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終戦の日に思うこと🤓

今日は8月15日。いわゆる「終戦記念日」です。

日本人としてこの日は特別な想いがありますが、戦後76年目を迎えて少し思うところをお話します。

私は高校で日本史を教えています。先の大戦や終戦の経緯を毎年生徒に話しているので、8月15日に限らず、思うところは大きいんです。




☆8月15日は、日本人にとってどんな日か。

多くのメディアは、悲惨な映像や映画などを取り上げて、「2度と同じ過ちを繰り返さないように」というメッセージを送ります。

まあ、それももちろんあります🤔

でも、その悲惨な戦争によって最も大きな犠牲を被ったのは日本です

しかも、多くの一般人を含めて、非人道的な方法で殺戮されました。

東京大空襲を始め、日本中の大都市がB29により焼夷弾を投下され焼き尽くされました。沖縄では、アメリカ兵が民間人(女性や子どもなどの非戦闘員)も見境なく殺しました。

そして、広島、長崎への原爆投下。しかも、原爆実験の目的と、ソ連への牽制のためにです。

これだけひどい仕打ちを受け、遂には「日本」という国家まで消滅させられるところまで来ました😔

すなわち、連合軍から突きつけられたポツダム宣言を受諾するという政府判断は、「日本」という国を残せる(天皇=国体を護持できる)かどうかの瀬戸際でのものでした🥺

2000年以上、1つの王朝で続いてきた「日本」という国家🌸それが失われる寸前のところで決断された「終戦」という選択😟

これから連合国軍により、どんな酷い仕打ちを受けるかも知れない。もしかしたら、国民が全滅するまで戦い続けるよりも悲惨な状況になるかもしれない。

それでも、「日本」という国家を残し、子孫にその未来を託す道を、昭和天皇や閣僚たちは選んだのです🥺

「国家」は1つの「家」であり、そこに住む「国民」はみな「家族」である、という「八紘一宇」の精神☺️

それを守るために、国民一人一人を思い、国家の安寧を祈り続ける「天皇」という存在✨

これこそ、2000年守り続けてきた、日本国家の「国体」。それを何よりも大切にしたのです!

「日本」という国家(家)が残っている限り、きっと国民(家族)の幸せももう一度手にできるということですね🥺

☆玉音放送の全文を知って欲しい

"耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、…"

終戦の日によく耳にする、玉音放送のフレーズです。でも、ここしか流されませんよね🤔

これはどうしてでしょう?

答えは簡単!「連合国軍(アメリカ)にとって都合の悪いことが話されているから」です😠

玉音放送の全文の内容には、

戦争に至った理由は東アジアの安定のためであること(建国の精神に則り、断じて他国を侵略目的ではない!)
②戦争が4年にも渡り、軍や一般国民も全力を尽くしたが戦況が好転しないこと
連合国軍が原爆の使用など、非道な殺戮行為を続けていること
④戦死した国民とその遺族のことや、家や仕事を失った国民のことを案じる気持ち
⑤ポツダム宣言受諾を受けて、これから日本国民がどんな苦難に置かれるかもしれないこと
⑥そのような耐え難く忍び難いことにも耐え忍びながら、日本の未来や私たちの子孫のために、新しい道を歩んで欲しい(ここが、あのフレーズの意図)ということ
天皇の心は、国民といつも共にある(建国の精神)ということ
⑧忠実で善良な日本国民の、真実とまごころを信頼しているということ
⑨これから大変なことがあっても、激情のまま事件を起こしたり、仲間同士がもめて排斥し合ったりしないようにせよ
⑩日本の不滅を信じ、道義を重んじて行動することで、良い未来を創っていくこと

どうでしょう?敗戦を宣言する言葉にしては、あまりにも前向きで美しい内容ではないでしょうか?

特に注目は、④以降です👍

「天皇と国民(臣民)」の関係が表れていますよね🥺国民の苦悩に寄り添い、国民の忠誠を労い、その善良さを信頼した上で、国家と子孫の未来のために、前を向いて歩いていこうと。しかも、天皇の心は、いつも国民とともにあるという✨

互いの信頼に満ちた内容ですね!

これだけ甚大な被害の出た戦いの終わりに、君主が「道義を重んじて、軽率な行動を取るな」と国民を戒めるなんて、他の国ではあり得ない!負けてもなお、国民の品位を信頼しているということです👍

しかも、その思いにきちんと国民が応えられるのも日本なんですよね☺️

「苦しい時こそ自らを律し、互いを思いやる」ことが大切という、日本人の中には「武士道」「大和魂」がある😊

終戦を伝える瞬間に、ここまでできる国なんて、日本以外にありますか?

ここまでを知った上で、あの"耐え難きを耐え、忍び難きを忍び…"を聞いてみてください🥺

今の私たちが、こうして幸せに暮らしていることは、私たちの先人たちの想いと苦労の上にあると思えるでしょう✨

あの時、この国を無くさずに守ってくださった方々に、私たちは心から感謝しなくてはいけないと思いますね😔

そんな気持ちで、今日もテレビの前で黙祷を捧げました!



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