『Cultist Simulator』で君だけの人生を歩め
これは何?
『Cultist Simulator』というゲームについて、自分がプレイして分かったことを元に遊び方と知ってた方がいいことを書いた記事です。
攻略は君の目で確かめてくれ!って感じで。
まだ日本語版が出たばかりで、日本語での情報が全然なかったので少しでも興味を持つ人が出ればという思いで始めました。
最初の語りが長いので内容を早く見たい人は「ゲームの基本ルール」から見てください。
隙を見せた方が悪い。
誰お前?
真楠(まくす)クロマといいます。
最近Vtuberとして生まれました。
ゲームをしてないと生きていけないオタクです。信用してくれ。
あまりにも同好の士が少ないので配信などを通じて増やしていこうと思っています。これもその一環。
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『Cultist Simulator』って何?
Steam/iTunesストア/GooglePlayストアで配信されてるシミュレーションゲームです。
一言で言えば「人生のシミュレーションゲーム」です。
クトゥルフ神話的世界観の中、ある時は事務作業に明け暮れる人に、ある時は怪しげな霊能者に、ある時は司祭として一人の人生を操作します。
そう、クトゥルフ神話的世界です。
ラテン語の本もあれば怪しい儀式もありますし、(まだやったことないですが)クリーチャーの召喚もあるみたいです。
実際にプレイしました
たしと『Cultist Simulator』の出会い
オタクは選択必修で神話を学んでいると思いますが、僕はこの段階で道を間違えてクトゥルフ神話を履修してました。
ラヴクラフト全集を読んでましたし、神話生物の図鑑みたいなものも読んでました。
基本的に新しいゲームの配信にはアンテナを立てていて、クトゥルフ神話のエッセンスが入ったゲームは特にチェックしていました。
とは言えホラーゲームが苦手なので「あー怖いからパス」とか「うーんゲームとして琴線に触れない」とかあってほとんどやったことがありません。
『Cultist Simulator』は発売当初「面白そう!でも日本語なしか...」とプレイは断念し、アップデートを期待して購入だけしていました。
そうして積んでいた『Cultist Simulator』が最近日本語版に完全対応したとのことでプレイしました。
プレイしたはいいものの、ゲームに対する説明が全然ないし説明文を読んでもよく分からない。
Steamのストアページを見るとこんなことが書いてあります。
プレイして学べってことですね!!!!わかりません!!!!!!
ということで、「なるほど」と思った人は以降を読まずに買ってください。
ゲームの基本ルール
ここから話の本筋になります。
『Cultist Simulator』は、「アクション」に対して「カード」をセットすることで様々な行動を表します。
※アクションとかカードとかは勝手に言ってます
大きな四角が「アクション」で長方形のものが「カード」になります。
アクションをクリックすると画像にあるように内容が表示され、カードをセットするスロットが出てきます。
上の画面でいうと、仕事のスロットに体力をセットすると、単純労働を行えます。
「体力を使って仕事をする」ことを解釈した感じですね。
このように、「カードを使ってアクションをこなす」というシステムは「スキルを使ってアクションをこなす」TRPGに近い感じがしますね。
カードをセットするのは1枚だけでなく、複数枚を組み合わせることもできます。
これは〈学習〉アクションに≪遺言≫カードをセットした時の画面ですが、「取り組み方」のスロットには≪情熱≫カードか≪理性≫カードをセットできます。
≪理性≫カードをセットしたのがこの状態ですが、"1つ1つを丁寧に確認していこうと思う。"と説明文に出ました。
クトゥルフ神話TRPGで例えるなら、≪INT≫で確認するか≪CON≫で確認するか、といったところですかね。
アクションは実行完了するまでに時間がかかります。
アクションに使用したカードは返却されることもあれば、そのまま消費されることもあります。
上の画面で言うと≪理性≫は返却されますが、≪遺言≫は消費され、別のカードを追加で獲得しました。
このように、カードを使ってアクションを実行することで様々な行動を表現し、やがてはカルトを立ち上げたり、はたまた平凡な人生を送ったりします。
アクションにセットできるカードは、「スロットをクリック」することで手持ちのカードが光ります。
