【旅行記】VIVANT聖地巡礼inモンゴル 8日目
サインバイノー！
旅も終盤、ウランバートルに戻ってきてこの日は買い物三昧Dayです！
バックパックでやって来ている事と、ウランバートルで買い物はほぼ全て済む！と決めてきたので終盤に詰め込みました。なんてったって強い味方、ノミンデパートがありますので。
と、言いながら昨年発売されたモンゴル版『地球の歩き方』が、VIVANTのお陰でめちゃくちゃ内容が充実されたので、掲載されているお店にもいくつかチェックをしました。5年前に『地球の歩き方・モンゴル』買ったときは観光情報が本当に少なく、モンゴルの歴史についての記載ページの方が多かったくらいです。もう行くことはないと思い、友人にあげちゃいましたが、今回はVIVANTが取り上げられているとなれば買わないわけがありません！
Kempinski Hotelの朝食はビュッフェです。
卵料理は注文して好きなようにアレンジしてくれるタイプでした。オムレツにしてもらい、具は全部盛りにしました（貧乏性）。
盛った皿には2種のアーロール。カッチカチのやつとフッワフワのやつ（マーガレットのような花の形している白いやつ）。
どうやら堅い方はチーズで、柔い方はヨーグルト系だったみたいです。後で色々確認したら、堺さんはこちらのヨーグルト系アーロールをお気に召していたとか。納得のな、でした。
お茶コーナーにはやはりサモワールがあります。ロシアの…旧ソ連の影響が残っているんですね。お茶を飲む文化のある国はとにかくたくさんお湯を沸かして、濃く入れたお茶にお湯を足して薄めながら飲んだりする…そんな傍らにサモワールです。
あまりたくさん食べることも出来ず、そこそこにしてホテル内の写真を改めて撮りに行きました。
別🍞高田さんがかくまったホテルのトイレにもGO。
このトイレの性別のデザイン、秀逸だなーと思いました。
そしていざ、お買い物と散策に繰り出します。
Kempinski Hotelは以前も書いたように、街の中心からやや東の外れにあります。なので「買い物して荷物置いて、またちょっと繰り出そ～」には不向きな場所です。路線バスなど乗りこなせれば良いと思いますが、過去の印象からバスはスリが多そうなので乗ろうとは思いませんでした。
とはいえ、そのバスも最新型の車種が導入されていたり（あれも日本製なのかな）、洗練された印象もありました。
なので、効率よく買い物・散策をしようと思ます。
ネットで事前に調べていた、あまりメジャーではないVIVANT聖地に向かいます。
ちょうど今日買い物をしようと思っておるカシミアの店『GOBI』へ向かう通り道です。
ここです。奥に見えるのがスフバートル広場と、どでかいチンギス・ハーン像がある国会議事堂です。
ウランバートルのど真ん中で、しかもこの日もかなりの路駐、交通量です。ここを撮影のために封鎖したのかと思うと、改めてVIVANTはモンゴルの多大なる協力の元、撮影されたんだなぁと実感します。
広場の方に行くと、デール（民族衣装）を着た方がたくさん集まってきています。何かのイベントでしょうか？
※後に聞いた話では、同窓会みたいなことをこんなふうな形でやることがある、とのことでした。
そしてまずはカシミア製品の物色に『GOBI』というお店に行きます。
高級カシミアのお店です。
5年前来た時、この店でばら撒き土産を買いました。カシミアのマフラー、5本買うと1本おまけ、みたいなやつで。1本2000円くらいだったと記憶しているのですが、定かではないです。ただばら撒き土産にするくらいだから、高くはなかったはずです。
それを親にプレゼントした時「まぁー、日本だったらこれで1万円はするだろうねー」と言われ、はぁぁ？？？ってなりました。カシミアってウニクロ（とある国の発音にて…）でも売ってるし、そんな高級なイメージなかった……だったらコート買っておけば良かった…と激しく後悔したのです。コートも当時2万くらいだったと記憶しています。
で、今回行って各カシミア製品の値段見てビックリ。
全然安くない。
マジ出島？（回分）
円安だしな？
いや、多分世界的なインフレの波がモンゴルにも来てるからでしょうね。全然安くない。
今回は絶対買う！と決めていたコート。何ならこれ買ったらお値段的に史上最高級品コートになります。こんなはずじゃなかった。
