難問に直面した時あなたならどうする?
正面からぶち当たって先へ進もうとする人。後ろを向いて後退して逃げ出す人。その場にとどまって様子見をする人。どれが正解なのかは今の自分には分からないが、自分が選択したことを自分で正解にしていくことが人生の勝ちパターンになる。
正面からぶち当たって先へ進もうとする人
多分このタイプの人は一番結果を残せる人ではないだろうか?自分を奮い立たせて難問に真正面からぶち当たっていく。おそらく何度挫折しても立ち向かって壁に穴が空くまであきらめないだろう。
PDCAサイクルを回して困難な局面ですら突破しちゃう。自信もあるし実力もあるひとがこのタイプだろう。
ただし、ここで一つ注意点がある。この手のタイプは壁を突破するために多少強引になりがちな点だ。
自分が壁を突き破るために多少強引なやり方を実践してくることがある。そうすると壁に穴をあけるときに、その壁の破片が飛び散って周りにその影響が出てくるのである。
周りの人はとばっちりでケガすることもある。だからこのタイプは自分の周りにへの配慮もある程度は必要なのでは?と思う。
それでも自分の信念を貫いている人は最強である。ドンドン突き進むように何度も挑戦して決してあきらめることなく挑み続けるのは誰にもできることではないし、それが出来る人が成功を収める確率がもっとも高いのではないだろうか。
後ろを向いて後退して逃げ出す人
困難に直面して逃げ出す人もいるだろう。
自分には無理!自分には合っていない!なんか自分が思っていたのと違う!おそらく自分でそう判断して止めてしまうのだろう。
一般的には挑戦はするがすぐ挫折してあきらめてしまうので根性がない!とか優柔不断だ!とかマイナスなイメージになりやすい。
でも自分は少し違う印象がある。別に後ろを向いて後退して逃げ出してもいいのではないか?と思う。
挑戦して自分にとって合わない!とか無理!とかの発想が出るということは、自分自身がそのことについて熱意を傾けられないものである証拠なのではなか?
昔なら選択肢が少ない時代だったのでどうしてもその道を進むしかなかったが、現在は多種多様な生き方が出来る時代である。
ひとつの道がそのひとにとって行き止まりだったとしても別の道が必ずあるはずである。その道を探すのには時間がかかるものである。
すでに自分の進むべき道がわかっている人にとっては悩む時間など無いかもしれないが、まだ自分の道を見つけ出すことが出来ていない人にとっては悩む時間も必要なことである。
自分の道を見つけるためには色々なことに挑戦して体験してみる事しかないのである。そうやって自分の適性にあった自分の情熱を注ぐことのできるものを見つけていけばいい。
だからこそ壁に直面した時、無駄に時間をかけるよりはこころの底から突破したいと思える道に出会うまでは、即撤退もOKだと思う。
その場にとどまって様子見をする人
難問に直面した時、前進も後退もせずただじっとその場で様子を見る人もいるだろう。これは動けないのではない。その場に留まって状況の把握に時間を使っているのである。
なにか難問に直面した時、その場の感に頼って行動を起せば成功することもあるが、おそらく失敗する確率も高くなることを自分で知っているのである。だからこそあえて動かない選択をしている。
冷静に現状分析をしてもっとも確率の高い選択肢を採用するべく、ただジッと戦況分析に時間を使っている。
勝ち目が無ければ撤退しあれば挑戦する。もしくは勝負所はまだ先だから現状維持を目標にその場に留まる選択をする。よく言えば賢い方法だし、悪く言えば臆病な戦法である。
ものすごいスピード変化している現代では、スピードが重要となる。多少の危険は承知の上で勝負に出る「正面からぶち当たって先へ進もうとする人」には勝てないだろう。石橋を叩いて渡ってる最中に先行組にすでにうまいところは持っていかれていることが多い。
自分が選択したことを自分で正解にしていくことが人生の勝ちパターンになる。
3つのパターンを見てきたが、実際にはその人の考え方や性格によって選択する方法は違ってくるだろう。どの方法が一番いいかは誰かに決めてもらうものではないと思う。
どの方法もひとそれぞれ良い面もあれば悪い面もある。結局のところ、自分で選択した道に後悔をしないように行動していくことが大切だと思う。
私の場合には「正面からぶち当たって先に進もう」としたいと思いながらも実際は「その場に立ち止まって様子見をする」ことが多い。逃げるのも嫌だし、正面からぶち当たって壁を突き破ることができるほど自分の力があるとも思えないので常に「その場で様子見」の選択をすることが多い。
それが正しい選択かは分からない。でもどんな選択をしたとしても自分の選んだ道を後悔せず正解にするのは自分自身なのだと思う。
困難に直面した時、あなたはどう行動しますか?