2022年朝日杯FS最終追い切り全頭評価

おはようございます。
今週はもうずっとTHE・冬!といった気温で参ってしまいました。
自分は寒がりではないのですが、冬はなぜか身体のポテンシャルが落ちるんですよね。脚だったり首だったり耳だったり、身体のあちこちに異変が出るのはだいたいこの季節です。
しかも今週はやらなければいけないことが多く、椅子に座りっぱなし。お陰様で追い切りを見るのもこんなに遅くなってしまいました(土曜の夜)。
師匠も走ると書いて師走。自分は誰の師でもないのに、なんでこんなに走らなければならないのでしょうか。あ、座りっぱなしだったんでしたね。走ってないですね。

さて、そんなしみったれた話はいいとして、今週の水曜夜には「ふたご座流星群」が観測されましたね!東の空に降り注ぐ流星、見られた方いますか?キレイでしたか?
私は、東の空に見えるということと時間帯を、職場の後輩に教えてもらい休憩中に見ました。というか、お恥ずかしながらこの流星群の存在も後輩に聞くまでは知りもしませんでした。宇宙に失礼ですよね。スミマセン。
表に出て、タバコを3本ほど吸いながらボケーっと東の空を眺めていたわけですが、残念ながら私は流星を確認できませんでした。今思えば、そもそも流れていない普通の星すら一つも見えていなかったので、眺めていた場所が明るすぎたのだと思います。
でも、タバコを3本吸い切る間、ひたすら「朝日杯があたりますように」と心で念じていたので、その間恐らく流れたであろう流星に誓って、ここは当ててみせます。

いよいよ本題、最終追い切りです。
今回のメンバー内には、オールパルフェ・ドルチェモア・フロムダスクという私が既にお世話になっている馬がいます。少なからず儲けさせてもらった馬たちなので状態が良ければいいんですが。
もちろん追い切りは色眼鏡なしで見ていきますよ。


追い切り評価の基準

S→絶頂期と比べて、さらに上積みがある状態。
A→絶頂期と比べて、遜色ない状態。
B→絶頂期と比べると、少し落ちている状態。
C→調子が落ちている状態。
2歳G1なので上記の評価基準だけでは付けていません。
基本通り、縦の比較で上昇がある馬を重く評価しますが、
その他、馬体や走法の完成度の高さも評価の基準に加えています。

は他の調教映像がないため縦の比較ができていません。
この最終追い切り映像だけの評価になります。

全頭評価

・ウメムスビ・・・C+(※)
比較対象:ー
栗東坂路良。一杯。
トビはそこまで大きくない。まっすぐ走れていて力強さもあるが、騎手がいっぱいに追ってこのタイムはもう一歩かも。

・エンファサイズ・・・B+(※)
比較対象:ー
栗東ウッドチップ良。
前脚の発達が目立つ。一瞬もよそ見をしていないし、状態の良さが伺える。前走新馬戦から中4週で向かってくるが、落ちている印象はまったくない。

・オオバンブルマイ・・・B(※)
比較対象:ー
栗東坂路良。
トビは大きめ。首の位置が高い。よそ見もなく、前進気勢も強い。有力馬なので、前走時と比べたかったが映像がなかった。

・オールパルフェ・・・A
比較対象:2022年デイリー杯2歳S(美浦ウッドチップ良。併せ馬2勝クラスの馬に0.8秒先着。馬体の完成度が違う。ジャックドールの金鯱賞の最終追いと比べられるレベル。直線でも一旦抜かされてからスイッチが入って加速している。非常に意欲的な追い切り。)
美浦ウッドチップ稍重。
前脚の発達具合がとても良い。馬体の完成度はこのメンバー内でも抜きん出ている。よそ見はしている。前走と比べての伸び具合は正直それほど感じられない。単走で良い追い切りはできているが、上積みがあるかといわれると難しい。元の馬体が良いだけに評価がつけづらい。

・キョウエイプリッサ・・・C(※)
比較対象:ー
美浦坂路稍重。
ずっと外を回す併せ馬を気にして走っている。まだ幼い印象。前脚の筋肉はいい具合。

・グラニット・・・C
比較対象:2022年サウジアラビアRC(美浦坂路稍重。3頭併せ。最内の未勝利馬ロゼルと併入しているが、外側の2勝クラスラブパイローには0.2秒先着している。)
美浦坂路稍重。濃霧で見づらい。
2勝クラスの馬と併せ馬して0.1秒先着。直線で一瞬外によそ見をしているが、そこまで集中力に欠けている印象はない。歩幅は小さめ。少しズブい印象がある。エンジンがかかるまで時間がかかるかも。
前走時と比べると、駆け足が小さく、上積みは感じられない。美浦の馬なので輸送を考慮してだとは思うが。

・コーパスクリスティ・・・B(※)
比較対象:ー
栗東ウッドチップ良。
一杯に追われた1勝クラスの馬と併せ馬してアタマ差先着。よそ見はないが、クビの振りが激しい。気性面難しいかも。トビはそこまで大きくない。
前脚の発達具合はなかなか良く、メンバー内でも馬体の出来は上位。

