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ルフトハンザ航空で座席の無料アップグレードしてもらった話
今回は、ドイツ→日本までの国際線フライトの座席を無料でアップグレードしてもらったという話です。
数日前に、
”2020年6月25日、ドイツのルフトハンザ航空に対して90億ユーロの支援策を承認。”
というニュースを目にしました。ルフトハンザといえばドイツ最大の航空会社。ドイツ経済のためにも経済支援してもらえることになって本当良かったと安堵していたんですが、ふと、ルフトハンザ航空でめっちゃ良い体験をしたことを思い出しました。
飛行機によく乗る人だったら「いつか無料でアップグレードしてもらえないかな」と期待しつつも、「実際にしてもらってる人いないんじゃない?」という疑問もあると思います。はい。実在していました。私がその無料アップグレードしてもらったラッキーパーソンのひとりです。
ドイツに行く時はいつもルフトハンザ航空
30代の頃、ドイツ人と付き合っていたので定期的にドイツに行ってた時の話です。
国内線はANA派だったので、ドイツに行く時はANAと提携しているルフトハンザ航空をいつも利用していました。福岡空港から関西国際空港orセントレア空港に飛んで、そこからフランクフルト空港に飛ぶ、帰国するときはその逆。私が座席アップグレードしてもらったのは、日本に帰国する時のフライトでした。
フランクフルト空港でチェックインするときに
あれはそう、夏のハイシーズンが終わった頃。平日のお昼出発の便だったと思います。
フランクフルト空港に着いたのが、飛行機出発まで1時間くらいで割とギリギリでした。とはいえ、座席自体は事前にネット予約(今時のネットでチェックインではなく、「この予約してるフライトにちゃんと乗る予定ですよ」という最終お知らせ的なもの?)していたので「まぁ大丈夫でしょ」と余裕かましていました。
スーツケースを預ける為にルフトハンザ航空のチェックインカウンターにしばらく並んで、私の順番がきたので担当のお姉さんと軽くドイツ語で挨拶したんですよね(1年間ドイツに留学してたからドイツ語は喋れる)。そしてそのお姉さんは、私の情報をパソコンで見ながら「Es tut uns leid!(いやん、ごめーーーんっ!)」って突然謝ってきました。
そのとき私は「ナニゴト?」って顔してたはずです。
エコノミーからビジネスクラスにアップグレード
突然ごめんと言われたので私も意味不明で「どした?どした?」と聞くと、
フルトハンザのカウンターお姉さん
「今日のフライトはお客さんが多くて、あなたが予約していた座席がすでに埋まってしまったのよ。他にエコノミーに空席がなくて。」
私:「なぬ?ってことは私このフライトに乗れない?」と思っていたら、、、
お姉さん「本当に申し訳ないんだけど、ビジネスクラスに移動してもらってもいいかしら??(テヘペロ)」
と、笑顔で言うではないか。
???私のドイツ語の聞き間違いでなければ、
なぬ??これはいわゆる、都市伝説的に語られていた「無料アップグレード」ってやつか!?!?!
と驚くと同時に、私は「もちろん全然問題ないよー!」と即答しました。
ビジネスクラスの座席場所と、食事もビジネス用のをサーブするからねという説明を受けました。
お姉さんは別れ際に「良い旅を^^」って言ってくれたけど、こちらこそ最大級の感謝だよと心の中で思いながら「あなたも良い一日をーー。ダンケー!チュース!」と言ってカウンターを離れました。
ビジネスクラスの12時間フライトは最高
気分的には↑こんな感じでした。
人生で最初で最後であろうビジネスクラスの乗り心地は、それはもう最高でした。ルフトハンザのマークが入った袋にいろんなアメニティが入っている。座席は180°近くにリクライニングする。足元が広い。乗ってるお客さんが品がある。ご飯は一品ずつサーブされる。美味しい。シャンパン飲める。CAさんがこまめに回ってきてくれる。座席についてるゲームの種類が多い。
とにかく何もかもが夢のようでした。
なのにです。その日の朝から体調を崩していた私は(胃腸炎?)、せっかくのリクライニングチェアですやすや寝ることができず、トイレに行ったり来たりしていました。ご飯は美味しくて食べたんですけどね。
アップグレードされるコツってある?
ネットを検索すると「国際線 飛行機 アップグレード 方法」みたいなキーワードが出てきます。
そしてよく書いてあるのが、「ひとり」「身なりがキレイ」「航空会社をよく利用している」「特別食を頼んでいない」とかが挙げられています。
うーーーん。私がこういう条件に当てはまって選ばれたかは謎。
ただ、ドイツ語を喋れる、女ひとり、人当たりは良い、身なりもほどよくキレイ、ルフトハンザ航空をよく利用しているっていうのは間違いない。
たぶんですが、無料アップグレードされるのって「ひとり、なんかビジネスクラスに乗せても大丈夫そうな人、言葉喋れそうな人」を選ぶんじゃないかな?と思います。
こればっかりは、そのフライトの混み状況とかオーバーブッキングとか、チェックインするタイミングとかにもよると思いますが、とにかく運がいいかどうかが一番かもしれないです。
そして私は時々、こういう思わぬLUCKを引くことがあります。とにかくありがたいですね。
というわけで、私の「国際線でエコノミークラスからビジネスクラスに無料アップグレードされたよ」という話でした。
補足1:これからの海外旅行
コロナ渦の影響でしばらくは海外旅行するのが難しいですが、いつか世の中が落ち着いてまた海外を行き来できるようになりますように。
私のパートナーはパニック障害になってから飛行機が苦手になったんですが、「海外旅行ができたら病気は完治ってことでいいよね」といつも話しています。いつか2人で海外旅行に行くのが大きな夢です!
今は海外に行きにくいけれど、これまで私が海外留学中に経験したことなどを随時NOTEにアップしていきたいと思います。
補足2:私のフライト座席の選び方
100%、窓際じゃなくて通路側の座席しか選びません。
私は足に血栓があるので、機内で座席にじっと座っているのがシャレにできないくらい致命傷になるからです。適度な運動と水分補給が必須なので、1時間に1回くらいのペースで飛行機内をウロウロ歩いたり、トイレの前の広いスペースでストレッチしたり、CAさんに頻繁にお水をもらったりします。
※あまりにも私が水を頼むので、ある時、ひとりのドイツ人CAさんが2リットルペットボトルをそのままくれました。ちょこちょこお水を頼むのも申し訳なかったし、向こうも手間が省けるし一石二鳥。こういうラフな対応してくれるのが外国のCAさんの良いところ。
あと、窓際は外が見えるので好きという人も多いと思いますが、通路にでるために隣に座っている人にどいてもらうのは申し訳ないし、夜は外なんて見えないし、窓際は寒いし、トイレに行くときにその辺りの窓から外を見ればいいし、飛行機に乗るなら絶対に通路側がいい!という完全に私の個人的主観でした。
以上、今回も読んでいただきありがとうございました!