でもですね、試しに羽織ってみたら…サイズも丈もいい感じ（チビなので丈が合うかは超重要）。そして軽い。めちゃくちゃ軽い。普段着ているコート（ウニクロ）は形はいいんだけど重くて重くて。
やはりめちゃくちゃイイなぁ。
でも値段が。
貧乏性なので…。
しばらく街を歩いて悩む事にしました。
広場に出て、乃木さんや野崎さんみたいなデール姿を探して歩きました。なんかいい時に遭遇したなあ。
ぼちぼち店もあちこち開店する時間なので、ノミンデパートを目指しました。途中、『地球の歩き方』に載っていた雑貨屋さん『Mary & Martha』に立ち寄りました。こちらで会社の人向けのお土産を何点か購入。フエルトに入ったソープやコースターなど。自分用には皮で出来たカザフ刺繍のテーブルクロスを買いました。
次に向かったのはノミンデパートです。
ノミンデパート内は撮影禁止なので写真はありませんが、火事があって内装工事が行われた、の事で、5年前よりも遥かに洗練されていました。ばら撒き土産で買ったチープな羊のフエルトマスコットは見かけず、オシャレでお値段もそれなりのものに変わっていました。
…もう庶民の味方じゃない(涙)
なんかちょっと寂しい。
こちらでは主に友人向けのばら撒き土産を買いました。VIVANTがきっかけで出会うことが出来た方々にも、VIVANTの世界が手元に残ったらいいかな、という思いでお土産にしました。ゲルのアップリケのあるフエルト製カードケースやカザフ刺繍コースターなどなど。
地下のスーパーでは、大きな荷物はスーパー内に持ち込めないのでロッカーに預けないといけないのですが、ちょっと仕組みが不安で…近くにいた若い女性の方に訊いたら、言葉はなくとも操作をしてくれ、使い方を教えてもらいました。
ここでも会社のばら撒き土産で、チャツァルガンの濃縮ジュースを20パック×2箱買いました。
自分用にと思っていた岩塩とボールツォグは買い忘れました。大失態です。
モンゴルと言えば岩塩じゃんか…ちなみに私は世界各国で現地のお塩を買って、家の料理に使うのが楽しみな人です。
旅行用エコバック（水曜どうでしょうのものを使っています。旅だから）に買ったものを入れて、お昼ごはんをどうしようかな、と思いながらふらふらすることに。ノミンデパート内にもフードコートがあったので、いざとなったらそこにしよう、と思いつつ。
バルカ国際銀行こと、国際アカデミックドラマ劇場の方へふらふら。劇場前の広場には、やってないけどフードワゴンがありました、ラーメンの。
もう一つ、VIVANTの聖地として『子供宮殿』があります。
ep9で国土大臣に呼び出された🏕️＆乃木さんが会合で使ったお部屋があるとのことです。
お願いしたらその部屋を見せてもらえないかな、と思って行きました。本当はダメでも、外国人が…この場合、VIVANTをきっかけに来た日本人が、お願い～見せて～、と食い下がったら見せてくれるだろう、なんて考えていました。
旅の恥はかき捨て、ダメ元でお願いしてみよ。二度と訪れない機会かもしれないのだから。
なんとなく寂れています。
そんなわけないんだけどな、と思い建物を一周しましたが、やはり中に入れそうな感じはありませんでした。
撮影で使われていたお部屋は内装も豪華だったので、ぜひ写真に収めたかったですが、諦めることにしました。
宮殿のそばには大きな公園があって、韓国レストランや庭園、ピクニックエリアなどがあるようです。ヒマなのでそこを散策することにしました。
途中犬を連れた若い男の子に「×◎※＆＃％はどこ？」的にモンゴル語で質問されたのですが、さっぱりわからないので肩を竦めたら立ち去りました。後でドッグランエリアはどこですかって訊かれたのかもな、と思いましたが、もう後の祭り、アフターフェスティバルです。
園内の韓国レストランでランチもいいかな、と思ったのですが、割としっかりめのレストランで、量も多そうだったので諦めました。1階にいかにも韓国なオシャケーキが売られていました。
公園を出て、現金を使い切らなくては…と思い、街中にあるアイススタンドだったら現金のみだろうと思ったら、ここでもキャッシュレス可能でした。ウランバートルはほぼ現金いらないと思います。
でも現金で払いました。
ソフトクリーム、日本円で約100円。
