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今日はお休み。

ここのところの朝から深夜までの創作活動でクッタクタになったので今日はお休み。頭使わず好きな事だけをしよう。

創作活動も、するけど・・
この睡眠不足を担う最大のもの、それは・・


ゲーム。ええ、ゲームです。


この世に生を受けてウン十年。
ゲームをやっていると言ったらいい年こいてなどと言われるレベル。

いいじゃないの。
年を取っても熱中できる趣味があるって嬉しいし素晴らしい事だ。

好きなジャンルは断然RPG。ドラクエ、FFに代表される鉄板。
登場人物の喜怒哀楽、物語の展開に翻弄される姿、それを仲間たちで時に無茶苦茶なデタラメで乗り切っていく。最終的に倒される悪(たまに後味が悪い)

私は登場人物の言動を重視してプレイしている。
この人物はこういう設定があり、言動はこんな感じであるが実はこうなのかもしれない・・と、想像するのが好きだから。

こういう考えの癖を付けると、国語の文章問題が解きやすくなる。人物の気持ちがスルっと分かるようになるのでオススメだ。学生さんがこれを読んでいるかは知らない。歌の歌詞の意味を考えながら聴くのも良い。実際文章問題は負け知らずになったから。


日々同好の士を求めている。いい年ゲーマーはきっと沢山いる。恥ずかしくないんだ。



(訳)そうだよ

それにニンテンドーDSやスイッチのおかげで、ゲームへのハードルがダダ下がってる昨今。もうゲームはオタクだけのものじゃない。みんな何かしら暇つぶしのお供などでプレイしている。ゲームはみんなの友達なのだ。

辛い時はそばにいて、話を聞いてくれるように熱中させてくれる。それにゲームをやっている事で生まれる絆もあるはず。ゲームのおかげで身近に話せる人が増えた事は実際にある。好きなゲームがマイナーであるほど絆は深まる気がする(個人の見解)


では、実際のエピソードを出してみよう。

(大見出しの使い方を研究中)

会社員時代。今年の年末も忘年会。
地元のちょっと良いホテルの会場。料理が美味しい事に定評がある。

私は今回も、ぼっちで席に座り黙々と出された食事を食べていた。
まだ会社の友達と呼べる人が居なかった頃。寂しくは無かった。親切で豪快なおばさんたちに囲まれていたから。

社長の趣味が炸裂するのが我が勤め先の忘年会だ。社員が芸を披露するという事はあまり無いが、むしろ社長が率先して出し物をする。社長の知り合いのバンドが呼ばれて懐メロを演奏し始める。

大、大、大音量でだ。



鼓膜が・・鼓膜が・・!!!

自分のテーブルはステージから遠かったにも関わらず、耳をつんざく大音量。演奏自体は上手だ。だが音量がとてもいけない。音響仕事しろ。

ステージ間近のお偉い人達は和やかに笑っている。何でや。あの方々はあれが丁度良いのか。聞こえ的な意味で。若者は阿鼻叫喚の図。でも言えない。お偉いさんだから。悪意ゼロだから。

演奏がいくら上手くても音量がデカ過ぎると全て台無しになってしまう。分かっているのか、おい。

音量の事はもういい。キリが無い。

私は大音量の懐メロの中、食事を終わらせた。
大音量の中ご飯を食べると、食欲まで失せるという発見をした。

すると、会社のお偉い様が声をかけてきた。

上層部の中では穏やかな方。毎週会社を回って一人一人に挨拶して下さる見上げた方だ・・

普通?いや他のお偉いさんは一切そういう事しないもんだから。社長なんて現場に滅多に姿現さなかったから。

・・他愛無い話が続く。
同じテーブルには、同じ現場ではあるけど一度も言葉を交わした事の無い年の近い女性が退屈そうに座っていた。お偉い様はその人にも声をかけた。

「同じ現場の人同士、話してみたらどうだろう」

そう言ってお偉い様は去っていった。
ええっ・・・

自他ともに認めるコミュ障である私は動揺した。
向こうもちょっとそういう気のありそうな雰囲気を醸し出している・・・

お偉い様の仰った事だ。ちょっと勇気を出して話しかけてみようじゃないの。

私「演奏うるさくない?」
相手「そうだね」
私「ご飯美味しかったねー」
相手「うん」

・・・


この時はホントに困った

こ、こっからどうしたらよかとですか?
コミュ障、大ピンチ。そしたら向こうから、

「ゲームとか・・やってる?」


減少に減少した精神ゲージが音を立てて回復するのが見えた。
一転攻勢、今まで色々触れてきた私のゲーム攻撃を見よ!


「あー、ドラクエとかFFとかぁ・・
あと、サモンナイトって知ってる?好きなんだけど」

マイナーだったかな・・サモンナイト・・


今では超有名になったイラストレーター「黒星紅白」氏(ここでは飯塚武史名義)がイラストを手掛けた、表は可愛らしい世界観。反してシナリオの容赦の無さに定評がある作品だ。

初代は現代日本から異世界へ呼ばれてしまった主人公が、知らない間に備わっていた強力な召喚の力を駆使して仲間たちと危機を乗り越えていく。今や飽和した異世界召喚(チート)というジャンルの先駆者とも言えよう。これがとても面白かったのだ。


彼女は眼の色を変えて乗り出してきた!



つーかまーえたっ!!


「・・・私も好き!画集も持ってる!!」
「どのナンバリングが好き?私は2が好き!」
「よく個人サイトで二次創作のイラストとか小説とか読み漁ってた!」

・・・


おおぅ・・・
オタク特有の姿である。好きなものの話になると止まらない。

ましてちょっとマイナー気味な作品である。思わぬところで同好の士に出会えた事でタガが外れたのだろう。分かるぞ。私もそうだから。私は3が好きだぞ。

そこからとんとん拍子に仲良くなり、
会社を辞めた今も付き合いがある。

最近は会えていないが、きっと今もなろう小説を読み漁ったり好きなキャラに熱を上げているのだろう・・知ってる。もう発売して二十年になるであろう作品の主人公の結末を嘆き、未だに話題に上がると可哀想可哀想と言ってくる。恒例だ。


ゲームが繋いだ絆、いかがだっただろうか。
ちょっと暑苦しいかもしれないが良いご縁だった。

ゲームは楽しい。
ゲームは友達を作ってくれる。
コミュニケーションに一役買ってくれる。

時には世代を超えるだろう。
ゲームの長い歴史がそうさせてくれる。


この人生、ゲームに出会えて良かった。

ゲームは一日一時間なんて足りない。
だけど深夜になるまでプレイするのは控えよう。
いくら楽しいからって。

健康を損なったらプレイ出来なくなってしまう。
それは分かっているけれど・・

止め時が分からない!



現在は先日リメイクが発売された「ロマンシング・サガ2」をプレイしている。とてつもなく熱中してしまう。キャラクターの造形が素晴らしいしストーリーも熱すぎる。皇帝の復讐から始まる数千年に渡るであろう壮大な物語。

今の技術で昔の名作を綺麗に遊びやすく、かつ面白くリメイクしてくれる事がありがたい。リメイクはこうであれと言うお手本。リメイク作品がみんなこんな感じだと嬉しいのに・・。

当時の仕様だと難しそうで手が出しづらかったから、プレイしてみようという気持ちになれる。レトロゲームに名作が沢山あるという事を、こうやって知られて欲しいしプレイしてみて欲しい。きっと楽しいから。



ありがとうございました。
noteを始めて一ヶ月はゆうに経ったので色々文章の見せ方を考えてみました。これは楽しい。

最後に、私の作ったスタンプをご覧ください。

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