定年近くの築古投資(9)

ご近所さんへの挨拶

物件を購入して、残置物撤去や、リフォームの日程が決まってきたら、領となりなどご近所さんへの挨拶に行きましょう。1,000円くらいのお菓子など手土産をもって、「隣の物件を購入して、これからリフォームなどを行います」などと説明します。築古物件は田舎にある場合が多く、そのような地域では、隣に誰が住むのかというのは非常に重要なこととなります。

たぶん、「どちらから引っ越されるのですか」などと聞いてきますが、素直に「賃貸物件としてリフォームしますので、賃借人の方が決まるのは、リフォーム後になります」などと返事をします。

「ゴミステーション」などというところに、ゴミを出すことになると思いますが、この管理を地区の「自治会」などが行っていると思います。隣の人に自治会長がどこに住んでいるか聞いて、自治会長にも挨拶に行きましょう。ゴミの話とか自治会費の話を聞いてみましょう。

こんなことがありました。隣への挨拶をしないままリフォームをはじめて、隣との間の槇(まき)の木の塀が、葉っぱがぼうぼうだったので、葉っぱをかったら、隣の人が激怒して怒鳴り込んできました。
「先祖代々の槇塀をどうしてくれるんだ!。修復せよ」とのことで、植木屋さんを呼んで、修理する羽目になり、数万円の出費となってしまったのです。
これもあらかじめ、挨拶をして、槇の塀がぼうぼうなので、切ってもよいですか、と確認しておけばこのような問題は発生しなかったという事例です。

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