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初めて彼をテレビで見たとき、 正直「また変なのが出てきた」と思った。 今思えばそこには、多少の軽蔑さえあったかもしれない。 ホストという非現実的な世界の住人。 それだけでも十分なのに、そこに輪をかけた超個性的なキャラクター。 私は、完全に色眼鏡で、彼を見ていた。 でもきっとそれは、私だけではないはずだ。 けれど気が付けば、今、 多くの人が彼の魅力に惹かれている。 そういう私もその1人で、 少しずつ変わっていく彼への感情と 彼の仕事への姿勢、哲学、信念、そういったものを
見ない振りをしてきた情けないことと ほんの少しだけ向き合った。 ちゃんと向き合った自分をほめてあげたいし、 その結果、行き止まりだと思っていた道が 少し拓けたこともちゃんと喜びたい。 とは言え、もちろん 全てが解決したわけじゃないし、 情けなさや不安だって、まだまだ残っている。 けど、これでいいんだと思う。 だって多分、私はずっとそうやって生きてきたから。 思い返せば、たとえどんなに絶好調でも、 私の頭の片隅にはいつも「不安」や「足りないもの」があった。 けどだから
今、私には、はっきりとした目標がない。 「ないものはないのだから」と、思う反面 「本当にこれでいいのだろうか」と、不安に襲われる。 *** 例えば、 こうして毎日noteを書き始めてみたものの 誰に向けて、どんな方向性で書いていきたいのか そういったことが全くはっきりしていない。 それでも、ただとにかく 書きたいことを書き続ければいいと、思う反面 そんなんじゃ読んでくれる人は増えなくて、無意味だとも思ってしまう。 はたまた これから先、 塾講師として、1人の人間と
ドルチェ・ファール・ニエンテ 昨日、たまたまテレビで聞いて印象に残った言葉。 イタリア語で「何もしないことの幸せ」という意味らしい。 昨日は原因不明の頭痛が1日中酷くて、 横になっているしかなくて、何もできなかった。 だから案の定、 なんだか損した気分というか、罪悪感というか、 少しブルーな気分だった。 もちろん、それは番組としてのメインではなくて、 会話の中で、たまたま出てきた言葉。 けれど、妙に心に残った。 そういう言葉に出会う度、なんだか嬉しくなる。 ドラ