【旅話】推し活マックと旅マック
堺雅人さんのおかげでマックを食べる。雅人よ今日もありがとう。
ちなみに私がマックで食べるものはセットの『ダブチ』か『サムライマック』か、今回の『リバイバルマック』3択である。それらは雅人がCMしたもの。
オタクは徹底しがちである。
そしてメインはバーガーよりもポテトである。三角食べが出来ないのでまずポテトを一気に食べ、次いでバーガー・ドリンク、な感じ。ポテトは鮮度が大事だからだ。
先日のランチ。店内で海外のマックの話がラジオっぽく流れている。メニューは国によって結構異なる。宗教的な背景もありそうだ。そういう国はチキンがメインであったり(バリ島とかイスラム圏の国はそうだった)。
基本的に海外に行ってまではマックへは行かない。
しかしマックのフライドポテト🍟は世界一美味しい。これは間違い無い。
唯一、海外で入ったマックがあるが、それはルーマニアだ。
ブカレストの北駅構内にあるマック。普段なら選択肢に上がらないが、その時は理由があった。
当時(2016年)、ブカレストはまだまだ治安がよろしくないとされていた。特に北駅周辺。日本人が襲撃されたり強盗にあったり野犬に噛まれて大怪我をしたりというエピソードを耳にしていた。
私の海外旅行は完全個人旅行のスタンスなので、列車移動も個人で手配する。
その日はブカレストから日帰りで行けるシナイアという、ドイツ風のお城のある街に行くことにしていた。
海外では発着時間やプラットフォームなど事前の予定は全くアテにならないので、早めに行って準備する必要があった。
それで、どうしても北駅で1時間ほど時間を潰さないといけない。
もう、ビビりまくりだ。周囲の人間は誰も信じられないくらいビビっていた。
なので少しでも安心できる避難場所が必要だった。他のファーストフード店もあったけど、やはり見慣れた看板、それに店内に人も結構多かったこともあって、マックに入る事にした。
日本で見かけるメニューとはやはり異なった。気がする。
トレイの上のシートのメニュー写真を撮っておけば良かったが、そんな余裕はこの時の私にはありません。
驚いたのはマック店内のトイレだ。電車に乗る前に済ませておこうとトイレに向かったところ、入口はナンバーを入力しないとドアが開かない仕組みになっていた(個室ではなく、大元の入口です)。
そういうトイレは初めてだったので、ちょうど近くにいたお姉さんに顔で訴えた(英語も出来ないし、焦ってたし)。
お姉さんはすぐに「察し」の顔をしてピッピッピッピ…と番号を押して開錠してくれた。
そういうドアにしないとトイレの中は犯罪の温床だったんだろうな…と思いを馳せた。
結局何事もなく食事を終え、何事もなく列車に乗り(車内でちょっとしたハプニングがあったが、結果オーライだった)、観光し、日帰り列車の旅は事なきを得た。
何だかんだルーマニアの旅は最高に良かった。メーデーで多くの施設に入る事が出来なかったので、リベンジしたい国筆頭である。
ブカレスト散歩中に、日本食レストランの前で「へぇーここにも日本食が」とメニューを眺めていると、中から日本人の店員さんが出て来てちょっと話をした。
その時に一人旅である事を告げると
「えぇマジで? 度胸あるね」
と言われたので、当時のルーマニア女性一人旅はかなり度胸が必要だったようです…(今はそんな事ないと思うけど、最近また違うのかしら…別の理由で)。
マックから話がすっかりそれたけど、海外マックと言えばルーマニア、だった。
…そう言えば。自分は買っていないけれど、友人がコーヒーを買うと言って入ったマックがもう一軒あった。
ポーランド・ヴロツワフのマック。オーダーは全てタッチパネルの端末から行うもので、洗練されていた。
ちなみに海外のマックの外観は多くが緑色してます。赤じゃないんだね。
以上、推し活マックと旅マックの話でした。