「怒ったら負け」な話。
こんばんは!本日もお疲れさまです!みなさん如何お過ごしでしょうか?
今日は顔の表情、特に「怒り」の表情について話していきたいと思います。
私はよく自分の感情が顔に出てしまうタイプの人間です。
顔に表情が出やすいのは得なのでしょうか?損なのでしょうか?
感情が顔に出てしまう時とは?
人は思いがけない出来事に遭遇すると、どうしても感情が態度や顔に出てしまう生き物です。極稀にどんな状況でも表情を変えない、いわゆる「ポーカーフェイス」ってひともいますね。
もともとある程度の予測が立っていれば、心の準備を整えることができるのでビックリして「ドキドキ!」することも無く感情が態度や顔に出ることもないでしょう。
最近ではドッキリやサプライズといった出来事を嫌う人も増えているそうです。そういったビックリ要素は、遭遇した時にこころが「ドキドキする」のが「しんどい」のだそうです。
だから、あえて「ネタバレ」をして事前に調べていく人が増えているとのことです。例えば映画の結末を先に調べてから観賞するとか、サプライズプレゼントなのに事前に何が欲しいかを相手に聞いてしまうとかです。
ちょっと話がズレましたが、感情が抑えられず表に出てしまうのは自分が想定していなかった出来事が不意に発生した場合に出てきてしまうことがほとんどです。
突然の出来事で自分を抑制できないと感情はダダ漏れ状態になります。感情の種類も喜怒哀楽いろいろなパターンがありますが、人として一番厄介なのが怒りの感情でしょう。
怒りの感情は周りも巻き込むことになる。
突然、自分が想定していなかった事態に巻き込まれると人は自制心を失い冷静な判断をしないまま結論を出すことがある。
定着した印象を鵜呑みにして判断するのは危険だし、先入観を持って行動すると必ずといっていいほど間違った選択をする。思い込みはひとの正確な判断を誤らせる。
自分の中で怒りを消化できるひとは良いが、ほとんどの人はどうしてもその怒りが噴出してしまう。頭に血が上った状態で冷静な判断が出来ない。
顔が紅潮し目が吊り上がり語気が強くなる。態度が横柄になり周りに当たり散らし決めつけで話をする。
そういった態度は完全に周りとの温度差が出来てしまう。周りの人はたぶんなんでそんなに怒っているんだろう?と疑問に思うことがほとんどだろう。
一度そういった事があると、その後の人間関係は少しギクシャクしたものになることが多い。
感情に任せて行動すると周りも巻き込むし、自分自身の評判も落とすことになる。
怒りの感情を表に出すことは損しかない。
人はひとりでは生きていけない。この世の中は人と人との輪(つながり)で出来ている。だからこそ調和や思いやりを持って人と接することが円滑に人間関係を構築し過ごしやすい環境を作り出すのである。
偶然が重なっただけの事象を思い込みで判断して、自分が不利益を被ると勘違いし、自分がその損から脱出するために怒りをぶちまけることは、自己中心的な考え方である。
まわりとの良好な関係があるからこそ、長くいい環境を継続できるのであるるし、その良い環境が回りまわって自分に帰ってくるのである。
怒りの感情を出すことはその良い循環を自ら断ち切ってしまう行為である。
「怒ったら負け」「笑うが勝ち」
明日も笑顔で頑張っていきましょう!