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【旅行記】VIVANT聖地巡礼inモンゴル 9日目(最終日)
サインバイノー!
VIVANTの聖地を巡る弾丸旅から既に4ヶ月過ぎて、悪路のゴビで車の天井に頭を打ち付けていたあの日が遠い遠い昔のようです! 😂
…旅行記は本当に遅筆で。
最終日9日目は7時台のMIAT航空にて日本に帰国です。朝4時起きの5時ホテル出発です。
チェックアウト時にお願いしていた朝食を受け取りました。茶色の紙袋に入れられていました。あと、空港送迎も前日夜にお願いしてありました。
5つ星ホテルだから、タクシーもちゃんとしたメーター付きかな、と思いきや。
そうではなかった。ハンチング的な帽子を被り、黒いジャンパー姿の背の小さな普通のおじさん(?)がそこに。白タクです。
ダメ元で「支払いはクレジットカード使えますか?」とフロントの方に訊いたら「あ~使えないのよ~。でも大丈夫!空港にはATMがあるから!」
ですよね。もう仕方がない。
まだ夜が明けない暗闇の中を空港に向かって出発! ご丁寧に雨まで降って不安をかき立てます。
ウランバートルの国際空港は2021年に新しい場所に開港しました。前回来た時は『バヤント・オハー空港』という、VIVANTの撮影でも使われた空港で、そこよりもさらに中心地から遠くなります。1時間くらいかかるとのことです。
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バヤント・オハー空港にて
車中、当然会話はないのです。
ホテルが用意してくれた朝ご飯のオレンジジュース(瓶)をチビチビ飲み、サンドイッチをこっそり食べました(車中飲食はダメではないはずだけどなんとなく)。
それにしても雨のせいか夜明けが遠いのか空はずっと暗いし、やたらと交差点をクネクネ曲がったりするので、本当に空港に向かっているのか? 騙されてないか? と思い何度かGoogleMapでチェックしていました。大丈夫でした。
軽く一山越えるくらいの距離感。ようやく空が白んできて、今か今かと思っていたら着きました。運転手さんも一緒に下車し、ATMへ直行。
「How much?」と訊くと無言でスマホの電卓を出し、数字を打ち始めました。100,000トゥルグ。3回ほど桁を間違えていないか復唱し、キッチリ下ろして現金を手渡すと運転手さん笑顔になり去っていきました。
大体5千円。まぁこんなもんか。朝早いし、5つ星ホテルが呼んだしな…。
と思うようにしました。
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前日買ったカシミアコートの免税手続きですが、待合いスペースにほど近い場所にカウンターがありました。
衝撃だったことに、ドルの現金で返金がありました。
この頃、円安が落ち着いてきていた時だったのもあり、現金でドルは全然嬉しくなかったです。しかもせいぜい2千円ちょっとくらいです。
コートの値段を考えると、もっと戻ってくると思ったのになぁ…。
※帰国後円に戻すより、次の旅の予定でもあるユーロに換金しようとしたら、日本では外貨から外貨への換金ができないらしい…。
気を取り直して、待合スペースに座り、残りの朝ご飯…フルーツとしてキウイが1個入っていたので食べようかと思ったのですが…。
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こんなに硬いキウイ🥝初めて出会いました。もう待合エリアなので刃物など持っているわけもなく、爪ですら剥けない硬さ。噛みつけもしない硬さ(そもそもキウイは皮ごと噛みつくものではない)。
たぶんバットで打ったら潰れず飛んでいきますよ。球だ球。
オータニサーン⚾️
泣く泣く諦めました。
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免税店には『GOLDEN GOBI』などのチョコレート屋さんがあります。パッケージも凝っているものがあるので、多少お高いかもですが空港で買うのもいいかもしれません。
私は最近は海外のお土産にチョコレートを買わなくなりました。どこでも売ってるとね…どこのお土産か印象が薄くなるかなと思って、
たとえ不味くてもインパクトのあるものをお土産にしたがります。
記憶に残るなにかを…ね。
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ちょいちょいお土産物屋さんを眺めて、サクッと搭乗。
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バックパックを預ける時、いわゆるグルグルラッピングをしなかったんですけど、無事でした。スーツケースじゃない時、悩みますね。グルグル巻くか、巻かざるか。まぁまぁお値段もするので…。
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日本はアチィ。蒸す。帰ってきちゃったなぁって感じです。とりあえず家に荷物置いたら寿司屋に直行することで頭がいっぱいです。待ってろよウニ!イクラ!
