今一度、自分の人生のデザインを見つめ直す必要がある

私は昔からルーティーンが苦手で、三日坊主どころか１日で大概が終わってしまう。そんな私が自粛生活になって早３週間、１週目、２週目、３週目と自分のメンタルや行動が変化した事で、急にやる気のスイッチが入り、生活にリズムが出来てきた。

まず、１週目はとにかくコロナのニュースを見過ぎて、メンタルがやられた。

テレビのニュースを鵜呑みにしたくなかったので、なるべく自分で調べたり海外にいる友達などからリアルな情報を得ていたが、武漢の告発動画や悲しいニュースなど見て、心無い行動をしている人に怒りが芽生えたり、今思えばいつもより確実に不安定になっていたと思う。

実際、３月の時点から毎日お腹を下していたのが段々と少なくなり、３週目に入って自分から情報を取ることをスパッと辞めたせいか、ピタッと下痢が止まった。

Twitterでもある方が『ニュースを見ては怒りを感じていたが、見るのを控えたら頭痛がピタッと止んだ。きっと怒りのエネルギーで神経が過敏になってしまったのかもしれない』っとつぶやいていたのを見て、私も下痢が止まりましたっとコメントしてしまった程、その呟きに共感した。

怒りのエネルギーは自分の中に深く入ると、手放し方が分からなくなる。

先にロックダウンが始まっていた外国にいる友人と話すことで、これから起こるであろう日本の状況が俯瞰的に見れたのと、やはり外国人の友人も『ニュースはネガティブな感情に流されるから、見過ぎないでね』っと言われた。きっと私と同じ１週目を越えたであろう先輩たちのおかげで、感情と今実際に起こっている現状を分けて考えることが出来た。

２週目は色んなコンテンツでインプットし過ぎて、悩み出す

自粛生活に慣れはじめた人や、遅れて自粛生活になった方もいて、コロナに関する恐怖と同じくらい、これから経済はどうなるのだろうか、自分の仕事は大丈夫なのだろうかっと不安を持ち始める。ましてや、いつ開けるか分からない休みを上手く使えるほど、私たち日本人は休暇に慣れていないもので、時間があればあれほど考えてしまう。

そんな中、これからの経済がどうなるか、自分の仕事を続けていくにはどうしたらいいかなど、youtubeなどで経営者たちのセミナー的発信も増えてきた。また、今時間があるときにスキルアップしようと語学学習や資格習得の勉強など吸収しよう、行動しようとする人達と、youtubeやNetflixなど動画配信を見過ぎて、もはや見るものがない‥って人もいる。

スマホを見る時間が増え、情報が絶え間なく入ってくる中で、頭の中でこのままで大丈夫なのだろうかっとグルグル自分に問い始めるのだ。

ここら辺から私は、ダイエットと本気で向き合うと決め、エクササイズやストレッチをルーティン化するようになってきた。それでも、毎日ではなく３日に１回とかだったが、いつも外食ばかりだったので料理を丁寧に作るのが１日のメインの楽しみであり、心身共に健康になってきたと思う。

電話で友達と話したりはするけど、外に出るのを控えていたらお酒買いに行くのも面倒になり、気づいたら禁酒２週間。断捨離は自粛前の２月にしたが、きっとしていなかったらこの辺りでしていた気がする。

３週目は自粛生活に慣れてきて新しい行動がルーティン化し、むしろいつもの生活より健康的になり始める

３週目になるとダイエットやSNS、noteなどの発信も急にやる気が出て、新しい行動のリズムが決まってきた。アウトプットを増やす事で、自分の中の頭の整理も出来始めたのだと思う。

また、自分が今までやってきた仕事や日常がコロナが収まった頃も、完全に同じには戻らないっと確信が自分の中に芽生え、今一度自分の人生をデザインし直す必要があると思ったと同時に、今まで無意識に消費してきたコトやモノが必要にならなくなってきた。

佐久間裕美子さんというNYに住んでいて本や記事を書いている方がいるのだが、ついこないだ、ニュージーランドに住む四角大輔さんという方とストリーライブをしているのを聞いて、その時に彼女が放った今一度自分の人生をデザインし直す必要があるというワードが、私にスッっと降りてきて、急に様々な行動がスムーズに起こせるようになったのだ。

多分、それはそのライブでも言ってたが、家にいる事で誘惑や余計なノイズが心身共になくなった事もかなり影響していると思う。佐久間さんがnoteにその時のライブに関連した記事を書いているので、モヤモヤ、グルグルしてる人は是非見て欲しい。

彼女も言っている通り、『Time to reflect」（自分と向き合う時間）が今本当に必要な時なのだと思う。私たちが無意識にしているコトやモノは自分を蝕み、誰かを蝕んでいたかもしれない。

そして、きっと地球も蝕んでいたのだということが浮き彫りになった事は、世界中の人々が今回の出来事で自覚せざるを得ないと思う。

それと同時に、自分の人生は自分でデザインしているのだという自覚が一人一人必要なのかもしれない。