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マレーシアの高級住宅地

昨日はマレーシアもクリスマス休日でした。
そこで、割と近く(と言っても40㎞ほどありますが)に住んでいる、私の奥さんの親戚の家を訪ねました。
常には渋滞で1時間半以上かかるところが、30分ちょっとで着きました。

高級住宅地

クアラルンプールの近郊には、昨日訪れた「Eco Sanctuary」のような新しい高級住宅地が増えています。そして、このような高級住宅地エリアは、現代のマレーシアの豊かさを象徴する風景となっています。
かつては農地や未開発地だった場所が、いまや美しい池や公園、緑に囲まれ、自然と調和したデザインの洗練されたコミュニティへと姿を変えています。
「Eco Sanctuary」のエリアは4つの不動産会社によって開発されていますが、驚くべきことにこれらの高級住宅地の多くはほとんどが入居済みとなっていました。

2ミリオンリンギット!

親戚の家は、6年前に購入した、このエリアでも最高級のところで、現在の市場価格では2ミリオンリンギット、約7,000万円だそうです!

こんな家が600棟ほどあるようです

どうでしょうか?
東京で1億出してもマンションのを買えるかどうかもわからない時代に、マレーシアでは最高級で、セキュリティは万全(よそ者は登録しなければ、エリアにさえも入ることができません)で、きれいに整備された道や歩道、近くには専用の高級マーケット。
うらやましい限りです。

豊かさを体現する住宅地

「毎朝窓を開けるたびに自然の香りを感じる。都会の忙しさを忘れて、自分の時間を取り戻せた。」と親戚も言っていました。今は庭仕事に熱中していて、植木を5つももらってきちゃいました…
彼女は、旦那さんの仕事の関係で上海に10年間住んでいて、すごく疲れたそうですが、家族とともにマレーシアへ戻ってきて、自然の中でのびのびと子育てができ、子どもたちの笑顔に日々癒されていると言ってました。
「Eco Sanctuary」のような住宅地では、家だけでなく、住民同士の交流を育むようなコミュニティが作られていて、広々とした公園や共用スペースではイベントも行われるそうで、家族連れやペットを連れた人々で賑わっていました。

高級住宅地が増加中

こうした高級住宅地が増え続け、ほとんどが入居済みであるという事実は、マレーシアの経済成長を物語っています。
マレーシアの中間層はこの20年間で大幅に増加し、多くの人々が安定した職と収入を得ることで生活の質を向上させています。
特に、クアラルンプール近郊では、テクノロジー分野や金融分野などの成長に支えられ、若い世代を中心に「夢の高級マイホーム」を実現する人が増えています。
高級住宅地が増え、多くの人々が豊かな暮らしを実現している背景には、マレーシア社会全体の変化があります。経済の発展だけでなく、教育の普及や女性の社会進出、そして都市計画の進化が人々の暮らしを支えています。

広がる緑地、澄んだ池、そしてそこに住む人々の笑顔には、マレーシアの未来への希望と自信が溢れて見えます。

「豊かさ」とは何か、マレーシアの豊かさと発展度を再発見した1日でした。


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