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昨年の秋から、怒涛のようにお話を書き続けています。 『たしかなことばをつづれ』というお話を主軸に、時期や視点を変えて小品を書いています。 この作品で私としては初めての挑戦をしました。 それは「弟」を描くことです。 私にも6つ下の弟がいますが、仲は良くなく、会話はほとんどしたことがありません。当然連絡先も知りません。お互いいい大人になりましたが、あまり変化はありません。 「弟」に対して愛情とか親しみを感じたことがないんです。 それなのに小説の中で「弟」を描こうとした