副業の収入が増えた時、落とし穴があることを学んだ話。
今日のいつものようにVoicyにも同じ内容を掲載しております。毎日投稿をしていくと少しずつフォロワーの方もコメントも増えており嬉しい限りです。段々盛り上がってきていて、やる気がでてきております。皆さんありがとうございます!
緊張すると判断が悪くなる
さて、ゆるく話せるテーマとして「しくじり話」ということでちょっと考えてみたいと思います。
私は失敗談って本当に多いんですよ。これって私のHSP(繊細さん)気質によるところが大きくて、緊張するとダメなんですよね。とにかくとっさの判断が大体ダメな方に向かうんです。まず、状況が見えていなくて、追い詰められているから大して整理できていないのに感覚で判断しちゃう。
せめて追い詰められていても、状況が理解できていないなら理解するまで少し時間をもらったりとか、分かっている状況の中で言えることを言えばいいのにそれが出来ないんです。だから、車の運転の適性検査させると本当に六角形が小さいんですよ。明らかに車の運転が私は向いていないってことのようで。
瞬時の判断が苦手なのに真正面から向き合って失敗していた
だから、出来るだけとっさに判断しなくてもいいように準備をしたり、可能な限りそういう状況を避けたり、という感じでこの歳になったからこその対策が出来るようにはなってきているんです。
考えてみると若い頃って瞬時の判断が苦手なくせに自分が判断が必要なアルバイトを選んだりとか、積極的に苦手なところに首を突っ込んで、それで皆さんに迷惑を掛けたりとか。
多分それって当時の自分が苦手なことを真正面から出来るようにということで努力した結果だと思うんですけど、まともに向き合ってもダメなものはダメなんですよ。だから、苦手を時には避け、得意なフィールドに持ち込めるように準備をすることが大事だと思うんですよね。
苦手の対応方法が分かったから、瞬時の判断でミスをしなくなった
だから、最近では自分の得意なことと苦手なことっていうのはある程度棚卸が出来ているのでそんなに大きなミスをすることは無いんです。だから、若いころと比べると本当に楽をさせてもらえていると思うんです。
自分の傾向を踏まえたうえで向き合うか、それとも避けるか、という判断ができるようになったっていうのは自分の成長なんですよ。避けるっていうのは苦手から逃げていると思う人も居るし、それを指摘されるから意地になってやるけど、でも苦手だからどうにもできない。
なので、最近どんなしくじりをしたかな?って考えたら、瞬時の判断を誤ったということではなくて、そもそもの勘違いっていうことだったんですよ。
最初の頃はライターとしての収入は小遣い程度
私はライターをしていますが、「ライターやります!」っていうことで定期的に仕事をするっていうスタンスではなく、元々が依頼を受けて、記事を書いたり取材を受けたり、インタビューをするっていう形で仕事していたんです。
だから、副業という体裁ではあるんですけど、仕事が来たら不定期で収入がある、そんな程度のバランスに過ぎなかったんですね。
2015年からそんな感じでゆるりを仕事をしておりまして、年間数本、一本の記事が20000円とか30000円くらいのものをやっていた感じだったんですよ。5分のラジオのインタビューとかだと4000円とか、本当に小遣いくらいのものですよね。
ライターとしての仕事が嬉しいことに増えてきた
で。
この程度だと臨時収入が入って嬉しいっていう程度で、本当に趣味の延長線上にあるくらいのものだったんです。無料ブログで書きながら、たまに仕事として書いて収入が出来ればいいじゃない。そんな風に楽に考えていまして。
ただ、数年前からその額が少し大きくなりまして。
ビジネス紙とかスポーツ紙の繋がりが深くなって、月一くらいのペースで書くような感じになっていったんですよ。確か、稀勢の里引退くらいのタイミングで、ちょうど相撲関係の話題が結構多くなった時期と私の仕事が増えた時期が重なったんですね。
これがただの小遣い程度っていう枠を少しずつ超えていく実感は嬉しかったんですけど、そこに落とし穴がありまして。
副業の規模が大きくなってきたらしなくてはならないこと
副業の収入が増えていく中で、私が危うく見落としそうになったこと。
皆さん、それは何かお分かりですか?
これ、ひょっとしたら副業の規模が大きくなった人あるあるなのかもしれないですけど、正解は、確定申告が必要になった、ということなんですよ。
まだ世の中的に副業OKっていうことが今ほど話題になっていた時期ではなかったので私も完全に盲点だったんです。たまたま仕事としてフリーで記事を書くようになったということもあって、規模が大きくなってから確定申告をしなくちゃいけないなんてことは誰も教えてくれないですからね。
今なら当時よりは一般常識の範囲の話として副業の収入が一定ラインを超えたら確定申告が必要っていうことは広まっていますけど、私も何かの偶然でそのことを知ったので本当に幸運でした。
それほど収入が無ければ確定申告しなくても大丈夫という人も居るけれど
これ危なかったなぁと思ったのが、確定申告が必要とされる副業の収入をちょうどその年に上回る程度だったんですよ。私の場合は。
ある人に言わせると別に確定申告がギリギリ必要くらいの人ってそんなに目を付けられることは無い、むしろ派手に収入があっていかにも確定申告していなさそうな転売ヤーとかパパ活をあからさまにしているような人が危ないっていう意見もありますけどね。
でも、やっぱり世間的に名前を出して記事を書いている立場として、そういうところでツッコミを受けるようなことをしてはいけないと思うし、ケチが付いたら仕事をお願いされにくいじゃないですか。だからするべきことはしていたいとは思うんですよね。
最初は大変だけど、確定申告は独学でも出来る
で。
私は誰にも教わることなく、完全に独学で確定申告を毎年するようになりました。
最初は何をどうすればいいかはよく分からないんですけど、でもやってみると案外できるものですね。そして今の時代はネットで何でも調べられますから、見よう見まねで、あとやればやるほど手間をかけずに申請ができるようになる。
そして、控除額が大きいことなどを考慮して最近では青色申告をするようになりました。それに必要な各種申請を出したりとか、会計ソフトを導入したり、あとは青色申告によって様々なものが経費として計上できるようになったりとか、面倒ではあるんですけど、でも覚えていくと確実に自分に役立つものなんですよね。これって。
まとめ:しくじり話
さて、今日のまとめです。
私のしくじりの多くって大体切羽詰まった時に瞬時の判断が問われる時なんですけど、最近はそういうシチュエーションを避けられるようにもなりましたし、出来るだけ準備をするようにしているのでしくじりそのものが少なくなりました。
ただ、最近かなり危なかったのが無知ゆえのもので、副業の規模が大きくなるにつれて本来必要だった確定申告をし忘れそうになったということがありました。一定額を超えてしまうと確定申告が必要になるので皆さんはとにかくお気を付けください。
そして、確定申告っていうのは独学でも出来るようになるものです。額が増えると青色申告の方が良かったりして、そうなると更に覚えることも増えていきますが、自分の身を助けることにも繋がりますので、副業を始めた方は出来るだけ早く確定申告を覚えていただければと思います。