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戦略拡がる面白ジャンルの組み合わせ 救国のスネジンカ
前作「溶鉄のマルフーシャ」で主人公の妹だったスネジンカが今作の主人公に。
スネジンカは姉が徴兵されたまま帰らないことを不審に思い、
どうにかして姉に会う方法はないかと、
自ら戦地へ赴くため、軍へと就職する。
そして姉と同じように任務をこなしていく中で、
彼女も少しずつ、国に対しての不信感を募らせていく。
前作をついこの間クリアしたところで、
続編がすぐに発売されたので、
すぐさま購入。
またもや一気にエンディングまでプレイしました。
基本的な流れは前作と同様なので、
そこに関しては以前「溶鉄のマルフーシャ」の感想内で話しているので割愛。
今回は追加・変更された要素について見ていきます。
一番大きく追加されたこととしては、
やはり武器の種類が膨大になったこと。
前作では武器種に対してA、Bの2タイプがあって、
ハンドガンを含めて14種類だったのが、
今作ではなんとハンドガンも3種に増えて32種類と倍以上に。
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同じ武器種でも3種類に増加し、
バースト武器だったり貫通性能があったりと、
きちんと差別化もされていて、
1プレイでコロコロと武器を変える必要がある本作では、
いろんな武器を楽しめるというメリットもありますが、
逆に使いたい武器を好きに使えない、
選択肢が多すぎるせいでお目当てが回ってこないというデメリットにも。
ここは好みになると思います。
ステータスや動きにも変化が。
ステータスには新たにプッシュバックパワーという能力が追加され、
いわゆるノックバックのような仕組み。
これを上げることで弾を当てると少しだけ敵が後ろに下がるように。
HPの多い敵にはとても有効なステータス。
そして強力な攻撃武器が一度きりではなく、
クールタイムで再使用可能なものに変更。
ステータスにもその要素が追加され、
クールタイムが短くすることが出来るように。
それによってこっちは好きなものを抱え込める。
それ以外にも選べるカードの種類は前作より大幅に増えていて、
前作よりもさらにランダム性が強くなっています。
防壁の回復とか良いアイテム。
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ちなみにプッシュバックパワーはめちゃくちゃ必要な気がします。
操作方法にも変更があり、
前作では集弾はステータスで変わるようになっていましたが、
本作では構えをすることで集弾するように。
いわゆるエイムするか腰撃ちをするか、というような感じで、
適宜撃ち方を変えることが出来ます。
構えている間は移動速度が遅くもなります。
そして更に大きな変更点として、
前作と同じようにいくつか日数が経過すると、
ストーリーの進行につれてロケーションが変わっていきます。
その変化が前作よりもバリエーション豊かになっていて、
前作をプレイした人でも新しい気持ちで臨める。
ネタバレになるので細かい内容は伏せておきますが、
こんな戦闘にもなるんだ!という驚きが楽しいです。
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そんなぁ~とかいやいや~とか似合う顔。
更にそれに伴って、
仲間の会話パターンも増えてます。
この子が仲間の状態でこのイベントに入ると…的な、
そういった楽しみ方も今作では出来るように。
もちろん今作でも登場する女の子はみんな可愛いです。
そして例に漏れず上官も登場。
今作ではなんと、黒板で説明してくれます!!
いつも厳しい口調で優しいご教授。ありがとう。
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そして地味に改善?された点として、
冒頭のチュートリアル的図説が見やすくなっていたり、
拠点での移動速度が上がっていて、
かつ選択肢が少し増えていたり。
細かいところにも調整が。
といったように、
前作のベース部分は残しながら、
ところどころ大きく変更が加えられていて、
詰まるところどっちも楽しめるよ!というのが感想。
前作と変わらない中毒性は健在で、
少し仕様が異なっていて、
また新しい気持ちで楽しむことも出来ました。
ゲーム性の基盤が完成しているから、
上の部分で調整しても面白さは担保されていてる感じ。
ハマる人は夢中になっちゃう。自分もその一人。
ストーリー的にはしっかりと繋がりがあるので、
出来れば前作をプレイしてから本作に行って欲しいかな?
二つ合わせても2000円ぐらいだし、
セットで買っても良いかも。
前作はよくセールもしてる気がする。
新作も変わらず夢中で遊べる内容で、
要素が増えた分少し複雑にはなったものの、
完成されたゲーム性を見せてくれた一作。
『救国のスネジンカ』
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