・スズカダブル・・・C+(※)
比較対象:ー
栗東ウッドチップ良。
外側にいるカラスにやや気を取られているが、これは仕方ない。
直線で乗り役が追い出してからは、良い反応を見せている。トビはそこまで大きくない。

・ダノンタッチダウン・・・A
比較対象:2022年デイリー杯2歳S(栗東ウッドチップ良。1勝クラスの馬と併入。前脚の付け根がゴツい。トビも大きめ。)
栗東坂路良。
いきなりクビを降る素振りを見せている。精神的にはまだ幼そう。
馬体の完成度は高く、前脚の発達が著しい。前走時と変わらず力強い。

・ティニア・・・C(※)
比較対象:ー
栗東坂路良。
一杯に追われた2勝クラスの馬に0.2秒先着。
クビの向きもだが、歩様もフラフラと走っていて、完成度が低い。

・ドルチェモア・・・B+
比較対象:2022年サウジアラビアRC(栗東坂路良。一杯に追われた未勝利馬と併入。併せ馬と馬体が重なるシーンがあるが馬は気にも留めていない。狭いところでも大丈夫かも。)
栗東坂路良。
ややフラツイて走っている。やんちゃな印象。
前走時も同じような走り方なので、こういう馬なのかも。遜色ない出来で、調子は良さそう。馬体の出来ではダノンタッチダウンやオールパルフェに軍配が上がる。

・ドンデンガエシ・・・B+(※)
比較対象:ー
美浦坂路稍重。
よそ見もなく集中力のある走り。
乗り役の合図にも反応できているし、走りの完成度は高い。

・ニシノベストワン・・・C(※)
比較対象:ー
栗東坂路良。一杯。
どこにも記述がないが、右に併せ馬らしき馬がいる。併せ馬の乗り役が散々この馬を振り返って確認している。
前脚の出来はいいが、一杯に追われている割にはやや迫力にかける。

・バグラダス・・・A
比較対象:2022年新潟2歳S(美浦ウッドチップ良。強めに追われた未勝利馬と併入。よそ見もなく反応できている。優等生。トビはそこまでだが前脚はなかなか発達している。)
美浦ウッドチップ稍重。濃霧で見づらい。
未勝利馬と併入。まっすぐ伸び伸びと走れている印象。
前走時よりもやや前進気勢が強くなっている感じ。

・フロムダスク・・・A+
比較対象:2022年京王杯2歳S(栗東坂路良。一杯。さすがに力強い走り。よそ見もない。前脚の付け根ではなく前脚自体の筋肉も目立つ。)
栗東坂路良。
一杯に追われた2勝クラスに0.2秒先着。
前走時と比べて前脚はさらに太くなっている。途中までやや外側によそ見しているが、まっすぐ走れている。こちらは馬なりだが、力強さは健在。

・ミシェラドラータ・・・B
比較対象:2022年函館2歳S(函館ウッドチップ重。強め。一杯に追われた2勝クラスの馬に0.1秒先着。よそ見はしていないが馬体がふっくらしている。腰の部分がよく発達している。トビは大きめで、クビも強く前後に動く。前進気勢がある。)
栗東坂路良。
内ラチ沿いを走らせているが、外側によそ見して行きたがる素振りを何度か見せている。単走だと集中できないのかも。クビの動きは悪くない。

・レイベリング・・・B+(※)
比較対象:ー
美浦ウッドチップ稍重。濃霧で見づらい。
2勝クラスに0.1秒先着。
よそ見することなくまっすぐ走れている。馬なりだがピッチは早め。
走り方の完成度は高い。肝心の馬体は霧でいまいち見えない。



最終追い切りベスト5

1位:フロムダスク(A+)
2位:ダノンタッチダウン(A)
3位:バクラダス(A)
4位:オールパルフェ(A)
5位:ドルチェモア(B+)

以上です。

今回も面白かったですね。
これは!という馬はいませんでしたが、フロムダスクには良い印象を感じました。
前走時よりも前脚が太く発達していて、目に分かる成長具合が見られました。その前走京王杯2歳Sではオオバンブルマイに0.2秒差をつけられて2着に負けていますが、追い切りを見比べた感じは逆転もあるかなぁと。
前に行ける馬ですし、武豊騎手が思い切ってハナに立てれば面白いかもしれません。

そういえば、最初に挙げた「お世話になった3頭」が全員ベスト5に入ってますね。ち、誓って贔屓ではないですからね!いやいやそもそも3頭とも前走馬券になっているわけだし力のある馬だから良く見えるのは当たり前…って言い訳するとさらに贔屓っぽくなりますね。
でも、正直状態が良さそうで嬉しかったです。

朝日杯FSの予想動画はいつも通りyoutubeにあげますので、よかったらそちらも見てくださいね。

次回はいよいよ有馬記念の追い切り評価ですね!!
久しぶりに古馬たちの追い切りを見られるので今から楽しみです。
来週もまたやることだらけなので回顧は上がらないと思います。どこかで時間を見つけて書きたいですね。
それでは、またよろしくお願いします。


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