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バリカンポン(Balik Kampung)③
1年ぶりの奥さんのカンポン(故郷)への帰省。
ジョホールバルの町からの道路は、この20年の間に相当整備され、高速のような道になりました。
おかげで、運転はますますひどくなり、危ないことこの上ない状態です…
朝ごはん
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いつもは奥さんの実家でご飯をいただきますが、今年は、初めて近くの町で朝ごはんをいただくことに。
朝焼けの黄金時間はやはり美しいですね。
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Kopi(コピ)
どこからか、コピ(マレーシア語でコーヒーのこと)のいい香りが。
あまり有名ではありませんが、マレーシアは、実はコーヒー豆の産地なのです。
マレーシアで生産されているのは「リベリカ種」が主流で、現在、世界での流通量が、コーヒー豆の1%にも満たない種類の豆です。
独特な焙煎方法
コピの焙煎方法は独特です。
マレーシア産のコーヒー豆のほとんどであるリベリカ種は、一般的なアラビカ種と違って風味が少ないため、マレーシアでは、豆を二度焙煎することで、豆が持っている香りを引き立たせています。
1回目の焙煎では、普通にローストし、2回目の焙煎では、コーヒー豆に、なんと!砂糖やバターやマーガリン、あるいはパームオイルを加えて焙煎するのです。これにより、砂糖がカラメル状に変化し、独特の香りが出るのです。
2度焙煎したコピに、マレーシアの方は、たっぷりの砂糖、それにコンデンスミルクやエバミルク(無糖練乳)も加えて!とても甘くして飲みます。
美味しそうな湯気
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朝ごはんと言えば、やはり「肉まん」ですね。
マレーシアの肉まんは、皮が美味しくて、私自身は日本のものよりも好きです。
お店から湯気が出ていると、思わず注文してしまいます!
他に「あんまん」や「チャーシューまん」などもあり、どれを食べても美味しいです。
ワンタン麺
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マレーシアではワンタンメンが人気があり、「ドライ」と「スープ」の2種類があります。
「ドライ」は上の画像のように汁なしで、ワンタンの入ったスープがつきます。
「スープ」の場合には、これらの具材(ソース抜き)が透明なスープに入っています。
奥さんの実家のエリアのワンタンメンは独特で、ソースがケチャップとチリソースを混ぜたものです。これが、少し辛みがあり絶妙においしいのです。
数年ぶりにいただきましたが、飽きの来ない、美味しさでした。
「ロジャック」
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ロジャックは、マレーシアやシンガポールで広く食べられている、伝統的なサラダです。
マレー語で「 Rojak 」は「まぜこぜ」という意味で、使われる材料は民族によって若干違います。
独特なソースの材料は、スウィート・ソイ・ソース ( Sweet Soy Sauce )やサンバルブラチャンと呼ばれるエビ味噌 、独特の酸味のタマリンド、それにたっぷり目の砂糖を混ぜ合わせたものが主流です。