それがこちら。
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歳を重ねると、日本のご飯がしみます。若い頃の旅はそんなこと全然なかった。2ヶ月旅を続けたときも、日本食なんて全然恋しくなかった。
歳はとりたくない。
さて。
今回の旅で便利だったもの、持っていったけれど使わなかったものを紹介します。もちろん時期や情勢によって変わってきますが、旅のご参考になれば幸いですそれでもあまり参考にならないかもしれません…。
英会話できないくせにまぁまぁぶっ飛んだ旅をしがちなので…。
便利だったもの
虫除けスプレー(not殺虫剤)
宿泊ゲルの中でも、ホテルの窓辺でも、電車の窓辺でも活躍しました。主にハエを撃退しました。結構ブンブン飛んでますストール
頭に被ったり、口元覆ったり。陽射しや砂塵避けるのに欠かせないですポケットティッシュ
トイレ用としても使うので、多めにウェットティッシュや消毒の類
そんなこんなでとんでもないところでおトイレするかもしれないし、水も貴重なので、気になる方は消毒系衛生用品があるといいですおりものシート(女性のみ)
毎日シャワー浴びられない、着替えもままならないことがあるため、貼り替えるだけで洗濯の手間を省きます飴などのお菓子
私は普段、飴やガムの類を食べないのですが、結構配ったりする機会があり便利でした。今回は車酔い止めの意味も込めて梅の飴にしました
不要だったもの
Kindle
7時間の電車旅で読むかな、と思い『VIVNAT』のノベライズも含めて持参したのですが、車中は音楽を聴くか喋るかだったので使いませんでした。
当然、ゴビの車の中では揺れすぎて読めませんダウンジャケット
ウルトラライトダウンを持参しましたが、そこまで寒くはなかったです。ただゴビを案内してくれた車中はクーラー効きすぎて寒かったりしました。
ゴビよりナライハの方が気温が低めな印象でしたレインコート
乗馬時に雨が降っていたら着ることになっていましたが、単純にその機会がありませんでした。街中の雨天は折りたたみ傘があればいいと思います
SIMについて
SIMカードは、eSIMだと使えないエリアがあるかもしれない、と現地にお住まいの方から情報を得ていたのと、それほど安くもなかったので実SIMにしました。
旅の前半のゴビなどを回ってくれる手配をお願いした旅行会社にSIMカード調達もお願いし、用意して頂いていました。9日間使えて2千円でした(※現在旅行会社のHPを見ると1枚4千円となっていました。倍近く値上がりしてる!)。
初日の空港到着時にすぐに差し替え、サポートもしてもらいましたが、パスコード入れたらすぐに使えたので、随分簡略化して便利になったな、と思いました。
かなり広範囲に滞在しましたが、電波の届かないエリアはほぼほぼありませんでした。ホンゴル砂丘もバヤンザクもバリバリ使えました。乃木さんごっこは不要でした。
ベルヒの丘ではあまりスマホを出さなかったので、電波状況は確認していません。
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モンゴル縦貫鉄道のチケット手配について
ダルハンーウランバートル間の列車のチケット手配も、旅行会社にお願いしました。当日自分で買っても良かったのですが、本数が少ないので万が一乗れなかった場合の代替に自信がなかったので、確実に事前入手しておくとしました。
チケット情報も、ネットの情報が乏しく時刻表がかろうじてわかるくらい(それも最新情報ではない)自力の取得が難しそうだったため、お願いして正解でした。
↓参考サイト
『外国人の場合は乗車時にパスポートが必要です』と言われていましたが、外国人と思われなかったのか、一度もチェックされませんでした。チケットにバーコードが付いていますが、それを読み込むこともされませんでした。
旅行会社からメールに添付された画像を見せれば、それで乗車出来ると言われていたので、紙の状態では所有はしませんでした。
けれど何があるかわからないのが海外なので、検札に来ることもあるかもしれません。
旅メモ
とにかくゴビはいいです!必須!行ってください絶対に!
ただ私のように3~4日でVIVANT聖地を回ろうとすると痛い目にあいますので、最低1週間はあった方がいいです。1週間でホンゴル砂丘・バヤンザク・ツァガーン・スワルガ辺り回るのがいいと思います
本当に良いところなので、弾丸ではもったいないですモンゴル縦貫鉄道もぜひとも乗って欲しいです。旅人のブログでも概ね好評でした。広大な草原を走る列車の旅はかけがえのない経験になること間違いないです
お肉の脂が心配な方は胃腸薬があるといいです。かなーりの脂です。
道中では山羊、羊、牛、鶏を食べましたウランバートルはほぼ現金不要です。ただし白タクに乗る羽目になったらカード使えないです。いくらかかるかもわからないので、降りた駅や空港でATMで必要金額を下ろして渡せばいいっちゃいいですが、慣れてないとさすがに不安になるかもしれません…
⇨白タクに乗らないで済むようにしましょう。個人旅行の場合は宿泊先に空港送迎を頼むなどしましょう道が悪い事が多いので、キャリーケースを転がすのは大変かもです
韓国や日本からの製品は、現地語シールが貼られるでもなくそのまま売ってたりします
砂塵や排気ガスの他に、化石燃料などでウランバートルの空気はかなり悪い時があります。マスクやストールなど、喉を保護できるアイテムがあれば安心かと思います。
ちなみに市内の排気ガスはエグかったです
さて。
夏から4ヶ月に渡って連載してきましたが、最後まで読んでくださった方は本当にありがとうございました。
VIVANT聖地ツアーはオフィシャルでも開催されますので、そちらをご利用になれば安心・安全・出演者とも会えますので、この旅行記のTippsはほぼほぼ不要かとは思うのですが、
仮に、万が一、自力で行きたい!という方にとって、少々の参考になったら幸いです…。
まだまだVIVANTの熱は世界を席巻し続けます!
おわり