHPへの模型へのリンク)とは、SONY、タカラトミー、JAXA、同志社大学が共同開発した大人の握り拳くらいの大きさの月面調査ロボットです。
私にとって、一番興味を持てたのが、おもちゃメーカーが開発に関わっているということです。子供の頃に憧れたロボット模型の変形技術が、月面ロボットに活かされているのです。月面まで運ぶ時のコンパクトさ、調査時に必要な形態へトランスフォームするギミックのシンプルな設計。偶然テレビで特集を見て知っていたので、興味深く60枚近くのパワポ説明を聞くことができました!とても感動しました。(説明はロボットでなく、CPUとアクチュエーターのことでしたが)

以下、Bardによる「SORA-Q」の補足説明↓
SONY、タカラトミー、JAXA、同志社大学が共同開発した月面調査ロボット「SORA-Q」は、直径約80mm、質量約250gの超小型変形ロボットです。月面の低重力環境下での超小型ロボットの探査技術の実証を目的としています。
SORA-Qは、月面に着陸後、瞬時に球体が左右に拡張変形し、月面を走行します。走行モードは、バタフライ走行とクロール走行の2種類があり、平地だけでなく傾斜地なども走行可能な登坂性能を有しています。また、前後に搭載された2つのカメラで月面の画像を撮影し、地球に送信することができます。
SORA-Qは、JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載され、2023年8月以降に打ち上げられる予定です。SLIMは、月面への高精度着陸技術の実証を目的とした探査機で、SORA-Qの搭載により、月面での超小型ロボットの探査技術の実証が可能となります。
SORA-Qの具体的な技術や性能は以下の通りです。

  • 形状:直径約80mm、質量約250gの球形

  • 変形:月面に着陸後、瞬時に球体が左右に拡張変形し、月面を走行する

  • 走行モード:バタフライ走行、クロール走行

  • 登坂性能:平地だけでなく傾斜地なども走行可能

  • カメラ:前後に2つ搭載、月面の画像を撮影

SORA-Qの開発は、月面探査の新たな可能性を拓くための重要な取り組みです。SORA-Qの成功は、将来の月面探査に不可欠な超小型ロボットの技術開発に大きく貢献すると考えられます。

Backwards Brain Bicycle

これはもう、自分の情けない姿をご覧ください( ̄▽ ̄)
ただひたすら57秒まごついている動画です。臆病者だと笑ってください(笑
開発者の方曰く、乗れるまでに2ヶ月かかり、そのあとは普通の自転車に乗れなくなるのだとか…
これは出品場所はイグノーベル賞の方ではと思いながらも、似たような実験を鏡を使ったゴーグルで普通の自転車に乗る映像を見たことがあるので、新しいモノでもないしなぁ、とギアを使ったものづくりの出品だと自己解決しました。

他にもたっくさん興味深いものが山盛り

時間が許せば、コチラに書き足していきます…

興味関心のツボは人それぞれだと思います。
ぜひ、皆さんも次回の参加をお勧めいたします!

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