ランチどうしよう～と思いながら強くなってきた陽射しの下を歩き、結局またスフバートル広場に戻ってきました。
あまりにも暇なので、GFL社の中を散策することにしました。
黒須くんがホームレスに扮して座っていたところ
GFL社屋の中はこんな感じです。ショッピングモールな感じ。カフェとかもあります。でも店舗数はそんなに多くない。
ランチが取れるようなめぼしいお店もなく、結局外に出ました。
GFL社を出て、国立オペラ・バレエアカデミックシアターの横の通りもVIVANTの聖地ですし、この日は先日来た時よりも人が少なかったので、自分も乃木さんが腰掛けていた場所にマーキングしてきました（言い方）。
腰掛けたであろうが…いいのだそんなことは。
そして、悩んでいたカシミアコートの決意は固まり、購入しました。真っ赤なコート。高い。高かった。でももうこんな機会はないだろうし、いいもの買えば残りの人生これでいい（はず）。
真っ赤ならおばあちゃんになってもきっと素敵（なはず）。
免税の手続きも今はオンライン登録。空港でも手続きしないといけないので、調べておかないといけない。
さて、さすがにお腹も空いたので、地球の歩き方の載っていたヴィーガンレストラン『アグニスタレストラン』にしよう！と思い向かったのですが、まぁー入口が分かりづらい。とあるホテルの中にあったのですが、案内らしきものがなく、ぐるぐる何回も徘徊してしまいました。
やっと見つけて中に入ると、若いお客さんでそこそこ席が埋まっています。ゴツいお兄さんも一人で食事したりしていました。
椅子やテーブル、クッションなんかは洗練されていてオシャレでした。モンゴルっぽくないです。
ヴィーガンのダンプリングスープと、ほうれん草のクリームパスタにしました。アルコールはないのでジュース。
これが…とっっっても美味しかった‼️ これで1500円いかないくらいです。
こんなに食べられるかな〜と思いましたが、割とあっさりで平らげることが出来ました（時間はかかりましたが…）。
ウランバートルに来たら絶対オススメです。モンゴルでお肉料理に飽きたらぜひ！
歩き疲れたので早めホテルに戻って、自分用に買ったものの撮影会を開始。
ノミンデパートで買った、フエルトで出来たゲルです。こういうものを買うつもりは全くなかったのですが…。
外を見ると、雲行きが怪しいなと思っていたら、あっという間に豪雨に。雷もすごいです。
早く帰ってきて良かったーーーー。と思いました。そしてゲリラ豪雨は日本だけじゃないんだな、と思いました。
ヴィーガンレストランでランチを摂ったのが15時過ぎ。お腹空きませんでね。晩ごはんはスキップすることにしました。
その代わり、別🍞高田さんが潜んでいたバーで1杯飲んでから寝よう、ということで、あのバーへ。
カウンターに着いて何にしようかな、とまぁまぁ時間を掛けて悩みましたが、オリジナルっぽい『Aqua de la Valentine』的な名前のカクテルにしました。
※後でネットで調べてもそんなカクテル出てこないので、もしかしたら『Aqua de Valencia』だったかもしれません。でも名前が良かったんだですよね。こんな名前じゃなかった気がするんですが、もう憶えてないです（）
ウォッカにジンにスパークリングワインとオレンジジュースだったかな。
頼んだ後に「アルコール混ぜ過ぎじゃない？」と突っ込んでしまいました。軽く1杯あおって寝よう、の濃さではなかったです。
眼の前にあるチンギスのタップビールにしておけばよかった、とそれを眺めながらカクテルをちびちび飲みました。
さて。明日は帰国なのですが、フライトが7時台です。ということは逆算しても5時台には空港に着いていたいので、ホテルを出るのは4時台になります。
当然、朝ご飯はビュッフェではいただけないので、フロントで早朝便である旨を伝え、テイクアウトを用意してもらうことにしました。ホテル側も心得ているようで、テイクアウト用のメニュー表を出してくれ、欲しい料理にチェックを入れ部屋番号と名前を書き込めばOKです。サンドイッチとオレンジジュースとフルーツとコーヒー、辺りにチェックしてフロントにお願いしました。
朝早いから早く寝ないと…と思う気持ちもあり、22時くらいにはベッドに入りました。
8日目終了。
最終日へ！