日本語講座の第9回目の授業 (「みんなの日本語」第3課 ②) 「○○はどちらですか?」
場所の指示語である「ここ・そこ・あそこ・どこ」の2回目です。
1回目の授業で、場所の指示語の使い方について、できるだけ練習を多くして、しっかりと理解してもらったでしょうか?
興味と自信を持ってもらうと、自主的に練習をする生徒さんも出てきます。
この回では、疑問文の言い方を学習します。
物の所在を訪ねることができるようになると、会話の幅が広がり、実践的な内容を勉強している気持ちが強くなり、日本語の勉強を楽しく感じてもらえるようです。
「どこですか?」
「みんなの日本語」の第2課で学んだ「これは何ですか?」と同様に、日常会話でも、最も使用頻度の高い疑問文ですよね。
スライドでも練習を入れていますが、実際に教室や身近にあるものを活用して、できるだけ練習を多く行うことが肝心ですね。
この課で習うボキャブラリー以外に、いろいろなものの名前を日本語で言えるようになると、子供が言葉を覚えたてのときのように、自主的に試してみたくなりますよね。
できるだけ、楽しく授業を進めていくことが肝心でしょう。
階数の言い方
建物の階数の言い方も重要ですね。
階数の言い方の場合、発音が大切なので、しっかりと教えるのが大切ですね。
また、イギリス英語の方には、日本では「Ground Floor」がなく、1階から始まること伝えましょう。
住まい、出身国・出身地、所属先
「どこですか?」という一般的な質問に加えて、相手の住まいや出身国、所属先を訪ねる言い方を学びます。
これを覚えることで、相手に対して、さらに詳細な質問をできるようになり、会話に広がりが出てきます。
コミュニケーションの幅が広がると、会話が楽しくなり、言葉を覚えることに対する苦痛が減ると思います。
この場面でも、ペアを組んで、楽しく授業を進めることができると効果的ですよね!
生産国や生産メーカー
盛りだくさんの授業ですが、時間があれば、「生産国・生産メーカー」の言い方まで教えられるといいですね。
この「みんなの日本語」第3課の、次の3回目の授業では、いよいよ価格についての言い方を学びます。
ここにできるだけ時間をかけたいので、この授業では「生産国・メーカー」まで行っておきたいです。
ただ、はしょらずに、しっかりと練習時間をとり、宿題なども使って、「○○製(産)の○○」を言えるようにしましょう。
では、スライドをご覧ください!
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