見出し画像

アロマがそこにある暮らし。

アロマテラピーインストラクターの資格を取って一年が経つ。アロマを教えるための講座を開いた事は一度も無いし、持ち腐れのようになっている気がするがそんな事は無い。アロマの知識があるだけで生活の豊かさは違ってくるのだ。元々ただ知識が欲しくて挑んだ資格でもあるし。あんなに勉強しといて勿体ない感はあるけども・・(一年くらい好きな本我慢)もう良いんだ。

まず、「精油」の説明から。
100%、混じりけ無しの植物の香り。エッセンシャルオイルとも。
アロマオイル、フレグランスオイルなど表記されているものは精油では無い。100均とかで買えるやつ。精油と名乗る偽物も普通にあるので注意。

買う時は精油専門店が良い。箱に抽出法や産地、学名などが書かれているとよろしい。ネットでなく直接お店に行くのをお勧めする。香りを確認するためにも。大手ならまず外れる事は無いかと。知識のあるスタッフもいるし。

まずアロマはお手軽である。好きな精油を買ってきて、あとアロマストーンも買えば準備は完了。ストーンまで買えません・・の人はティッシュ一枚を用意しよう。一滴垂らせば周りは自分が選んだ素敵な香りに包まれる。この喜び、是非味わっていただきたい。

丸めたティッシュに一滴。即席レベルだけどこっちも一晩は持ってくれるだろう。物によっては長く香ったりする(ベースノート系の重厚なやつとか)でもやっぱりストーン買った方がコスパ的にも良いかと。繰り返し使えるし。

ストーンは玄関やお手洗い、枕元など狭い空間で活躍出来る。広い部屋となるとちょっと心もとない。じゃあどうしたら良い。そういう時は・・

ディフューザー式、ネブライザー式(シューっと出てくるやつ系)がよろしいかと。直接精油瓶を取り付けるタイプ。お値段は跳ね上がるが導入する価値はある。

アロマ加湿器はちょっと違う。引き出物で頂いた事があるが付属のアロマは合成香料だった。薔薇と聞いて大体の人がイメージする香りって感じだった。アロマを勉強してからは精油を入れて使っていたが香りがちょいと物足りない。ちゃんと精油を使う加湿器もあるけどやっぱりディフューザーより香りは落ちるそう。あくまで本業は加湿。いや加湿しながら香りもそれなりに楽しみたいのよ!という方はこちらを選ぶと良い。

水と精油(厳密には油ではない)は馴れ合わないので出来る事ならば、精油瓶をそのまま取り付けられるタイプのものをお勧めする。純粋で濃厚な、そのままの香りを楽しめるから。洗う手間も少ないし。精油が無くなったらお店に行って補充してもらえばよろしい。私はお世話になっている個人店でやってもらっている。

アロマのある暮らし。
精油の香りは人間の体に影響を与える。たった0.2秒の間に。香り成分というのは鼻という脳直通ルートを持っているからこの速さが実現出来る。古来より人間は鼻からくる香りや臭いの情報を元にして身を守ってきた。焦げ臭い、腐った臭いはすぐ分かるそう。

そして凄いのは、香りを感じる神経の細胞は再生するという事。基本再生しない神経細胞だけど、嗅覚に関わる細胞は再生する能力を持っている。あの流行病で一時、嗅覚が衰えてしまったとしてもちゃんと再生してくれる。アロマを使ったトレーニングもするらしい。香りを感じないと食欲も湧かないから辛い(経験者)

アロマのある暮らしをしている人とそうでない人で脳年齢が違うという話も聞いた事がある。嗅覚は加齢で衰えて行くもの。香りを感じなくなる、それは老化のサインの一つなのか・・。常に良い香りに包まれて生きて行けば、自分の老いを緩やかにしてくれる可能性が・・。

私はそう信じて今日も部屋を香らせる。そうでなくても香りがあるのと無いのとじゃ全然違うから。香らせるだけで殺風景な部屋が進化する。一つのインテリアではなかろうか。自分の好きな香りに包まれて過ごすなんて最高だ。

ある程度行ったら、自分でブレンドを考えるのも良い。オーデコロンなどで持ち歩けば心強いお守りに、自分という存在の主張になる。やけに自信が付く。良いことずくめ。ただ周りが嫌な気分になってはよろしくないのでそこもちゃんと考えて。良い香りだからって混ぜすぎも良くない。台無しである。

アロマのある暮らしは良い。
くっさいゴミ箱にユーカリレモン一滴垂らしてあら不思議。あの臭さがどこかに行った代わりにレモンみあるスッとした香り。虫よけの効果もある。こういう使い方もあり。

ありがとうございました。
折角取った資格だからもっと勉強して行きたいですね。


良かったらスタンプも見てって下さい。
いつかアロマ系のスタンプも作りたい。
        ↓
「秋生まれの魔女は秋を飽くまで謳歌する」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?