まりの読書感想文📕「心を変えれば、世界が変わる」鴨頭嘉人

この本に感動できる自分になれてよかった。

感想を一言で言うなら、こんな表現になるでしょうか。


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鴨頭嘉人さんとは、
今やYouTubeのチャンネル登録者数110万人のインフルエンサーであり、
話し方やビジネス等についての講座や
オンラインサロンの運営・書籍出版などで年商10億円の経営者。

最近では、YAKINIKU MAFIA池袋店を開店し、
飲食店経営+日本にチップ文化を広める活動をされている、
「世界を変える男」です。


そんな鴨さんが、この度 新刊を出版しました。
タイトル:心を変えれば、世界が変わる

心を変えれば、世界が変わる表紙

(購入は、ぜひ書店応援の e-hon で!)
著:鴨頭嘉人
出版社:鴨ブックス


私はこの本を、現在受講中の「コミュニケーションの学校」で、
いち早くゲットしてきました。
そしてなんと! 私の名前+♡マーク付きのサイン入り!むふ。

元気の源です。鴨さん、ありがとうございます😊


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鴨さんの本はいつも、どんな人でも気付きを持ち帰れるよう、
シンプルな言葉をチョイスし、行間も広め。
文章的にも見た目的にも、すごく読みやすいです。

文体は、まるで目の前で鴨さんが自分に語り掛けてくれているような
カジュアルさ。大事なところはフォントを強調したり、
イメージしやすい事例やエピソードを適宜交えながら
話を進めてくれます。

本の向こう側の読者を感じながら、誰も置いていかないよう、
優しさをちゃんと体現してくれるところが、
尊敬であり大好きなところです。

今作も、そんな鴨さんの良さが十二分に構成された作品でした。


が、

今回は、一つだけ変わったことがあったのです。


それは、私の「読み方」でした。
全然違いました。


今作は、これまでの鴨さんの作品とは少し違って、
目に見えないことや、概念的な内容が多いです。


なので、文字「だけ」読んでいる人にとっては、
「どこかで聞いたことあるなー」とか、
「言ってることは分かるんだけど」と感じる人もいるかもしれません。


かく言う私にとっても、今作に書いてある内容は全て、
これまでに一度はYouTubeや講座で見聞きしたことのあるものでした。


でも私、この本を読んでる最中、

何度も何度もじーーーんときて、ぽろぽろ泣いたり、

うんうんやっぱりそうだよね、、と大きく頷いたり、

(はっ…!)ということは、、、とインスピレーション湧いたり、

たくさん心が動きながら、読んでいたのです。


振り返ってみると最近の私は、
本を読んで感涙することって、殆どなくて、

最後に泣いたのはフランダースの犬とか、智恵子抄とか、
小説や詩集くらいでした。

だから、こういういわゆる自己啓発本で泣くなんて初めてで、
私にとってはちょっと驚きでもありました。


何が起きていたかというと、

鴨さんのシンプルな文章、広めな行間から、
私の脳内データベースに入っていた鴨さんの講演や、
久しぶりに思い出した知識や個人的エピソードが、
読み進めるうちにどんどんどんどん溢れてきていたんです。

それは映像だったり音声だったり、温度や感情、
スーパーコンピュータの計算のような速度で
ブワーーーっと出てきて

そして、それらの点と点が Connecting Dots して、
共鳴して、感動やインスピレーションになっていたんです。


これは完全に言語化するのが難しいのですが、
一番近い状態を挙げるとすると、小さい頃の絵本を読む時に似ていました。


私は物心つく前、母の趣向もあり
毎夜絵本を読み聞かせてもらっていました。
寝る前に本棚から、今日読んでほしい絵本を持ってきて、
枕元で読んでもらうのです。

絵本とは、絵+文章で構成されています。

読み聞かせでは、母親が書き言葉を音声に変換しますが、
子供はまだまだ知らない単語が多く、知識も経験も少ないので、
絵本の世界観や物語を母の声だけで
物語の内容を理解し共感することは、難しいです。

ただ、そんな絵本を子供が楽しめるのは、
絵 があるからです。

登場人物は、どんな背格好なのか。
その場所は、どんな風景で、どんな物があるのか。
こんな感情の時、人はどんな表情をするのか。

絵本の静止画を見て、
場所や登場人物の性格・ストーリーを想像し、理解するのです。

私は毎夜、物語にどきどきハラハラしたり、
登場人物に感情移入して泣いたり笑ったりしていました。

今回、鴨さんのこの本を読んでいる時間は、
その時と同じ体感でした。

今回の読書は、理解した、というよりも、
体験した、という方が近いかもしれません。



最近の私は、ビジネス書や自己啓発本を読むことが多く、
本を読む目的は主に、「足らない知識を補う」ためでした。

でも、私はきっと、知らず知らずのうちに

「自分はまだまだ未熟、足りていない」

と、自分に✖を打ち込み続けていたんです。
(そんなつもりじゃなかったんだけど、、、潜在意識こわい)


でも、元来の私にとって、読書とは、
新たな世界を見て感じて、楽しむものだったのです。
久しぶりに思い出しました、読書の楽しさを。

ここまで導いてくれたのは、
楽読を始めとしたあらゆる学びのおかげ。
感謝の気持ちでいっぱいです。

これからはもっともっと、
読書を通して、見て感じて、楽しもう!
ワクワク😊


こんな感じで、普段読書している人、いるかな?
皆さんは、どうですか?


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この本に感動できる自分になれてよかった。


鴨さんの新刊、
ぜひ手に取って、今のあなたがどう感じるか、試してみてね。

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