逆に、「カードをクリックしてドラッグ」することで、セットできるアクションが光ります。
最初はどのカードが使えるのか全く分からないので、これは覚えておいた方がいいです。
気を付けた方がいいこと
プレイして学んだ中で、「これは知っておいた方がいいだろう」ということを書いていきます。
「事前情報なしでやりたいんだ!」って人は以降は読まなくてOKです。
さて、『Cultist Simulator』は「人生のシミュレーションゲーム」と書きましたが、生きるためには様々なものが必要です。
そして全てを解決するものはそう、お金です。
このゲームでは、1分ごとに≪資金≫カードが1枚、自動で消化されます。
ちなみにカードがない時にどうなるかはやったことがないので分かりません。多分貧困にあえいで死ぬと思います。
オレンジ色で砂時計のイラストが描かれたアクションが自動で≪資金≫カードを使っていきます。
磁石のマークがアクションの右下にありますが、これは「自動で特定のカードを使う」ことを表しています。
他にも4つ出ていますね。
左上は〈話す〉アクションですが、これは知人を自分のカルトに勧誘している途中で≪情熱≫カードを自動で使用し、「知人に情熱的に語りかけて勧誘している」ところです。
元々は〈話す〉アクションを通じて勧誘を実行しましたが、途中でアクションが更新されて≪情熱≫を使用するようになりました。
話の内容が進展したって感じですね。
砂時計の左下の足跡マークは〈追跡〉のアクションです。
これは自分が行うのではなく、探偵などのカードが主体となって行います。
自分の持っている≪神秘性≫や≪悪評≫のカードを使用し、怪しい人物でないか捜査してきます。
使用できるカードがなくなると≪仮の証拠≫カードを獲得します。
これを繰り返すと≪確定的な証拠≫みたいなカードになり、ゆくゆくは投獄されてゲームオーバーになります。
その隣の泣いている仮面は〈暗い思考〉のアクションです。
≪恐怖≫を1分に1つ使用し、3つ溜まると次の1分で絶望してゲームオーバーになります。
≪満足感≫があればカウントを1つ打ち消せますが、さて≪満足感≫をどうやって得れば...?
その隣の仮面を縦に半分にしてひっくり返したイラストは〈幻影〉のアクションです。
これは≪魅了≫を1分に1つ使用し、3つ溜まると次の1分で狂ってゲームオーバーになります。
≪儚い記憶≫か≪恐怖≫があればカウントを1つ打ち消せますが、これもやっぱりどうやって得ればいいのか...。
もう既に3回「ゲームオーバー」と書いてますが、結構即死トラップがあります。
突然病気になって≪体力≫のカードがないとそのまま病死したりもしますし、パトロンの約束を果たせなかったから殺されたりもします。
一寸先は闇なのが人生とでも言いたいのか?
その他の補足的な話になります。
カードには属性が設定されています。
カードをクリックすると、右上にそのカードの詳細が表示されます。
詳細の中には、そのカードの持つ属性が表示されます。
この≪体力≫であれば、左から【能力】、【心臓】レベル2、【素材】を持っています。
属性があると何になるかというと、アクションのスロットにセットできる対象が決まります。
〈夢〉のスロットをクリックしたらカードのように詳細が表示されました。
下には☑でセットできる属性が表示されています。
左から、【能力】、≪資金≫カード、【夢の中の帰り道】、【欲望】、【不健康】です。
先ほどの≪体力≫は【能力】属性があるから〈夢〉に使える、って感じですね。
特定のアクションをする時に「一定レベル以上の〇〇属性を持ったカード」を要求されることがあります。
なので一応補足として書いておきました。
総評
『Cultist Simulator』は「人生のシミュレーションゲーム」です。
カードを使ってアクションを実行し、それが人生として反映されるというシステムはとても面白いものです。
ただ、やらなきゃ分からない点、説明が一切ない点は初心者バイバイなのでここを乗り越えられないと楽しみに気づけないのはどうなんだってところも感じます。
メタスコアは71点ですし、「好きな人は好きだけど、ハマらないと...」って感じのゲームですね。
DLCも出ていてまだまだやりこめそうだし、「自分でプレイして新しいことを知る」という体験がたくさんできるのでこの先も楽しみです。
クリーチャーを召喚したり、世界を終わらせたりしてみたいなぁ
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