定年近くの築古投資(11)
物件の物色(2022年2月26日:土)
そろそろ2軒目を物色しようと思い、旭市・銚子市に内見に行きました。
メーリングリストを持っている不動産屋さんがあります。「優良顧客」に公開前の物件を紹介してくれるものです。
2月25日にきたメーリングリストには旭市の2つの築古戸建ての物件があり、「併せて」130万円と書いてありました。google photoにアップされている写真を見る限り、相当古そうでしたが、公開前物件なのでとりあえず見に行くことにしました。
アットホームもチェックして、旭市・銚子市の500万円以下の物件をチェックして、旭市3件、銚子市2件をピックアップして、合計7軒見に行くことにしました。
25日の夕方に不動産屋さんに電話連絡し、26日(土)に内見に行く旨を伝えたところ、鍵が必要な物件、キーボックスに鍵が入っている物件、鍵のない物件があるとのことで、26日朝に不動産屋さんに行って、鍵とキーボックスの番号を教えてもらうことにしました。
26日朝9:30に不動産屋さんに行って、各物件の住所の書かれた資料や鍵をいただき、キーボックスの番号を教えてもらいました。その際に、身分証明書(自動車の免許証)のコピーを渡しています。
内見のためにあらかじめチェックシートを作りました。項目と各項目を5段階評価し、後で比較検討できるようにするためです。
あと、水準器、メジャー、スリッパを持っていきます。
水準器は傾きがないかを確認するため、メジャーは特に駐車場に車が入るかどうかを図るため、スリッパは靴下が汚れないようにといった使い方をしています。
まず、旭市から銚子市に行って2軒の内見を行いました。どちらも躯体はしっかりしており、雨漏りもありません。1軒目は駐車場が大きいのですが、トイレは汲み取り式。2軒目はトイレは浄化槽ですが、駐車場が狭くて、普通車は停められません。価格が高額なので、銚子の賃料を考慮すると、購入は憚られます。
銚子市から旭市まで30分程度です。1軒目を見ようと思ったら、消防車がたくさん来ており、火事があったようで物件のある場所まで道路がシャットアウトされており、1軒目の内見はできませんでした。
メーリングリストに載っていた2軒目3件目ですが、つぶれかけ寸前といった感じ。お店だったらしいのですが、そのままで数年~数十年たっているという風情でした。安いでしたが、手間暇考えると購入対象にはなりません。
旭市の最後の2軒ですが、平屋と2階建てでした。2階建ては、昨年2021年の11月13日に内見に行った物件でした。内見ダブりでした。平屋は駐車場は5台以上、周りの環境よし、浄化槽と非常に良い物件ですが、価格が400万円をこえていたので、その価格では購入は難しいと思いました。
鍵を返しに不動産屋さんに行って、最後の平屋の物件の指値を半額程度で提示しました。
「指値」とは、売買において買主側が指定する値段、つまり希望購入価格のことです。一方、売主側が指定する値段を「出値(だしね)」といいます。
不動産投資においては、売主が出した物件売却価格に対し、買主が「○○円でどうでしょう?」と具体的な希望購入価格を提示し、交渉します。これが指値交渉です。
指値交渉は値下げを希望することが多く「値下げ交渉」とほぼ同じ意味を持つといえるでしょう。
最終的に売主・買主の合意の上で決定した金額が「成約価格」となります。
不動産屋さんの担当者は、「出たばかりの物件ですので、厳しいとは思いますが、売り主さんに聞いてみます」とのことでした。