【問わず語り】花
先ほど連載完了した、ボスニア・ヘルツェゴヴィナが舞台のお話。
『花はどこへ行った』を登場させようと思ったのはつい昨日のことで、当初は予定がありませんでした。
しかし、多くの犠牲者が埋葬されているというオリンピックスタジアムのことを調べているうちに、1つの記事が目に止まりました。
「カタリナ・ビット! いたねぇ!懐かしい!」(歳がバレる)。
そこに出てきたのが『花はどこへ行った』
私はこの歌を、フォーククルセダーズverでよく聴いていました。
フォークルの『戦争と平和』というアルバムに収録されており、『花は〜』の後に『花(すべての人の心に花を)』と続きます。
あんまり深く歌詞を考えない若い頃の私でしたが、勝手に涙が溢れて仕方なかったです、この2曲。
なんて美しい歌。なんて恐ろしい世界。そして優しい。
『花』は、これまでの人生の辛かったこと、許してくれるんだ。そんな気持ちになる歌でした。
強烈な印象を受けた当時を思い出し、小説に組み込むことにしました。
『花はどこへ行った』はメッセージソングです。
私もメッセージ小説として『繭』を書きました。
これからも世界のどこかで起こっている問題について書いて行きたいです。
そうじゃないものもたくさん書きます(そっちは自由だから…)